産業技術総合研究所

がん抑制タンパク質p53の天然変性領域を標的としたペプチドの人工設計 医療・健康

がん抑制タンパク質p53の天然変性領域を標的としたペプチドの人工設計

2019/06/28 天然変性タンパク質の創薬に期待 発表のポイント 計算機科学により、膨大な数のペプチド注1群から標的タンパク質の天然変性領域に結合する医薬品候補ペプチドを推定し、合理的で迅速な創薬研究を可能に 本手法を用い、8×10の1...
兵隊アブラムシが放出する体液で巣を修復する仕組みを解明 細胞遺伝子工学

兵隊アブラムシが放出する体液で巣を修復する仕組みを解明

傷修復の分子機構を増強した「スーパー凝固体液」で壊れた巣を修復 2019-04-16  産業技術総合研究所 ポイント 虫こぶ(巣)に開けられた穴をアブラムシの兵隊幼虫が分泌体液で固めて塞ぐ分子機構を解明 自身の傷修復機構を増強し、高い凝固活...
液中のナノメートルサイズの抗体凝集体を観察~抗体医薬品の凝集化メカニズムの解明が前進~ 有機化学・薬学

液中のナノメートルサイズの抗体凝集体を観察~抗体医薬品の凝集化メカニズムの解明が前進~

2019-03-28 産業技術総合研究所 ポイント 水溶液中の抗体の凝集体をありのままの状態で観察 抗体の凝集体の形状がフラクタルであることを証明 1 μm以下の凝集体のサイズと形態を計測でき、大学や医薬品メーカーでの利用が期待 概要 国立...
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手を加えずにバイオ医薬を評価できるNMR測定法を開発 有機化学・薬学

手を加えずにバイオ医薬を評価できるNMR測定法を開発

高次構造に基づくバイオ医薬の品質評価への応用に期待 2019-03-12  産業技術総合研究所 ポイント 従来とは異なる組み合わせの原子核間の相互作用を利用してNMRの観測感度を向上 従来法に比べて一桁大きい分子量のタンパク質を構成する芳香...
視覚と聴覚で異なる時間判断の仕組みの一端を解明 医療・健康

視覚と聴覚で異なる時間判断の仕組みの一端を解明

時間の錯覚:時間を誤って判断してしまう仕組み 2019-03-07  産業技術総合研究所 ポイント ある出来事と同時に見えたと思った映像が、実際にはいつ出現していたのか計測 同時に見えたと感じる時刻は、その出来事が光か音かによって異なること...
アリの神経ペプチドを介した乾燥環境耐性の仕組みを解明 細胞遺伝子工学

アリの神経ペプチドを介した乾燥環境耐性の仕組みを解明

神経ペプチドが体表面の炭化水素の合成を制御 2019-03-06 産業技術総合研究所 ポイント 神経ペプチドのイノトシンの発現量がアリ社会の労働分業と関連して変動することを発見 化合物ライブラリーを用いた網羅的スクリーニングでイノトシン受容...
和歌山以南の温帯域が準絶滅危惧種のサンゴの避難場所として機能 生物環境工学

和歌山以南の温帯域が準絶滅危惧種のサンゴの避難場所として機能

サンゴの遺伝子解析による生物集団の安定性の評価 2019-02-19  産業技術総合研究所 発表のポイント 亜熱帯域から温帯域にかけて広域に生息するクシハダミドリイシの遺伝子解析を行い、サンゴの地域絶滅リスクを評価。 温帯域の一部はサンゴの...
氷の結晶化は極少量の抗凍結タンパク質(AFP)で止まる 有機化学・薬学

氷の結晶化は極少量の抗凍結タンパク質(AFP)で止まる

氷の顕微鏡観察から必要な添加濃度を決定 2019-02-13  産業技術総合研究所 ポイント 氷の再結晶化を止めるために必要なAFP量を顕微鏡で調べる方法を考案 魚類Ⅱ型AFPは水1Lにわずか15 ㎎ の濃度で氷の再結晶化を防止 食品や薬の...
抗体を効率的に分離・精製できるセラミックス粒子を開発~抗体医薬品のコストダウンに貢献~ 医療・健康

抗体を効率的に分離・精製できるセラミックス粒子を開発~抗体医薬品のコストダウンに貢献~

2019-01-28 産業技術総合研究所 ポイント 血清中から抗体(IgG)のみを効率的に分離・精製する粒子を開発 プロテインAなどの抗体結合用タンパク質を使用しないため、抗体回収が容易 抗体精製カラム用粒子として、従来に比べ大幅なコスト低...
サンゴがもつ緑色蛍光タンパク質の働きが明らかに 生物環境工学

サンゴがもつ緑色蛍光タンパク質の働きが明らかに

蛍光による共生パートナーの誘引 2019-01-22  基礎生物学研究所,東北大学大学院生命科学研究科,産業技術総合研究所 サンゴ礁を形作り、南の海の生態系の維持に不可欠な存在であるサンゴは、その多くが紫外線や青色光を受けると緑色の蛍光を発...
リグニンから基礎化学品を合成するプロセスをシミュレーション 有機化学・薬学

リグニンから基礎化学品を合成するプロセスをシミュレーション

2019/01/15 産業技術総合研究所 バイオマス由来のゴム原料の新規開発に期待 ポイント 製紙工程で副生するリグニンを含む液体(黒液)の基礎化学品への有望な変換ルートを選定 ゴムの主原料となる1,3-ブタジエンの経済的な合成プロセスをシ...
トンボ由来の紫外線反射物質を同定 細胞遺伝子工学

トンボ由来の紫外線反射物質を同定

2019/01/15 産業技術総合研究所 トンボが分泌するワックスの主成分を化学合成し強い紫外線反射と撥水性を実現 ポイント 日差しに強いシオカラトンボの成熟オスが分泌する紫外線反射ワックスの主成分を同定 他の生物のワックスと異なり極長鎖メ...
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