東京都医学総合研究所

医療・健康

「意欲」を「運動する力」に繋げている中脳皮質経路

2023-11-03 東京都医学総合研究所 脳機能再建プロジェクトの菅原 翔 主席研究員らは、自然科学研究機構生理学研究所 心理生理学研究部門の定藤 規弘 教授(兼任)らと共同で、「中脳皮質系の準備活動は意欲が高まった状況での反応開始ではな...
医療・健康

肝臓の細胞膜から重要な栄養素コリンを取り出す仕組みを発見

2023-02-02 東京大学,東京都医学総合研究所,日本医療研究開発機構 1.発表者: 村上 誠(東京大学大学院医学系研究科 附属疾患生命工学センター 健康環境医工学部門教授) 平林 哲也(東京都医学総合研究所 細胞膜研究室 主席研究員)...
医療・健康

RP58/ZBTB18ハプロ不全の原因として興奮性シナプス障害を発見

2023-02-01 東京都医学総合研究所,国立精神・神経医療研究センター,福祉保健局 公益財団法人東京都医学総合研究所 旧神経細胞分化プロジェクト平井清華外部研究員、睡眠プロジェクト三輪秀樹協力研究員(国立精神・神経医療研究センター精神保...
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医療・健康

運動指令信号と感覚信号が統合されて運動が作り出される過程を発見~中枢神経系と末梢神経系の大規模神経活動記録から明らかに~

2022-11-24 京都大学 梅田達也 医学研究科准教授と伊佐正 同教授、西村幸男 東京都医学総合研究所プロジェクトリーダーの研究グループは、モノをつかもうと手を動かしているときに、大脳皮質からの運動指令信号と周囲の環境から受ける感覚信号...
医療・健康

運動指令信号と感覚信号が統合されて運動が作り出される過程を発見~中枢神経系と末梢神経系の大規模神経活動記録から明らかに~

2022-11-22 生理学研究所 京都大学大学院医学研究科脳統合イメージング分野の梅田達也 准教授(元生理学研究所)と神経生物学分野の伊佐正 教授(元生理学研究所)、東京都医学総合研究所脳機能再建プロジェクトの西村幸男 プロジェクトリーダ...
医療・健康

自殺者では非自殺死亡者よりリチウム濃度が低い

2022-11-11 東京大学医学部附属病院 眼房水解析 東京大学大学院医学系研究科の安藤俊太郎准教授、東京都監察医務院の鈴木秀人前院長、村松尚範医長、順天堂大学医学部の松川岳久准教授、東京都医学総合研究所 社会健康医学研究センターの西田淳...
細胞遺伝子工学

患者由来iPS細胞の肝臓難病モデル~ウィルソン病の治療薬候補を探索~

2022-09-21 理化学研究所,東京都医学総合研究所,筑波大学 理化学研究所(理研)バイオリソース研究センターiPS細胞高次特性解析開発チームの林洋平チームリーダー(筑波大学医学医療系教授(連携大学院))、宋丹研修生(筑波大学大学院人間...
医療・健康

ヒトの前頭葉「運動前野」は複数の領域が役割分担することで目的達成のための行動を実現させている

2022-04-27 生理学研究所 公益財団法人東京都医学総合研究所 脳機能再建プロジェクトの中山 義久 主席研究員らは、自然科学研究機構生理学研究所 心理生理学研究部門の定藤 規弘 教授らと共同で、「ヒトの背側運動前野は目的志向的行動の段...
有機化学・薬学

世界標準のカニクイザルゲノム配列~創薬に資するゲノミクスデータベースD3Gの更新~

2022-03-31 理化学研究所,東京都医学総合研究所,京都大学,国立医薬品食品衛生研究所,滋賀医科大学,実験動物中央研究所,日本医療研究開発機構 理化学研究所(理研)科技ハブ産連本部予防医療・診断技術開発プログラムの河合純副プログラムデ...
医療・健康

精神疾患の新たなリスク要因(砂糖の過剰摂取)と表現型(脳毛細血管障害)を発見

思春期における砂糖の過剰摂取が精神疾患(統合失調症と双極性障害を指す)発症の新たな環境リスク要因となりうることを、新たなモデルマウスを作製することで実証しました。作製したモデルマウスを用いた詳細な検証により、精神疾患には脳の毛細血管障害及び、血中から脳内へのグルコースの取り込み障害が生じている可能性を見出し、前者に関しては実際の患者さんの死後脳においてもその存在の確認に成功しました。
医療・健康

生まれ順が遅い子どもが他者を助けやすい脳神経メカニズムを解明

約3,000名の10歳児を対象とした東京ティーンコホート調査から、生まれ順が遅い思春期児は他者を助ける傾向が高いことを明らかにし、扁桃体の体積や機能的ネットワークが関連していることを明らかにしました。
医療・健康

子どもの8人に1人が医療サービスを必要とし、親もストレスを抱えやすい

約4,000名の10歳児とその親を対象としたコホート調査から、一般的な子どもが必要とする水準以上の保健・医療サービスを必要とする子ども(Children with special health care needs (CSHCN))が日本において約12.5%存在し、そうした子どもをもつ親は不安・抑うつを抱えやすく、ソーシャルサポートによって軽減される可能性を示唆した。
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