東北大学

生体チオール検出ツールの最小化に成功~生命活動に必須な分子の新しい検出手法を提供~ 有機化学・薬学

生体チオール検出ツールの最小化に成功~生命活動に必須な分子の新しい検出手法を提供~

2023-12-14 東北大学 大学院薬学研究科 合成制御化学分野 助教 山越博幸 【発表のポイント】 分子量の大きい蛍光色素に替わり分子量の小さなニトリル(注1)を目印として用いることで、生体恒常性に重要なシステインなどの生体チオール(注...
光回復酵素による損傷DNA修復反応を原子レベルで解明~反応中間体立体構造の時系列観察で新たな酵素学の扉を開く~ 細胞遺伝子工学

光回復酵素による損傷DNA修復反応を原子レベルで解明~反応中間体立体構造の時系列観察で新たな酵素学の扉を開く~

2023-12-01 理化学研究所,台湾中央研究院,台湾大学,フィリップ大学マールブルク,大阪大学,東北大学,京都大学 理化学研究所(理研) 放射光科学研究センター 生命系放射光利用システム開発チームの別所 義隆 客員研究員(台湾中央研究院...
神経の活性化によりインスリン産生細胞を再生 ~マウス糖尿病の治療に成功~ 医療・健康

神経の活性化によりインスリン産生細胞を再生 ~マウス糖尿病の治療に成功~

2023-11-10 東北大学 大学院医学系研究科糖尿病代謝内科学分野 准教授 今井淳太 【発表のポイント】 脳と膵臓(すいぞう)をつなぐ自律神経を個別に刺激する方法を独自に開発し、これにより、マウスにおいてインスリンを作る細胞を増やせるこ...
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非喫煙者に多いEGFR変異肺腺がんへのかかりやすさを解明~肺腺がんの予防・早期発見にむけた手がかりとして期待~ 医療・健康

非喫煙者に多いEGFR変異肺腺がんへのかかりやすさを解明~肺腺がんの予防・早期発見にむけた手がかりとして期待~

2023-11-08 国立がん研究センター,愛知県がんセンター,理化学研究所,東京大学医科学研究所,滋賀医科大学,東京医科歯科大学,日本赤十字社医療センター,神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター,秋田大学,佐賀大学,東海国立大学機構名古...
ナノプラスチックの生体影響を調べるためのモデル試料を作製 ~ポリプロピレンの高温・高圧分解により実現~ 医療・健康

ナノプラスチックの生体影響を調べるためのモデル試料を作製 ~ポリプロピレンの高温・高圧分解により実現~

2023-10-27 東北大学,東京医科歯科大学,芝浦工業大学,科学技術振興機構 発表のポイント 汎用プラスチックのひとつであるポリプロピレンをナノメートルサイズまで微細化したナノプラスチック(注1)のモデル試料を作製する方法を開発しました...
大きくなったがんを消失させる抗体ミメティクスの制癌剤結合薬の製造方法を開発 ~マウス実験で乳がんの消失に成功~ 有機化学・薬学

大きくなったがんを消失させる抗体ミメティクスの制癌剤結合薬の製造方法を開発 ~マウス実験で乳がんの消失に成功~

2023-10-13 東京大学,東北大学,サヴィッド・セラピューティックス株式会社 発表のポイント がんの薬剤耐性細胞に対してよく効くデュオカルマイシンを使用したAMDC新規薬物送達システムの製造手法を開発しました。 このAMDCは細胞内へ...
世界初、高粘性糸状菌培養に対応したハイブリッド型高効率シングルユースバイオリアクターを開発 生物工学一般

世界初、高粘性糸状菌培養に対応したハイブリッド型高効率シングルユースバイオリアクターを開発

従来製品に比べ導入コスト約40%減、ランニングコスト3分の1以下に抑制 2023-10-02 新エネルギー・産業技術総合開発機構,佐竹マルチミクス株式会社,東北大学,合同酒精株式会社 NEDOの「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製...
キラーT細胞を活性化するRNAワクチンを創出 ~創薬実現に向けた技術開発、安全性向上に期待~ 有機化学・薬学

キラーT細胞を活性化するRNAワクチンを創出 ~創薬実現に向けた技術開発、安全性向上に期待~

2023-09-27 東北大学 大学院薬学研究科 薬物送達学分野 教授 秋田英万 【発表のポイント】 ビタミンE構造を含む人工脂質を用いて作られた脂質ナノ粒子が、がん免疫や感染免疫を促進する性質を持つことを見出しました。 この脂質ナノ粒子に...
温度による酵素の構造変化を分子動画撮影~様々な生体高分子のダイナミクスを決定する新たな方法論~ 生物工学一般

温度による酵素の構造変化を分子動画撮影~様々な生体高分子のダイナミクスを決定する新たな方法論~

2023-09-19 東北大学 多元物質科学研究所 教授 南後恵理子 【発表のポイント】 タンパク質分子の動きを可視化する新たな方法を開発しました。 熱を引き金としたタンパク質分子の構造変化を原子レベルで観察した世界初の報告です。 様々なタ...
インスリン細胞の数を調節する新たな仕組みを解明 ~増えた細胞が食べられて減ることで出産後の血糖値を正常に保つ~ 医療・健康

インスリン細胞の数を調節する新たな仕組みを解明 ~増えた細胞が食べられて減ることで出産後の血糖値を正常に保つ~

2023-09-19 東北大学 大学院医学系研究科糖尿病代謝内科学分野 准教授 今井淳太 【発表のポイント】 妊娠中のマウスで増えたインスリン細胞が、産後にマクロファージ注1によって食べられることで元の数に戻ることを発見しました。 その際、...
栄養環境に応答した脱分化現象の同定絶食後の再摂食は腸管内分泌細胞を幹細胞へとリプログラミングする 生物化学工学

栄養環境に応答した脱分化現象の同定絶食後の再摂食は腸管内分泌細胞を幹細胞へとリプログラミングする

2023-09-09 東京大学 東京大学大学院薬学系研究科の長井広樹博士研究員、三浦正幸教授、中嶋悠一朗講師らによる研究グループは、同大学定量生命科学研究所、北海道大学、東北大学、大阪大学と共同で、栄養環境に応じた腸管サイズ増大において、分...
酸素欠乏にさらされた赤血球は心筋梗塞を予防する(Red blood cells exposed to oxygen deficiency protect against myocardial infarction) 医療・健康

酸素欠乏にさらされた赤血球は心筋梗塞を予防する(Red blood cells exposed to oxygen deficiency protect against myocardial infarction)

2023-09-01 カロリンスカ研究所(KI) ◆新しい研究によれば、酸素不足にさらされた赤血球は心筋梗塞を防ぐ役割を果たし、この保護効果は硝酸塩が豊富な野菜を摂取することで増強されることが示されました。赤血球が低酸素状態で心臓の損傷を防...
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