2025-07-31 信州大学
東京大学と信州大学の研究チームは、第三世代がん治療用ウイルス「T-hIL12」を用いた悪性黒色腫の医師主導治験で、奏効率77.8%という高い治療効果を確認。副作用は一時的な発熱など軽度で、安全性も高い。T-hIL12は、既存の治療用ウイルスG47Δに強力な免疫刺激因子IL-12を追加した新型ウイルスで、がん細胞の破壊と抗がん免疫の誘導を両立。早期の承認申請と固形がん全般への応用が期待される。

図1 ウイルス療法の概念
<関連情報>
2025-07-31 信州大学

図1 ウイルス療法の概念
<関連情報>