岩手県久慈市の琥珀から発見された 恐竜時代のシリボソクロバチ類化石: 同一琥珀から6個体を確認

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2025-07-10 早稲田大学

岩手県久慈市の琥珀から発見された 恐竜時代のシリボソクロバチ類化石: 同一琥珀から6個体を確認

岩手県久慈市の白亜紀後期(約9,000万年前)の久慈層群玉川層から、琥珀に閉じ込められたシリボソクロバチ類(寄生バチの一種)の化石が発見され、日本で初の記録となった。特に1つの琥珀に6個体が含まれる極めて珍しい産状で、寄生性の生態や当時の昆虫相解明に重要な手がかりとなる。これらのハチ類は現存するシリボソクロバチ科Proctotrupinae亜科とされ、新種の可能性が高い。今後はCT観察などを通じてさらに詳細な解析が進められる予定。

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生物工学一般
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