有機化学・薬学 ずっと効く免疫抑制化合物の発見～シミュレーションと実験のコラボによる薬効持続の機構解明～
2024-07-19 理化学研究所,キッセイ薬品工業株式会社,筑波大学,横浜市立大学 理化学研究所(理研)生命医科学研究センター 免疫恒常性研究チームの秋山 泰身 チームリーダー、キッセイ薬品工業株式会社の丸山 祐哉 主任(理研 生命医科学...
有機化学・薬学
有機化学・薬学 閉経後骨粗しょう症と体重増加を引き起こす共通メカニズムを解明～抗酒薬ジスルフィラムは閉経後骨粗しょう症と体重増加を抑制～
2024-07-22 九州大学 歯学研究院 自見 英治郎 教授 ポイント 超高齢化社会の健康寿命を伸ばすために、閉経後女性の骨量減少と肥満の予防は重要な課題です。 骨と脂肪組織のNuclear Factor-κB (NF-κB)(※1)の...
有機化学・薬学 シロシビンは脳内ネットワークを破壊することによってサイケデリックな体験を生み出す(Psilocybin generates psychedelic experience by disrupting brain network)
2024-07-17 ワシントン大学セントルイス校 ワシントン大学の研究者によると、マジックマッシュルームに含まれるシロシビンは、脳内の重要なネットワークを一時的に混乱させ、自己認識や時間感覚を変化させます。この研究はシロシビンが脳に与える...
有機化学・薬学 メタ(m-)ベンザインの常温常圧合成に成功
2024-07-17 東京大学 東京大学大学院薬学系研究科の内山真伸 教授、宮本和範 准教授(現・慶應大学薬学部教授)、小山田健太 大学院生(研究当時)らの研究グループは、m-ベンザインの常温常圧合成に成功しました。 本研究では、超原子価ハ...
有機化学・薬学 最も処方される化学療法薬が深刻な心臓障害を引き起こす理由(Why the Most Prescribed Chemotherapy Drug Can Cause Serious Heart Damage)
2024-07-17 タフツ大学 ドキソルビシンは50年間使われてきた化学療法薬ですが、心臓の硬化や心不全のリスクを引き起こす副作用が問題となっています。タフツ大学の研究者たちは、ドキソルビシン服用中に過活性化する免疫細胞を特定しました。研...
有機化学・薬学 タンパク質アイソフォーム阻害剤がオピオイドをより安全にする鍵になるかもしれないとの研究結果(Research shows protein isoform inhibitors may hold the key to making opioids safer)
2024-07-17 アリゾナ大学 アリゾナ大学の研究者は、ヒートショックプロテイン90(Hsp90)のアイソフォームを脊髄で抑制することで、オピオイドの鎮痛効果を高め、副作用を減らす新しい方法を発見しました。オピオイドは慢性痛治療のゴール...
有機化学・薬学 ある麻酔薬がどのようにして無意識を誘発するのか、研究により明らかになった(Study reveals how an anesthesia drug induces unconsciousness)
2024-07-15 マサチューセッツ工科大学(MIT) MITの神経科学者たちは、一般的に使用される麻酔薬プロポフォールが、脳の安定性と興奮性のバランスを乱すことで意識を失わせることを発見しました。この研究は、動物の脳活動を電気的に記録し...
有機化学・薬学 市販のウェアラブル・トラッカーが心臓病患者に臨床的に有用な情報を提供する(Off-the-shelf wearable trackers provide clinically-useful info for patients with heart disease)
2024-07-15 バーミンガム大学 市販のウェアラブルデバイスを用いた心拍数と身体活動のモニタリングが、心房細動と心不全の2つの治療法の効果を比較する上で臨床的価値を持つことが示されました。この研究は、フィットネストラッカーとスマートフ...
有機化学・薬学 卵巣がん治療薬の効果を高めるSLFN11の機能を解明～PARP阻害薬の効果予測因子として期待～
2024-07-16 愛媛大学 愛媛大学大学院医学系研究科産科婦人科学講座の大学院生 恩地裕史さん、愛媛大学プロテオサイエンスセンターの村井純子准教授、筑波大学医学医療系産科婦人科学の小林佑介准教授らは、主に卵巣がんの治療薬として使用されて...
有機化学・薬学 心不全ワクチンの開発に期待～IGFBP7による心筋細胞代謝抑制メカニズムを解明～
2024-07-12 東京大学 東京大学大学院医学系研究科 先端循環器医科学講座の加藤愛巳特任助教、野村征太郎特任准教授、小室一成特任教授、先端科学技術研究センター ゲノムサイエンス&メディシン分野の油谷浩幸シニアリサーチフェロー(東京大学...
有機化学・薬学 酵素の真の基質の姿が明らかに
2024-07-11 愛媛大学 愛媛大学大学院農学研究科(沿岸環境科学研究センター 兼任)の渡辺 誠也教授、同左修士課程2年生の赤樫 実結さん、ポーランド・ワルシャワ大学のJakub Drozak教授らの研究グループは、見かけ上の構造が大き...
有機化学・薬学 組織中の細胞種の比率を準網羅的に推定するアルゴリズムを開発～遺伝子発現量を言葉に見立てた潜在変数モデルの効果的な活用～
2024-07-10 東京大学 東京大学大学院薬学系研究科の東一織大学院生、水野忠快助教らによる研究グループは、組織の網羅的遺伝子発現量(トランスクリプトーム)データから当該組織中の細胞種の比率を準網羅的に推定するアルゴリズムを開発しました...