電気通信大学

生物工学一般

ぜん動運動の静止時間により運動速度が変化~ソフトロボティクスなどへの応用に期待~

2023-08-08 電気通信大学,東京大学 発表のポイント *ハエの幼虫において、運動と運動の合間の静止時に特定の筋が収縮していることを発見 *静止時の筋収縮を担う神経回路を同定し、この回路が運動速度制御を担うことを明らかにした *多様な...
生物工学一般

密集したシナプス集団の活動データから統計力学的手法により単一シナプスを検出

2022-11-01 電気通信大学,東京大学 発表のポイント 昆虫の中枢神経系でカルシウムイメージングによるシナプス集団の活動可視化手法を確立 統計物理学の手法を応用した画像解析法により、単一のシナプス状構造の抽出に成功 動物の脳内で展開す...
医療・健康

脳卒中の回復評価法を神経活動変化から再検証 ~神経メカニズムに基づく脳卒中回復評価への応用に期待~

2022-08-09 国立精神・神経医療研究センター,電気通信大学 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所モデル動物開発研究部の関和彦部長と電気通信大学の舩戸徹郎准教授、富山大学の服部憲明教授、東京大学の四津...
生物工学一般

物性測定に基づいた虫の動きの高精度シミュレーション

2022-06-15 電気通信大学,東京大学 発表のポイント ◆ハエの幼虫の粘弾性および筋力を物性物理の手法を用いて測定 ◆得られた物性値に基づいて、虫の動きを定量的に再現する神経力学モデルを構築 ◆動物に着想を得るソフトロボット開発への貢...
生物環境工学

人はどのように混雑を感じるのか? ~歩く速さにおける理想と現実のギャップ~

2022-04-13 東京大学 1. 発表者 カ ギョウロ(東京大学 先端科学技術研究センター 特任助教) フェリシャーニ クラウディオ(東京大学 先端科学技術研究センター 特任准教授) 村上   久(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系...
生物工学一般

外乱に対する予測的姿勢制御の神経メカニズムを解明~ラットは1秒未来の自己の姿勢を予測~

運動時に身体に加わる外乱(乱れの原因となる外部からの力)を予測して姿勢を制御・安定化する神経のメカニズムを明らかにするため、ラットを用いた新規の姿勢実験課題を構築するとともに数理シミュレーションを行いました。床が傾斜する外乱に十分に適応学習したラットは、約1秒未来までの間に自分自身がどう動くかを計算しながら、それが目標とする動きに一致するよう発揮筋力を計算していることが示唆されました。
生物化学工学

運動の内部モデル生成に関わる下オリーブ核の障害が姿勢維持機能を低下させるメカニズムを解明

運動の内部モデル生成に関わる下オリーブ核の障害が、身体の柔軟性と傾きの修正機能を低下させることで、姿勢維持機能の低下が生じることを、ラットの実験と計算モデルによって解明しました。
生物環境工学

虫が動く速さと環境温度との関係

ショウジョウバエ属に属する11種の幼虫が移動する速さと、各動物種の生息域の気温との間に相関関係があることを発見した。
生物化学工学

光照射により局所脳内血流を操作する技術を開発~血流と神経活動と行動の三者を結ぶ基礎データを公開~

光照射によって脳内局所血流を自由に増加・減少できる操作技術を開発し、マウスに実装した。光操作の結果、脳血流が時間経過とともにどのように変化するか(タイムコース)、かつどのような空間的な広がりを持つのかを具体的に示し、人為的に操作された脳内血流変動が神経活動やマウスの行動に反映される具体例を示した。
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