2023-04

細胞遺伝子工学

ユークロマチンも凝縮した「塊」をつくっていた!

2023-04-06 国立遺伝学研究所 ヒトのゲノムは、主に「ユークロマチン」「ヘテロクロマチン」の2つの領域に分類できるとされています。これまで長い間、頻繁に遺伝情報の読み出しが行われるユークロマチンはほどけている一方、遺伝情報の読み出し...
医療・健康

成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)におけるゲノム情報と臨床情報を統合したリスクモデルの開発に成功~ATLの個別化医療を推進~

2023-04-07 宮崎大学,京都大学,国立がん研究センター,慈愛会今村総合病院,国立病院機構熊本医療センター 発表のポイント 難治性血液がんである成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)において、ゲノム情報と臨床情報を統合したリスクモデルの開...
有機化学・薬学

カーボンナノチューブを認識する免疫受容体の発見 ~カーボンナノチューブが炎症を引き起こす機構を解明~

2023-04-07 立命館大学,科学技術振興機構 ポイント CNTは次世代ナノ材料として大きく期待されているものの、一部のCNTはアスベスト様の毒性が懸念されており、その毒性発現分子機構は不明であった。 独自のインシリコ探索により、世界で...
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医療・健康

JILAの周波数コム式飲酒検知器、COVID-19を優れた精度で検出(JILA’s Frequency Comb Breathalyzer Detects COVID-19 with Excellent Accuracy)

2023-04-06 米国国立標準技術研究所(NIST) NIST/JILAの研究者は、ノーベル賞受賞の周波数コム技術に基づく呼気分析装置と機械学習技術を組み合わせて、人間の呼気からSARS-CoV-2感染を検出する実証に成功しました。 本...
医療・健康

ブロッコリー摂取で腸内環境を保護し、病気を減らす、マウスで確認(Broccoli consumption protects gut lining, reduces disease, in mice)

2023-04-06 ペンシルベニア州立大学(PennState) Researchers found that broccoli consumption may help to protect the lining of the smal...
細胞遺伝子工学

DNAのパッケージング:便利な障害物(DNA packaging: the useful obstacle)

2023-04-05 ミュンヘン大学(LMU) 細胞核内に存在するDNA分子は、ヒストンなどの特殊なタンパク質と一緒に密集したDNAとタンパク質の複合体であるクロマチンとして存在する。このクロマチンは、核心のヒストンを中心に、真珠のようにD...
医療・健康

メラトニンの使用は若者の自傷行為を減らす可能性があるとの研究結果(Melatonin use may reduce self-harm in young people, research shows)

2023-04-05 カロリンスカ研究所(KI) 自然に起こるホルモンであるメラトニンは睡眠・覚醒の周期を調整する。睡眠障害を抱える人々に薬として使用されることが多い。このため、睡眠障害をメラトニンで治療することが自傷行為を減らすことに繋が...
医療・健康

遺伝的素因による肥満の人は、心血管疾患のリスクが低い(People with obesity due to genetic predisposition have lower risk of cardiovascular disease)

2023-04-06 カロリンスカ研究所(KI) 遺伝的傾向により肥満の人は、主にライフスタイルの影響による肥満の人より、心血管疾患のリスクが低いことが、カロリンスカ研究所の研究者たちにより報告された。 研究者たちは、遺伝的傾向とBMIの高...
医療・健康

新しい検査で2型糖尿病リスクを特定できるかもしれない(New test could help identify type 2 diabetes risk)

2023-04-06 エディンバラ大学 血液中のDNAメチル化の変化を分析することで、ほぼ15,000人のリスクファクターを検討し、症状が現れる前に10年以内にタイプ2糖尿病を発症する可能性を予測することができます。これにより、予防措置を早...
医療・健康

高血圧診療における次世代の個別化医療戦略を提唱~機械学習により個人の治療効果を予測する時代へ~

2023-04-05 京都大学 井上浩輔 白眉センター特定准教授(研究当時:医学研究科助教)、津川友介 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)准教授、Susan Athey スタンフォード大学教授による研究グループは、最先端の機械学習...
生物化学工学

においに対する感受性が24時間周期で変動する神経メカニズムの解明

2023-04-05 東京大学 竹内 俊祐(研究当時:博士課程) 清水 貴美子(研究当時:助教) 深田 吉孝(名誉教授) 榎本 和生(教授/ニューロインテリジェンス国際研究機構 副機構長・主任研究者) 発表のポイント 嗅物質に対する嗅覚感受...
細胞遺伝子工学

CRISPR-Cas酵素の祖先タンパク質の立体構造を解明

2023-04-06 東京大学 中川 綾哉(生物科学専攻 博士課程) 平野 央人(生物科学専攻 特任助教) 大村 紗登士(生物科学専攻 修士課程) 濡木 理(生物科学専攻 教授) 発表のポイント CRISPR-Cas酵素の祖先として注目され...
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