有機化学・薬学

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より幅広い種類のペプチド薬を体内でゆっくりと放出する新しい送達方法(New delivery method allows slow-release of broader array of peptide drugs in the body)

2022-06-08 ミシガン大学 生分解性ポリマーを用いたマイクロカプセル化により、ペプチド治療薬などの薬剤を体内で時間をかけて放出させることができる。 ペプチドは、アミノ酸が短い鎖状につながった体内の分子で、メッセンジャーや成長因子、イ...
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真核生物の遺伝子発現制御を担う酵素が染色体の基盤構造に結合した様子を解明~様々な疾患の発症メカニズムの解明や創薬への応用に期待~

2022-06-10 東京大学 発表のポイント 発表者らの研究チームは、主要なアセチル化酵素の一つであるp300が、ゲノムDNAを収納しているヌクレオソームに結合した様子を世界で初めて解明しました。 p300はヌクレオソームの様々な位置に結...
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アスピリンが大腸がんの進化を変化させることを発見(UCI researchers find that aspirin alters colorectal cancer evolution)

次のページ:この薬で他の癌も予防できるのか? Next up: Does the medication offer protection against other forms of cancer? 2022-06-09 カリフォルニア大学...
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細菌が存在するときだけ治療薬を放出する新しいドラッグデリバリーシステムを開発(New drug delivery system releases therapeutic cargo only when bacteria are present)

ブラウン大学で開発された新材料は、バクテリアの酵素の存在に反応して治療用ナノ粒子を放出することができ、特に創傷被覆材に有用であることが証明されました。 A new material developed at Brown University...
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新奇トリテルペン生合成経路を発見

2022-06-02 東京大学 テルペノイド化合物は、知られているだけで80,000以上の分子が単離されている天然物の一群であり、生物活性を持つ化合物が数多く含まれることから、医薬品候補化合物の探索ソースとしても非常に重要な化合物群の一つで...
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炎症性腸疾患における漢方「大建中湯」の作用機構を解明~漢方の効能が科学的に明らかに~

2022-06-02 理化学研究所 理化学研究所(理研)生命医科学研究センター粘膜システム研究チームの石箏箏大学院生リサーチ・アソシエイト、佐藤尚子専任研究員、大野博司チームリーダーらの研究チームは、マウスを用いて炎症性腸疾患における漢方「...
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もうインフルエンザにかからない?インフルエンザウイルスの細胞内複製を阻害する新発見(No more flu for you? Discovery blocks influenza virus’ replication in cells)

SUMOylation阻害剤により、インフルエンザなどの呼吸器系ウイルスを高効率に治療できる可能性 SUMOylation inhibitor could lead to highly effective ways to treat the...
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進行性核上性麻痺における異常蛋白凝集のメカニズムを解明

2022-05-26 名古屋大学,愛知医科大学,日本医療研究開発機構 名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学の勝野雅央 教授、佐橋健太郎 講師、辻河高陽 医員(筆頭研究者)らの研究グループは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)...
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抗体医薬品の安定供給を実現するHspa5プロモーターを用いた新たな抗体発現系を開発~従来方法に比べて抗体発現量が約2倍向上~

2022-05-25 京都産業大学,日本医療研究開発機構 本件のポイント CHO細胞*1を用いた抗体発現において、トランスクリプトーム解析*2から発現量の高い遺伝子「hspa5< span="">*3」を特定した。</SUP<> hspa5...
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ロイコトリエン阻害剤を投与された重症COVID-19肺炎患者はより生存しやすいことがUB研究者により判明( Patients with severe COVID-19 pneumonia treated with leukotriene inhibitors are more likely to survive, UB researchers find)

ビッグデータに基づくレトロスペクティブ研究により、ロイコトリエン阻害剤(LTI)が酸素飽和度の低いCOVID-19患者の死亡を予防することを発見 In a retrospective study based on big data, the...
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小さなペプチドが持つ謎のメカニズムが、抗生物質耐性菌対策に大きな可能性を示す(Mystery mechanism in small peptide shows big promise for fighting antibiotic-resistant bacteria)

2022-05-19 オークリッジ国立研究所(ORNL) 抗菌ペプチド(AMP)は、動物や植物などの多細胞生物において、微生物の病気に対する生得的な防御線として機能しており、このペプチドの一群は、細菌の侵入を素早く察知して防御することができ...
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胃酸抑制剤の結合構造を解析 ~胃酸抑制剤の論理的なドラッグデザインに道~

2022-05-24 名古屋大学 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学細胞生理学研究センターの阿部 一啓 准教授は、ラクオリア創薬株式会社、南デンマーク大学(デンマーク)、理化学研究所 放射光科学研究センター ゲーレ・クリストフ 研究員...
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