科学技術振興機構(JST)

細胞遺伝子工学

世界初のイネ根圏微生物叢の網羅的1細胞ゲノム解析に成功~コメ生産現場が抱える問題のデータベース化に向けて~

2022-11-09 京都大学 青木 航 農学研究科助教、植田 充美 産官学連携本部特任教授、 間藤 徹 名誉教授、竹山 春子 早稲田大学先進理工学研究科教授、細川 正⼈ 同准教授、松田 修平 JST-COI-NEXT研究員らの共同研究グル...
有機化学・薬学

神経伝達物質を「見える化」するツールを開発 ~分子量の小さい生理活性物質の可視化に新たな光~

脳内の神経伝達物質ドーパミンを「見える化」するツールの開発と応用に成功した。
医療・健康

皮膚疾患の病態再現を目指した表皮モデルを計算機上に構築

角化異常の病態を計算機上に再現することを可能とする、真皮の変形を考慮した3次元表皮構造を計算機上に再現する数理モデルの構築に成功した。角層バリア機能の恒常性維持メカニズムを理論的に解明。
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生物化学工学

毛包幹細胞の発生起源を解明 ~筒状の区画に幹細胞を誘導する「テレスコープモデル」の提唱~

毛包の幹細胞が従来の定説とは異なる細胞に由来し、既知のメカニズムとは別の仕組みで誘導されることを明らかにした。この発見から、毛包を構成する細胞の区画化と幹細胞誘導を同時に可能とする新しい形態形成モデル「テレスコープモデル」を提唱した。
生物化学工学

人間の触錯覚のメカニズムを数理皮膚科学によって解明

数理皮膚科学モデルを構築し、触覚情報処理のメカニズムを計算機実験で解明。触覚で生じる錯覚現象を活用して、その触錯覚が生じなくなる現象を世界で初めて発見。
生物化学工学

オートファジーが一次繊毛形成を促進するメカニズム

細胞の分化や正常な胚発生などをつかさどる一次繊毛の形成には、その抑制因子(MYH9)がオートファジーによって分解されることが重要であることを発見した。MYH9が分解されないと、正常な繊毛が形成されず、腎臓の尿細管細胞が腫大することを発見した。
細胞遺伝子工学

RNAのたった1ヵ所のメチル化修飾が たんぱく質におけるアミノ酸配列の多様性を生み出す

スプライソソームとmRNA前駆体の相互作用において、U6 snRNAのm6A修飾が特定の塩基配列を持つイントロンとの結合を安定化することで、スプライシングの効率を上げる仕組みを見いだした。
細胞遺伝子工学

細胞内抗体プローブを用いて 遺伝子の転写が活性化している細胞を生体内で特定することに成功

植物体内で抗体の一部(細胞内抗体プローブ)を発現させることで、遺伝子の転写が活性化している細胞を特定できるようになった。遺伝子を転写活性化させるメカニズムは動物と植物で共通性があることが分かった。
医療・健康

免疫の個人差をつかさどる遺伝子多型の機能カタログを作成

日本人の免疫疾患患者および健常人の末梢血から分取した28種類の免疫細胞の遺伝子発現を定量化し、遺伝子多型が遺伝子発現に与える影響をカタログ化した。このカタログを用いて、さまざまな免疫疾患発症に関わる細胞種や遺伝子を明らかにした。
細胞遺伝子工学

3分割したゲノムからなる大腸菌を作製、自由なゲノム出し入れを実現

大腸菌ゲノムの分割と移植(インストール)技術を開発した。大腸菌ゲノムを3つの100万塩基対からなる環状DNAに分割した状態で保持させることに成功した。分割ゲノムを大腸菌から取り出して、別の大腸菌に移植する技術を開発した。
有機化学・薬学

新型コロナウイルスの超高感度・世界最速検出技術を開発

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)由来のウイルスRNAを「1分子」レベルで識別して5分以内に検出する革新的技術の開発に成功した。
細胞遺伝子工学

オートファジーによるmRNA分解の選択性を発見 ~遺伝子発現におけるオートファジーの新たな働き~

出芽酵母を用いてオートファジーによりメッセンジャーRNA(mRNA)が選択的に分解され、遺伝子発現を制御することを発見した。
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