生物環境工学

北極海に生息する窒素固定生物のゲノム解読に成功 ~北極固有種の存在とその特徴が明らかに~ 生物環境工学

北極海に生息する窒素固定生物のゲノム解読に成功 ~北極固有種の存在とその特徴が明らかに~

2023-05-24 東京大学,海洋研究開発機構,科学技術振興機構1. 発表のポイント◆北極海に生息する窒素固定生物のゲノム解読に成功し、その地球全体(全球)での分布と生存戦略を明らかにしました。◆海洋窒素固定生物には海域固有種(北極固有種...
島に生息する哺乳類の長寿化の過程を解明~恐竜研究の手法を応用~ 生物環境工学

島に生息する哺乳類の長寿化の過程を解明~恐竜研究の手法を応用~

2023-05-23 東京大学,岡山理科大学発表のポイント◆捕食者がいない島に長期間隔離されるほど、大人になるまでの期間が長くなり、長寿になることが明らかになりました。◆400年という生物の進化から考えると短期間の隔離でも成長・性成熟期の遅...
人間を含む多くの生物は幼少期に逆境を経験すると、大人になってから苦しむ。ゴリラはどう違うのか?(Most species, including humans, who experience early life adversity suffer as adults. How are gorillas different?) 生物環境工学

人間を含む多くの生物は幼少期に逆境を経験すると、大人になってから苦しむ。ゴリラはどう違うのか?(Most species, including humans, who experience early life adversity suffer as adults. How are gorillas different?)

2023-05-15 ミシガン大学◆幼少期に厳しい逆境に直面すると、多くの種(ヒヒ、人間、馬など)は後の人生でも困難を経験しやすくなる。しかし、ゴリラにおいては、幼少期の困難に耐え抜いた個体は成熟後にほとんど影響を受けないことが研究で明らか...
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イトヨの形態と水質・気温との相関を検証 生物環境工学

イトヨの形態と水質・気温との相関を検証

2023-05-19 国立遺伝学研究所系統の離れた分類群で類似の表現型が進化することを収斂進化あるいは平行進化といいます。トゲウオ科のイトヨでは、淡水に進出した集団は体の側面を覆う鱗板という骨化組織が退縮することが知られており、これは、欧米...
交雑帯は進化の実験場~ウノアシ種群の種分化~ 生物環境工学

交雑帯は進化の実験場~ウノアシ種群の種分化~

2023-05-17 京都大学Faith Jessica Paran 理学研究科博士課程学生、中野智之 フィールド科学教育研究センター講師、朝倉彰 同教授、池尾一穂 国立遺伝学研究所准教授らの共同研究グループは、九州以北に生息する海産巻貝類...
日本の伝統文化と植物科学を結ぶ「紫」の糸~絶滅危惧植物ムラサキをめぐる昔と今~ 生物環境工学

日本の伝統文化と植物科学を結ぶ「紫」の糸~絶滅危惧植物ムラサキをめぐる昔と今~

2023-05-18 京都大学染料植物であり薬用でもあるムラサキは、飛鳥時代より冠位十二階の最上位の色として、高僧の法衣など高貴な人のみが着用を許された紫色を得る植物で、国宝の「国分寺経」の紫紙金字の染色にも使われた特別な天然色素原料です。...
新規参入種が生態系の機能を変えるかどうか?(Newcomers May Change Ecosystem Functions – Or Not) 生物環境工学

新規参入種が生態系の機能を変えるかどうか?(Newcomers May Change Ecosystem Functions – Or Not)

2023-05-17 ノースカロライナ州立大学(NCState)◆ノースカロライナ州立大学の研究者が行った研究によると、生態系に似たような新参者が入ってきても、常在種は重要な生態系機能を発揮し続けることが明らかになりました。しかし、新参者が...
バージニア工科大学の研究者が蚊の香りの好みに関する概念実証試験を実施(Virginia Tech researchers conduct proof-of-concept study on mosquito scent preferences) 生物環境工学

バージニア工科大学の研究者が蚊の香りの好みに関する概念実証試験を実施(Virginia Tech researchers conduct proof-of-concept study on mosquito scent preferences)

2023-05-16 バージニア工科大学(VirginiaTech)◆石鹸や香水など、人々は世代を超えて香りを変える製品を使用してきました。しかし、その香りが蚊にとっては重要な意味を持つことはあまり考えられていませんでした。◆最近の研究では...
虫が残したフンやだ液などに含まれるDNA(環境DNA)から植物上にいる多種多様な虫を検出する方法を開発 生物環境工学

虫が残したフンやだ液などに含まれるDNA(環境DNA)から植物上にいる多種多様な虫を検出する方法を開発

2023-05-16 京都大学潮雅之 白眉センター特定准教授(現:香港科技大学教授)は、米谷衣代 近畿大学講師と三木健 龍谷大学教授による研究グループで、虫のフンやだ液などに含まれるDNA(環境DNA)を用いて、植物上にいる多種多様な虫を検...
自然界のシェフ:生物はどのように、そしてなぜ他人のために食べ物を作るのか?(Nature’s chefs: How and why organisms make food for others) 生物環境工学

自然界のシェフ:生物はどのように、そしてなぜ他人のために食べ物を作るのか?(Nature’s chefs: How and why organisms make food for others)

2023-05-12 ハーバード大学An acrobat ant (Crematogaster sp.) feeding at a bowl-shaped extrafloral nectary on an Inga tree (Laure...
南極の土壌を変える昆虫の侵入の可能性(Invading insect could transform Antarctic soils) 生物環境工学

南極の土壌を変える昆虫の侵入の可能性(Invading insect could transform Antarctic soils)

2023-05-09 バーミンガム大学◆南極のシグニー島に定着した小さな飛べないハエが、島の土壌生態系に根本的な変化をもたらしていることが、英国バーミンガム大学の研究により明らかになった。◆この非在来種のハエは、植物の分解速度を大幅に増加さ...
秋の北海道沿岸において鯨類の分布を解明~分布に影響を与える海洋環境を調査~ 生物環境工学

秋の北海道沿岸において鯨類の分布を解明~分布に影響を与える海洋環境を調査~

2023-05-08 京都大学三谷曜子 野生動物研究センター教授、古巻史穂 北海道大学学生、重松早紀 同学生(研究当時)、岩原由佳 同博士(研究当時)らの研究グループは、秋の北海道沿岸における鯨類の分布と海洋環境の関係を明らかにしました。北...
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