有機化学・薬学

核酸系抗生物質ヒキジマイシンの収束的全合成に成功~強力な生物活性を有する複雑な天然物の完全化学合成~ 有機化学・薬学

核酸系抗生物質ヒキジマイシンの収束的全合成に成功~強力な生物活性を有する複雑な天然物の完全化学合成~

2020-07-17 東京大学東京大学大学院薬学系研究科天然物合成化学教室の藤野遥博士、福田卓海大学院生、長友優典講師、井上将行教授は、核酸系抗生物質ヒキジマイシンの全合成を、ほとんど先例の無い、アルデヒドへの分子間ラジカル付加反応を鍵工程...
生体内におけるHIV-1感染細胞のマルチオミクス解析~エイズ根治法の手がかり探索に道~ 医療・健康

生体内におけるHIV-1感染細胞のマルチオミクス解析~エイズ根治法の手がかり探索に道~

2020-07-15 東京大学,日本医療研究開発機構発表者佐藤佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野 准教授)発表のポイント 小動物モデル「ヒト化マウス」(注1)を用いたHIV-1感染モデルを作出し、そ...
病気の類似性から創薬標的や治療薬を探索する機械学習手法を開発 医療・健康

病気の類似性から創薬標的や治療薬を探索する機械学習手法を開発

分子ネットワークを有効活用した医薬品開発へ2020-07-14 九州工業大学,科学技術振興機ポイント 従来の創薬標的分子の探索方法では、候補となる生体分子は非常に多く、探索空間が広いため大きな課題であった。 分子間相互作用ネットワークに基づ...
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大規模データから新規抗菌物質を同定 : 腸内ウイルスのビッグデータを使った新しい治療法を開発 有機化学・薬学

大規模データから新規抗菌物質を同定 : 腸内ウイルスのビッグデータを使った新しい治療法を開発

腸内ファージのデータベースを構築2020-07-13 東京大学医科学研究所発表のポイント 腸内ウイルス叢の大規模な全ゲノム情報の解析手法を独自に開発し、世界で初めてヒト腸内ウイルス叢と細菌叢のメタゲノムデータベースを作成した。 腸内細菌と腸...
機能性化学品原料の連続合成法を開発 ~フロー精密合成により廃棄物の少ない製造技術を確立~ 有機化学・薬学

機能性化学品原料の連続合成法を開発 ~フロー精密合成により廃棄物の少ない製造技術を確立~

2020-07-13 産業技術総合研究所ポイント フロー精密合成による機能性化学品原料の連続合成技術を開発 従来の合成法よりもCO2排出量や廃棄物を大幅に削減することが可能 機能性化学品生産の国内回帰へ向けた基盤技術として期待概要国立研究開...
マイクロ流路を利用して、多孔性材料の生成メカニズムを解明~結晶生成における各配位子の役割解明~ 有機化学・薬学

マイクロ流路を利用して、多孔性材料の生成メカニズムを解明~結晶生成における各配位子の役割解明~

2020-07-11 関西学院大学,東京農工大学,高輝度光科学研究センター,科学技術振興機構ポイント マイクロ流路を含む測定法を新たに開発し、多成分系MOFの核生成過程が多段階で進行することを解明しました。 複数種の成分が存在する反応溶液中...
細胞をありのままの姿で超高速選抜、世界初のラマン画像活性細胞選抜法を開発 医療・健康

細胞をありのままの姿で超高速選抜、世界初のラマン画像活性細胞選抜法を開発

がん免疫細胞療法、再生医療、創薬、バイオ燃料開発、スマートセル産業を加速2020-07-10 東京大学合田 圭介(化学専攻 教授/カリフォルニア大学ロサンゼルス校工学部バイオエンジニアリング学科 非常勤教授/武漢大学工業科学研究院 非常勤教...
かゆみを標的にしたアトピー性皮膚炎の新規治療薬の有効性を確認 医療・健康

かゆみを標的にしたアトピー性皮膚炎の新規治療薬の有効性を確認

IL-31受容体の中和抗体によるアトピー性皮膚炎のかゆみと症状の緩和2020-07-10 京都大学椛島健治 医学研究科教授らの研究グループは、アトピー性皮膚炎に伴うそう痒(かゆみ)を対象として、日本国内で治療薬「ネモリズマブ」の第 III ...
犬のリンパ腫に対する新規抗体医薬の開発~犬リンパ腫対象獣医師主導臨床試験開始~ 医療・健康

犬のリンパ腫に対する新規抗体医薬の開発~犬リンパ腫対象獣医師主導臨床試験開始~

2020-07-10 山口大学,東北大学,日本医療研究開発機構発表のポイント これまで犬のB細胞性リンパ腫に対する抗体療法は確立されていませんでしたが、山口大学共同獣医学部では、東北大学および日本全薬工業株式会社とともに、抗腫瘍細胞活性が非...
光触媒による第一級アミンの新合成ルートを確立~アンモニア水を窒素源とする直接合成法の開発~ 有機化学・薬学

光触媒による第一級アミンの新合成ルートを確立~アンモニア水を窒素源とする直接合成法の開発~

2020-07-10 京都大学 吉田寿雄 人間・環境学研究科教授、藤田健一 同教授、山本旭 同助教、朴素暎 同博士課程学生、丁在瑛 同博士課程学生らの研究グループは、酸化チタン光触媒を用いたアンモニア水を窒素源とする第一級アミンの新しい合成...
ジオール水溶液の脱水素化によるジカルボン酸合成に成功 有機化学・薬学

ジオール水溶液の脱水素化によるジカルボン酸合成に成功

有用有機化合物と水素を同時に生産する新触媒システムを開発2020-07-09 京都大学 藤田健一 人間・環境学研究科教授、豊岡源基 同博士課程学生らの研究グループは、ジオール水溶液の脱水素化によるジカルボン酸合成の効率的合成を実現する、新し...
脂肪肝炎の新たな治療法開発に期待!~サイトグロビンの発現と肝線維化の関係が明らかに~ 医療・健康

脂肪肝炎の新たな治療法開発に期待!~サイトグロビンの発現と肝線維化の関係が明らかに~

2020-07-09 大阪市立大学,日本医療研究開発機構本研究のポイント サイトグロビン(注1)が肝線維化の早期診断指標になる可能性 肝線維化を誘導する生体内の生理活性物質(TGF-β)(注2)がサイトグロビンの発現を低下させ、過剰なコラー...
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