有機化学・薬学

有機化学・薬学

ウイルスを使わずに、簡単に、安く、効果の高いCAR-T細胞製剤を開発

遺伝子改変キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T細胞)は患者の血液を遺伝子改変して作製される新しいがん免疫療法であり、ウイルスを使わない遺伝子改変技術「ピギーバックトランスポゾン法」と、独自に開発した、遺伝子導入されたCAR-T細胞を免疫疲弊を誘導せずに体外で増殖させる「遺伝子改変フィーダー細胞法」を組み合わせ、さまざまなCAR-T細胞を効率よく製造する技術を開発した。
有機化学・薬学

蚊やマウスの唾液の鎮痛効果のメカニズムの発見

蚊やマウスの唾液に鎮痛効果があり、それがカプサイシン受容体TRPV1とワサビ受容体TRPA1 の機能を阻害して起こることを明らかにした。
有機化学・薬学

コレステロール代謝を制御するタンパク質:成熟型PCSK9は、 スタチン反応性低下症例の同定に有用であることを報告

コレステロール代謝を制御するタンパク質:成熟型PCSK9濃度の測定は、コレステロール低下薬剤:スタチンへの反応性低下症例の同定に有用であることの報告をした。
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医療・健康

新型コロナウイルス変異株を無力化する中和抗体を10日間で作成する技術を国内で初めて開発

複数種類の新型コロナウイルス変異株に結合してウイルスを無力化する完全ヒト抗体を10日間で人工的に作り出す技術を新たに開発した。
有機化学・薬学

国立研究開発法人国立がん研究センターとエーザイ株式会社が治療効果予測能が高いPDXとがんゲノムデータを用いた「希少がんならびに難治性がんに対する抗がん剤治療開発を加速させる創薬研究手法に関する研究」を開始

「希少がんならびに難治性がんに対する抗がん剤治療開発を加速させる創薬研究手法に関する研究」について研究開発契約を締結し、研究活動を開始した。国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)の支援により実施。
有機化学・薬学

テングザルのお腹から新種の乳酸菌を発見! 「ラクトバチルス ナサリディス」と命名

よこはま動物園で飼育されているテングザルの胃内から新種の乳酸菌を発見し、「ラクトバチルス ナサリディス(Lactobacillus nasalidis)」と命名。微生物の命名に関する世界最高機関が新種に認定。
有機化学・薬学

核酸アプタマーを用いた軟骨無形成症治療薬の開発

軟骨無形成症(ACH)のモデルマウスを用いた薬理試験において、抗FGF2アプタマー(RBM-007)が低身長改善効果を示すことを発見し、その作用機序を明らかにした。
有機化学・薬学

「 ヘテロ核酸医薬による遺伝子発現制御メカニズムを解明 」~より有効な核酸医薬のデザインが可能に~

HDO核酸に結合する複数のタンパク質を同定し、HDOの活性制御に関わっていることを明らかにした。
有機化学・薬学

創薬に向けた膜受容体GPCRに対する汎用的な活性制御分子の創製法を開発

創薬標的として重要でありながら、活性制御分子の取得が極めて困難である膜受容体GPCRに対して、核酸抗体「RNAアプタマー」を活用した汎用的な活性制御分子創製法を開発した。GPCRの内在性リガンド結合状態に依存して受容体の活性を制御するユニークな新規核酸分子の創製に成功した。
医療・健康

難治性乳がん・膵がんに有効な革新的核酸医薬候補の開発に成功

乳がん、膵がんで発現が亢進している転写因子であるPRDM14遺伝子を標的とした配列特異性の高いキメラ型siRNAと核酸を病変に送達するY-shaped block co-polymer (YBC) からなる核酸医薬候補を開発した。
有機化学・薬学

新型コロナウイルスの超高感度・世界最速検出技術を開発

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)由来のウイルスRNAを「1分子」レベルで識別して5分以内に検出する革新的技術の開発に成功した。
医療・健康

遺伝性脳小血管病CADASILに対する新薬 医師主導治験開始へ

ペプチドホルモンであるアドレノメデュリン(AM)投与による遺伝性脳小血管病CADASILに対する有効性評価を主目的とした医師主導治験を2021年秋頃より開始することとした。AMは、CADASILにおいて、血管新生・抗炎症・大脳白質再生作用を期待できる革新的治療薬であると期待されている。
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