2025-07-12 浙江大学(ZJU)
2025年7月10日、中国チベット自治区ダムシュン県で、世界初のクローンヤクが帝王切開で誕生した。浙江大学・方勝国教授率いるチームが全ゲノム選抜と体細胞クローン技術を融合させて作出した成果である。ヤクは寒冷・低酸素の高地に適応した重要な家畜だが、近年は生育率の低下や繁殖力の低迷が課題となっている。この研究では、遺伝的多様性と繁殖力を高める三段階育種法を導入し、通常20年かかる改良周期を5年に短縮可能とする。今後は絶滅危惧の野生ヤク復元にも応用予定。

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