東京大学

有機化学・薬学

新型コロナウイルスおよびアルファ変異株を不活化する~新規抗ウイルス性ナノ光触媒を共同開発~

新型コロナウイルス感染症の感染リスクを低減する抗ウイルス性ナノ光触媒を新たに開発した。
医療・健康

妊婦の不安 長期化するコロナ禍で変化~気分障害、周囲からのサポートに関する支援が必要~

新型コロナウイルス感染症のパンデミック下のインターネット上の投稿の内容を分析し、日本の妊婦の不安の内容とその変化を初めて明らかにした。妊婦は流行初期には感染についての不安を抱えていた一方、自粛期間が長期化するにつれて気分障害、周囲からのサポートについての不安が増えていった。
細胞遺伝子工学

Dicer-2タンパク質は長い二本鎖RNAを連続的に切断する

1分子イメージング技術を用いて、昆虫において二本鎖RNAを切断するDicer-2がはたらく様子を直接観察することに世界で初めて成功した。
ad
有機化学・薬学

細胞染色画像からたんぱく質の共変動ネットワークを構築

単一細胞内のたんぱく質の質的・時空間的(局在)変化に基づく新たな「PLOM-CON解析法」を開発、PLOM-CON解析法を用いて、インスリン刺激された肝細胞内に一過性に生じるアクチンドメインの新機能を予測・解明する共変動ネットワークを構築。
生物工学一般

3タイプの性別を藻類・菌類の同一種内で初めて発見: 相模川水系のボルボックス類に潜む両性型3番目の性(sex)

長期間にわたる相模川水系の湖沼のフィールド調査と培養・交配実験から緑藻プレオドリナの同一種がメスとオスに加えて両性型の3番目の性表現型を持つことを明らかにした。
生物化学工学

組織透明化手法と細胞周期観察蛍光プローブ Fucci を組み合わせ、がん転移並びに抗がん剤耐性メカニズムの解明に有用なイメージング手法を確立

組織透明化手法と細胞周期を観察することができる蛍光プローブ Fucci(フーチ)を組み合わせ、マウス臓器内のがん転移の細胞周期を観察した。転移先臓器の違いによりがん転移の形や大きさ、細胞周期パターンに違いがあるだけでなく、同一臓器内のがん転移巣の間でも腫瘍の細胞周期パターンに違いがあることが示唆された。
医療・健康

クローン性造血の臨床予後への影響を解明~遺伝子変異とコピー数異常の統合的な知見~

バイオバンク・ジャパン登録被験者のクローン性造血の遺伝子変異とコピー数異常の統合解析を実施し、(1)クローン性造血では遺伝子変異とCNAが高頻度に共存すること、(2)両者が共存すると血液腫瘍・心血管疾患のリスクが有意に上昇すること、などを解明した。
医療・健康

ダメージを受けたがん細胞由来分子が免疫応答の抑制によりがんの増殖に寄与していることを発見

がん細胞が死ぬ際に放出する分子が、ある免疫抑制細胞をがん組織に動員し、免疫応答を抑制する環境を形成しやすくすることで腫瘍の増殖を促進していることが分かった。
生物環境工学

世界各地の透明な湖で糸状藻類が異常繁茂-原因の仮説を提案

透明度が高い湖の底が、緑色の糸状藻類に覆われる現象が世界中で広がっている。湖沼で生じている糸状藻類異常繁茂の原因について議論し、世界で初めて3つの仮説を提案した。
医療・健康

数理モデルによる臨床試験シミュレーターを開発 ~感染症に対する標準治療法の早期確立に貢献~

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の“臨床試験シミュレーター”を新たに開発した。
医療・健康

紫外線照射による新型コロナウイルス不活化のメカニズム~ウイルスRNAの損傷が原因だった~

紫外線照射による新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化はウイルスRNAの損傷が原因であることを初めて明らかにした。
有機化学・薬学

ユーグレナおよびその成分であるパラミロンの胃がんモデルマウスの初期病変に対する効果

微細藻類であるユーグレナの乾燥粉末を、胃がんを自然発症する遺伝子改変モデルマウスに投与し、その効果を検討した。
ad
タイトルとURLをコピーしました