医療・健康 子どもの8人に1人が医療サービスを必要とし、親もストレスを抱えやすい 約4,000名の10歳児とその親を対象としたコホート調査から、一般的な子どもが必要とする水準以上の保健・医療サービスを必要とする子ども(Children with special health care needs (CSHCN))が日本において約12.5%存在し、そうした子どもをもつ親は不安・抑うつを抱えやすく、ソーシャルサポートによって軽減される可能性を示唆した。 2021-10-13 医療・健康
有機化学・薬学 C型肝炎ウイルスを抑制する新たな脂質代謝の仕組みを発見 肝細胞の脂質代謝プロファイルを詳細に解析し、フェロト―シスと呼ばれる、鉄依存的な脂質過酸化を促進することで細胞死を誘導する経路を介して、脂肪酸代謝がC型肝炎ウイルス複製を抑制するという新たな仕組みを明らかにした。 2021-09-14 有機化学・薬学
医療・健康 ビタミンB6欠乏はノルアドレナリン神経系の機能亢進を生じ、統合失調症様行動異常を惹起する 一部の統合失調症患者で認められるビタミンB6の欠乏は、脳内ノルアドレナリン神経系の機能亢進を引き起こし、統合失調症様行動障害を惹起することを明らかにした。 2021-08-31 医療・健康
医療・健康 終末糖化産物は統合失調症における認知機能障害のうち処理速度の低下と関連する 統合失調症における認知機能障害のうち処理速度の低下と終末糖化産物(AGEs)が関連することを明らかにした。 2021-08-31 医療・健康
医療・健康 メチルグリオキサール除去機構の障害が統合失調症様行動障害を生じるメカニズムを解明 一部の統合失調症患者で認められる「メチルグリオキサール除去機構の障害(グリオキサラーゼ1機能欠損とビタミンB6の欠乏の組み合わせ)」を再現したモデルマウスでは、前頭前皮質におけるミトコンドリア機能障害を引き起こし、酸化ストレス1)を亢進させ、統合失調症様行動障害を惹起することを明らかにした。 2021-08-16 医療・健康
有機化学・薬学 カニクイザルとコモンマーモセットの全ゲノム配列解読に成功~霊長類による医薬品開発を加速~ 創薬研究において利用される非ヒト霊長類モデル動物であるカニクイザルとコモンマーモセットの全ゲノム配列を染色体レベルまで、ほぼ完全に解読することに成功した。 2021-06-30 有機化学・薬学
医療・健康 「脳内炎症」を引き起こす新たなタンパク質を発見~脳梗塞への治療応用につながることが期待~ 脳梗塞モデルマウスを用いた実験により、脳梗塞をさらに悪化させる「脳内炎症」の新たなメカニズムを解明した 2021-05-21 医療・健康
医療・健康 感染防御に寄与する酵素の制御機構を解明~感染症や免疫不全の新規治療ターゲットへ~ 2020-05-15 京都大学伏屋康寛 医学研究科特定助教、岩井一宏 同教授、髙橋良輔 同教授、キム ミンス 同特定准教授らの研究グループは、大竹史明 星薬科大学特任准教授、佐伯泰 東京都医学総合研究所副参事研究員らと共同で、免疫応答や細胞... 2020-05-16 医療・健康有機化学・薬学生物化学工学
医療・健康 創薬に資する霊長類のオミックスデータベースD3Gの公開 ヒト・非ヒト霊長類のゲノムなどの高品質データを提供2020-03-25 理化学研究所,東京都医学総合研究所,滋賀医科大学,実験動物中央研究所,慶應義塾大学,医薬基盤・健康・栄養研究所,日本医療研究開発機構理化学研究所(理研)予防医療・診断技... 2020-03-25 医療・健康有機化学・薬学細胞遺伝子工学
医療・健康 皮膚バリアの形成に必須なセラミドの結合メカニズムを解明~先天性魚鱗癬の治療薬の新規開発に期待~ 2020-01-22 名古屋大学,日本医療研究開発機構名古屋大学大学院医学系研究科皮膚科学の武市拓也講師、秋山真志教授、Department of Pharmacology and the Vanderbilt Institute of... 2020-01-22 医療・健康細胞遺伝子工学生物化学工学
医療・健康 手の運動機能を持たない脳領域に人工神経接続システムを使って、新たに運動機能を付与することに成功 2019-10-16 自然科学研究機構 生理学研究所概要 公益財団法人 東京都医学総合研究所(東京都世田谷区、理事長:田中啓二)脳機能再建プロジェクトの西村幸男 プロジェクトリーダー(元生理学研究所、元京都大学)と加藤健治(元生理学研究所、... 2019-10-24 医療・健康