2026-09-30 医薬基盤・健康・栄養研究所
住友ファーマと国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBN)は、**新規TLR7アジュバント「DSP-0546LP」を用いたユニバーサルインフルエンザワクチン候補「fH1/DSP-0546LP」**の欧州フェーズ1試験について、投与1年後までの最終解析結果を公表した。18~40歳の健康成人144人を対象とした無作為化プラセボ対照二重盲検試験で、安全性・忍容性は概ね良好だった。ワクチン投与群では、幅広いインフルエンザウイルスに共通するLAH領域に対する抗体が誘導され、H1N1だけでなくH5N1に対する交差反応性も確認された。抗LAH抗体価は投与1年後にも上昇状態が概ね維持され、IgG1抗体やH1N1に対する中和活性も確認された。研究チームは、季節性インフルエンザだけでなく将来の新型インフルエンザへの対応を目指して、実用化に向けた研究開発を継続するとしている。なお、今回の結果はフェーズ1試験であり、感染予防効果そのものを検証したものではない。
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