生物化学工学

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雑食のサルと葉食特化したサルの苦味センサーを解明~霊長類の味覚形成の進化史の理解へ貢献~

2024-04-12 東京大学 発表のポイント 雑食性のサルと葉食に特化したサルを含むオナガザル科に注目し、それらのサルの苦味センサー(苦味受容体:TAS2R)遺伝子ファミリーの全貌解明に取り組みました。 苦味を含む葉の採食が増加したオナガ...
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生きた細胞内で小胞の動きを可視化し、2種類の小胞融合機構を発見

2024-04-05 筑波大学 (Image by J. Marini/Shutterstock) マウス胚を包む卵黄嚢の細胞を用いて、細胞内で物質の輸送などを行う小胞を蛍光物質で標識し、これが融合する過程を可視化する技術を開発しました。こ...
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植物の有性生殖システムの進化の痕跡を示す鍵因子の発見 〜見逃されてきた”非典型”転写因子がコケ植物の有性生殖器官の発生を制御する〜

2024-04-11 立命館大学,大阪大学,京都大学,神戸大学,基礎生物学研究所,科学技術振興機構 立命館大学生命科学部の古谷朋之助教(現大阪大学大学院理学研究科准教授)、笠原賢洋教授、大阪大学大学院理学研究科の近藤侑貴教授、京都大学大学院...
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地球生物学:新たな胎生動物の生息地を発見(Geobiology: new placozoan habitat discovered)

2024-04-11 ミュンヘン大学(LMU) 海岸の水域に生息するプラコゾアンは、過去に岩やサンゴなどの堅い表面や海岸水域での浮遊が主な生息地と考えられてきました。しかし、研究チームは海底の堆積物にも生息しており、遺伝的にはより多様である...
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「ゼニゴケ」が精子の機能や鞭毛運動研究の推進に貢献 植物の精子の運動性に「cAMPシグナル伝達系」が鍵となることが明らかに

2024-04-11 立命館大学,東京大学,福井県立大学,京都大学 立命館大学生命科学部の笠原賢洋教授、山本千愛元初任助教(現・筑波大学下田臨海実験センター研究員)、高橋文雄元講師(現・東邦大学薬学部講師)らの研究グループは、東京大学大学院...
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軟骨魚類の苦味受容体遺伝子を発見 ~脊椎動物の苦味感覚の起源に迫る~

2024-04-09 国立遺伝学研究所 ※研究に使用した軟骨魚類(イヌザメとアカエイ) 明治大学 研究知財・戦略機構研究員(日本学術振興会特別研究員PD) 糸井川壮大、農学部特任講師 戸田安香、同教授 石丸喜朗、情報・システム研究機構 国立...
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細菌におけるガス小胞クラスター形成に関与するタンパク質を特定(Researchers ID protein responsible for gas vesicle clustering in bacteria)

2024-03-29 ライス大学 ライス大学の研究者らは、特定の微生物の細胞内に見られるタンパク質で作られた中空構造体であるガス胞を、生物医学の応用にプログラム可能だと考えています。このガス胞は、美しいハニカム模様で細胞内に詰まっており、そ...
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熱帯雨林樹木の繁殖への対応は貯蓄型か自転車操業型か? ~種子に含まれる炭素放射性同位体を調べて分かったフタバガキ科樹木の繁殖戦略~

2024-04-05 高知大学 自然科学系農学部門の市栄智明教授らの国際共同チームの研究成果が、国際誌「Oecologia」に2024年3月14日付で掲載されました。 東南アジアの低地熱帯雨林では、2-10年に1度、様々な樹木が同調的に開花...
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ヒマワリの新しい家系図から、花の対称性の起源が複数あることが判明(New sunflower family tree reveals multiple origins of flower symmetry)

2024-04-03 ペンシルベニア州立大学(PennState) A new sunflower family tree reveals that flower symmetry evolved multiple times indepe...
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脊椎動物らしさをつくる細胞群の進化的起源~脊椎動物にもっとも近縁なホヤから探る~

2024-04-04 京都大学 私たちヒトを含む脊椎動物は、脳や目・鼻などの感覚器官が集中した「頭部(あたま)」と肛門より後方に位置する「尾部(しっぽ)」をもちます。この頭部と尾部はともに、脊椎動物の進化の過程で獲得されましたが、これは、そ...
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計算ツールにより、新しく改良された鳥類の家系図が再構築される(Computational Tools Fuel Reconstruction of New and Improved Bird Family Tree)

2024-04-01 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) The updated bird family tree, published in Nature, delineating 93 million years of evo...
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花序で繁殖する甲虫による送粉と発熱植物の新たな例を発見~謎多き植物アダンの送粉生態を解明~

2024-03-28 東京大学 宮本 通(生物科学専攻 博士課程) 望月 昂(附属植物園 助教) 川北 篤(附属植物園 教授) 発表のポイント 琉球列島以南に自生するタコノキ科のアダンが、花序で繁殖する微小な甲虫の一種によって送粉されること...
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