科学技術振興機構

「熱」や「痛み」を感じるたんぱく質の小さい動きを高速キャッチ 有機化学・薬学

「熱」や「痛み」を感じるたんぱく質の小さい動きを高速キャッチ

体に優しい鎮痛薬開発のための新たな創薬指針の提案へ 2020-12-10 東京大学,筑波大学,高輝度光科学研究センター,科学技術振興機構,日本医療研究開発機構 ポイント ヒトの熱や痛みを認識するたんぱく質TRPチャネルの1分子内部運動を世界...
オートファゴソーム膜を伸ばす仕組みを解明 ~オートファジー最後の未知たんぱく質の正体が明らかに~ 生物化学工学

オートファゴソーム膜を伸ばす仕組みを解明 ~オートファジー最後の未知たんぱく質の正体が明らかに~

2020-10-27 科学技術振興機構,微生物化学研究所,東京大学,東京工業大学,順天堂大学,理化学研究所,京都大学 ポイント オートファジーにおいて、分解対象を包む袋状の膜(オートファゴソーム)が伸びていく仕組みは分かっていなかった。 膜...
途切れた神経回路を再びつなぐ人工シナプスコネクターを開発 医療・健康

途切れた神経回路を再びつなぐ人工シナプスコネクターを開発

シナプス異常による精神・神経疾患の治療に新しい道 2020-08-28 科学技術振興機構,慶應義塾大学,愛知医科大学 ポイント さまざまな精神・神経疾患は、神経細胞間のつなぎ目である「シナプス」の異常に起因すると考えられているが、シナプスの...
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有機半導体の逆項間交差を理論予測 ~有機EL材料の開発加速へ~ 有機化学・薬学

有機半導体の逆項間交差を理論予測 ~有機EL材料の開発加速へ~

2020-08-06 科学技術振興機構,理化学研究所,北海道大学 ポイント 有機ELデバイスの発光効率を向上させる次世代の有機半導体として、熱活性化遅延蛍光(TADF)材料が注目されている。 TADF材料の逆項間交差の速度定数を計算機で予測...
硫黄原子を導入した人工mRNAで高効率たんぱく質合成~mRNA医薬品や新たなたんぱく質生産法の開発へ~ 医療・健康

硫黄原子を導入した人工mRNAで高効率たんぱく質合成~mRNA医薬品や新たなたんぱく質生産法の開発へ~

2020-07-07 科学技術振興機構,名古屋大学 ポイント 医薬品などに応用するためには天然型mRNAのたんぱく質の生産能力が十分ではなく、高生産能力を持つmRNA分子の開発が求められていた。 mRNAのリン酸部位の酸素原子を硫黄原子に置...
RNAに飾りを増やして高温環境下で生き延びる 細胞遺伝子工学

RNAに飾りを増やして高温環境下で生き延びる

RNAアセチル化塩基解析法で超好熱古細菌生存の謎に迫る 2020-06-18 科学技術振興機構,東京都立大学 ポイント これまでは、RNAのアセチル化反応を効率よくかつ簡便に解析できる方法がなかったためその実態や生物学的な影響が不明だった。...
脳画像から「やり抜く力」を予測する手法を開発 ~目標の細分化が脳を変化させ達成を支援~ 教育

脳画像から「やり抜く力」を予測する手法を開発 ~目標の細分化が脳を変化させ達成を支援~

2020-04-28 科学技術振興機構,東京大学,帝京大学,国立精神・神経医療研究センター ポイント 学業やスポーツなどの目標達成に必要な「やり抜く力」の客観的指標はなく、科学的根拠に基づく支援法も提案されていなかった。 前頭極の構造から「...
ザンビア鉛鉱床地域のイヌの血中鉛濃度を明らかに~現地住民の鉛中毒による健康被害解明に期待~ 医療・健康

ザンビア鉛鉱床地域のイヌの血中鉛濃度を明らかに~現地住民の鉛中毒による健康被害解明に期待~

2020-02-26    北海道大学,科学技術振興機構,国際協力機構 ポイント ザンビア鉛鉱床付近に棲むイヌの血中には高濃度の鉛が含まれており、同地域のヒトと同傾向と判明。 血中鉛濃度とイヌの年齢には負の相関があり、若いイヌほど体内に含ま...
液-液相分離がオートファジーを制御する仕組みを発見 ~オートファジー研究は次のフェーズへ~ 細胞遺伝子工学

液-液相分離がオートファジーを制御する仕組みを発見 ~オートファジー研究は次のフェーズへ~

2020-02-06    科学技術振興機構,微生物化学研究所,東京工業大学,金沢大学,理化学研究所,東京大学 ポイント 細胞内でオートファジーを担う構造体の集まる仕組みや実体は長らく不明であった。 栄養飢餓になるとAtg13たんぱく質が脱...
オートファジーは凝集体でなく液滴状態のたんぱく質を分解する 医療・健康

オートファジーは凝集体でなく液滴状態のたんぱく質を分解する

細胞内の「ゴミ」は溜まる前の処理が大事 2020-01-29   科学技術振興機構,微生物化学研究所,東京工業大学,東京大学 ポイント 選択的オートファジーは病原性のたんぱく質を分解することで疾病の発症を抑えていると考えられてきたが、液滴状...
蕁麻疹でみられる発疹の症状を数理モデルで再現 ~新たな治療法確立の可能性~ 医療・健康

蕁麻疹でみられる発疹の症状を数理モデルで再現 ~新たな治療法確立の可能性~

2020-01-16   広島大学,科学技術振興機構 ポイント 蕁麻疹はよくある皮膚疾患で、さまざまな形や大きさの発疹(膨疹)が現れますが、それらがなぜ、どのようにしてその形で現れるか分かっていませんでした。 本研究では、反応拡散モデルと呼...
植物生理活性物質ストリゴラクトンの謎に迫る ~オロバンコール合成酵素の発見~ 細胞遺伝子工学

植物生理活性物質ストリゴラクトンの謎に迫る ~オロバンコール合成酵素の発見~

2019-12-19 神戸大学,科学技術振興機構,国際協力機構 ポイント ストリゴラクトンは、植物の形態制御、菌根菌との相互作用促進、根寄生雑草種子の発芽誘導などのさまざまな機能を有することが知られている。 ストリゴラクトンの化学構造は、A...
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