産業技術総合研究所

真核生物誕生の鍵を握る微生物「アーキア」の培養に成功 生物化学工学

真核生物誕生の鍵を握る微生物「アーキア」の培養に成功

生物学における大きな謎「真核生物の起源」の理解が大きく前進2020-01-16  産業技術総合研究所発表のポイント 私たち人間を含む真核生物の祖先に最も近縁な微生物を深海堆積物から培養することに世界で初めて成功した。 培養した微生物は「アー...
アルツハイマー病発症初期の病態を示す新たなモデルマウスを開発 医療・健康

アルツハイマー病発症初期の病態を示す新たなモデルマウスを開発

発症のメカニズムの解明や、認知機能障害の予防・改善方法の開発に期待2019-11-22  産業技術総合研究所ポイント アミロイドβタンパク質のオリゴマーのみが神経細胞内に作られるモデルマウスを開発 アルツハイマー病発症初期の病態モデルとして...
牛の繁殖性を改善する凍結精液の大量生産技術を開発 生物化学工学

牛の繁殖性を改善する凍結精液の大量生産技術を開発

牛の人工授精に最適化することで量産技術の単純さと高い繁殖成績を両立2019/11/14 産業技術総合研究所ポイント 受胎に有利な精子の選別技術を牛の人工授精向けに最適化して、簡易な装置で量産体制を確立 選別した精子を凍結ストロー容器で提供し...
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1,600個以上の超高移動度印刷有機トランジスターアレイ 実用レベルの均一性と信頼性を達成 有機化学・薬学

1,600個以上の超高移動度印刷有機トランジスターアレイ 実用レベルの均一性と信頼性を達成

高密度・高信頼性・超低コストの印刷型集積回路事業化へ2019-11-04 東京大学,産業技術総合研究所,パイクリスタル株式会社,科学技術振興機構ポイント 簡便な印刷法を用いて厚さがわずか10ナノメートルの極薄有機半導体単結晶膜のウェハーの作...
細胞分裂面を決める波を人工細胞内で安定的に発生させる条件の解明 医療・健康

細胞分裂面を決める波を人工細胞内で安定的に発生させる条件の解明

自律的に分裂可能な人工細胞の構築に向けた成果2019-07-30  慶應義塾大学,東北大学,産業技術総合研究所,東京大学慶應義塾大学理工学部の藤原慶専任講師、土居信英教授、大学院理工学研究科の光山隼史(博士課程 3 年)、東北大学材料科学高...
がん抑制タンパク質p53の天然変性領域を標的としたペプチドの人工設計 医療・健康

がん抑制タンパク質p53の天然変性領域を標的としたペプチドの人工設計

2019/06/28天然変性タンパク質の創薬に期待発表のポイント 計算機科学により、膨大な数のペプチド注1群から標的タンパク質の天然変性領域に結合する医薬品候補ペプチドを推定し、合理的で迅速な創薬研究を可能に 本手法を用い、8×10の16乗...
兵隊アブラムシが放出する体液で巣を修復する仕組みを解明 生物環境工学

兵隊アブラムシが放出する体液で巣を修復する仕組みを解明

傷修復の分子機構を増強した「スーパー凝固体液」で壊れた巣を修復2019-04-16  産業技術総合研究所ポイント 虫こぶ(巣)に開けられた穴をアブラムシの兵隊幼虫が分泌体液で固めて塞ぐ分子機構を解明 自身の傷修復機構を増強し、高い凝固活性を...
液中のナノメートルサイズの抗体凝集体を観察~抗体医薬品の凝集化メカニズムの解明が前進~ 有機化学・薬学

液中のナノメートルサイズの抗体凝集体を観察~抗体医薬品の凝集化メカニズムの解明が前進~

2019-03-28 産業技術総合研究所ポイント 水溶液中の抗体の凝集体をありのままの状態で観察 抗体の凝集体の形状がフラクタルであることを証明 1 μm以下の凝集体のサイズと形態を計測でき、大学や医薬品メーカーでの利用が期待概要国立研究開...
手を加えずにバイオ医薬を評価できるNMR測定法を開発 有機化学・薬学

手を加えずにバイオ医薬を評価できるNMR測定法を開発

高次構造に基づくバイオ医薬の品質評価への応用に期待2019-03-12  産業技術総合研究所ポイント 従来とは異なる組み合わせの原子核間の相互作用を利用してNMRの観測感度を向上 従来法に比べて一桁大きい分子量のタンパク質を構成する芳香族ア...
視覚と聴覚で異なる時間判断の仕組みの一端を解明 医療・健康

視覚と聴覚で異なる時間判断の仕組みの一端を解明

時間の錯覚:時間を誤って判断してしまう仕組み2019-03-07  産業技術総合研究所ポイント ある出来事と同時に見えたと思った映像が、実際にはいつ出現していたのか計測 同時に見えたと感じる時刻は、その出来事が光か音かによって異なることが判...
アリの神経ペプチドを介した乾燥環境耐性の仕組みを解明 生物化学工学

アリの神経ペプチドを介した乾燥環境耐性の仕組みを解明

神経ペプチドが体表面の炭化水素の合成を制御2019-03-06 産業技術総合研究所ポイント 神経ペプチドのイノトシンの発現量がアリ社会の労働分業と関連して変動することを発見 化合物ライブラリーを用いた網羅的スクリーニングでイノトシン受容体の...
和歌山以南の温帯域が準絶滅危惧種のサンゴの避難場所として機能 生物環境工学

和歌山以南の温帯域が準絶滅危惧種のサンゴの避難場所として機能

サンゴの遺伝子解析による生物集団の安定性の評価2019-02-19  産業技術総合研究所発表のポイント 亜熱帯域から温帯域にかけて広域に生息するクシハダミドリイシの遺伝子解析を行い、サンゴの地域絶滅リスクを評価。 温帯域の一部はサンゴの絶滅...
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