順天堂大学

コアラのおしりを徹底解剖!~神経分布から筋を特定・前世紀以来の解剖記述不一致を解消~ 生物化学工学

コアラのおしりを徹底解剖!~神経分布から筋を特定・前世紀以来の解剖記述不一致を解消~

2022-09-22 京都大学哺乳類の中には、我々ヒトを含む有胎盤類と有袋類がいます。有胎盤類と有袋類はそれぞれ生息する環境に適応し、さまざまな形態を獲得してきました。系統的に離れているにもかかわらず進化過程で独立して似たような形態を獲得す...
東アジアに多い小児脳腫瘍「頭蓋内胚細胞腫瘍」の発症に関わる遺伝子の発見 医療・健康

東アジアに多い小児脳腫瘍「頭蓋内胚細胞腫瘍」の発症に関わる遺伝子の発見

2022-08-25 国立成育医療研究センター大阪大学大学院医学系研究科の大学院生 曽根原究人さん(遺伝統計学)、岡田随象 教授(遺伝統計学/理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム チームリーダー/東京大学大学院医学系研究...
遺伝性乳がんの新しい動物モデルの作製に成功~遺伝性乳がんが出やすくなる仕組みの解明や、予防法の研究開発への応用に期待~ 生物工学一般

遺伝性乳がんの新しい動物モデルの作製に成功~遺伝性乳がんが出やすくなる仕組みの解明や、予防法の研究開発への応用に期待~

2022-08-22 量子科学技術研究開発機構発表のポイント ゲノム編集技術1)によってヒトの遺伝性乳がんの原因遺伝子(BRCA12))の変異を導入したラットを作製した。 このラットでは、高線量の放射線によってDNA損傷を増加させると、遺伝...
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心臓サルコイドーシスの心イベント関連因子とは〜世界最大の国内多施設レジストリからの報告〜 医療・健康

心臓サルコイドーシスの心イベント関連因子とは〜世界最大の国内多施設レジストリからの報告〜

2022-07-03 国立循環器病研究センター概要北里大学医学部 循環器内科学 鍋田 健 助教、国立循環器病研究センター 心臓血管内科  北井 豪 医長、順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科学 末永 祐哉 准教授らの研究グループは、心臓サ...
「てこ」と「ドミノ倒し」で巧妙に開くイオンの経路~新規不整脈治療薬へ向けた手がかりを提示~ 医療・健康

「てこ」と「ドミノ倒し」で巧妙に開くイオンの経路~新規不整脈治療薬へ向けた手がかりを提示~

2022-05-23 京都大学小川治夫 薬学研究科准教授、小林琢也 順天堂大学助教、呉林なごみ 同客員准教授、児玉昌美 同非常勤助教、村山尚 同先任准教授らのグループは東京大学と共同で、最先端の「クライオ電子顕微鏡による単粒子解析」と「定量...
花粉症のある人の特徴と花粉症症状の強さと関連する特徴を解明~スマートフォンアプリ「アレルサーチ®」を用いた医療ビッグデータ解析 医療・健康

花粉症のある人の特徴と花粉症症状の強さと関連する特徴を解明~スマートフォンアプリ「アレルサーチ®」を用いた医療ビッグデータ解析

2022-03-31 順天堂大学,日本医療研究開発機構概要順天堂大学大学院医学研究科 眼科学の猪俣 武範 准教授らの研究グループは、スマートフォンアプリケーション(スマホアプリ)「アレルサーチ®︎」*1によるクラウド型大規模臨床研究*2を実...
全脳からシナプススケールにズームインするイメージング技術の開発に成功~組織透明化技術と電子顕微鏡技術の融合によりシームレスな観察を実現~ 生物工学一般

全脳からシナプススケールにズームインするイメージング技術の開発に成功~組織透明化技術と電子顕微鏡技術の融合によりシームレスな観察を実現~

全脳スケールからシナプススケールまで、組織透明化技術と電子顕微鏡技術の融合により、神経回路の構造をズームインしながら観察する手法の開発に成功しました。
非標識の細胞形態情報をAIで高速に判別し、目的細胞を分取する技術を開発 生物工学一般

非標識の細胞形態情報をAIで高速に判別し、目的細胞を分取する技術を開発

機械学習解析技術と高速形態計測技術を融合し、複数の細胞種が混ざった集団から、目的の細胞を非標識形態情報に基づいて、高速に判別・分取する技術を開発した。iPS細胞の生死などの状態、分化と未分化、がん化などの非標識判別および末梢血由来の白血球細胞主要5種の、非標識形態情報に基づいた判別を実証した。
心不全の新たな発症・進展メカニズムの解明 医療・健康

心不全の新たな発症・進展メカニズムの解明

転写抑制因子NRSFにより制御され不全心において発現亢進する遺伝子GNAO1の発現抑制が複数のマウス心不全モデルにおいてその病態を改善すること、逆に心筋におけるGNAO1の過剰発現は心機能低下を引き起こすことを見出しました。
老化細胞除去ワクチンの開発に成功~アルツハイマー病などの加齢関連疾患への治療応用の可能性~ 医療・健康

老化細胞除去ワクチンの開発に成功~アルツハイマー病などの加齢関連疾患への治療応用の可能性~

加齢関連疾患への治療応用を可能にする老化細胞除去ワクチンの開発に成功しました。マウスの老化細胞に特異的に発現する老化抗原を同定し、その抗原を標的とした老化細胞除去ワクチンを作成して老化細胞を除去したところ、肥満に伴う糖代謝異常や動脈硬化、加齢に伴うフレイルが改善するばかりでなく、早老症マウスの寿命を延長しうることを確認しました。本成果は、アルツハイマー病を含めた様々な加齢関連疾患の治療への応用の可能性を示唆するものです。
花粉症の多様な症状を層別化する手法を開発 医療・健康

花粉症の多様な症状を層別化する手法を開発

スマートフォンアプリケーション「アレルサーチ®︎」によるクラウド型大規模臨床研究により花粉症の様々な症状と特徴を検証した結果、花粉症の多様な症状を10群に層別化する手法の開発に成功した。
オートファゴソームを効率よく作る仕組みを発見 ~オートファジーの主役の働きが明らかに~ 生物化学工学

オートファゴソームを効率よく作る仕組みを発見 ~オートファジーの主役の働きが明らかに~

脂質化Atg8は細胞内の不要な物質を分解する仕組み(オートファジー)で中心的な働きをするたんぱく質であり、その脂質膜上での立体構造が初めて明らかになった。
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