京都大学

メドゥーサウイルスの正式な分類の提唱~マモノ(魔物)ウイルス科メドゥーサウイルス属~ 細胞遺伝子工学

メドゥーサウイルスの正式な分類の提唱~マモノ(魔物)ウイルス科メドゥーサウイルス属~

2023-02-28 京都大学メドゥーサウイルスは、緒方博之 化学研究所教授、武村政春 東京理科大学教授、村田和義 自然科学研究機構教授らの研究グループが2019年に日本の温泉水から分離した新しい巨大ウイルスで、その複製やゲノムにはほかのウ...
汲んだ水から深海生物の種類を判別~世界初「クモヒトデメタバーコーティング」技術を開発~ 生物環境工学

汲んだ水から深海生物の種類を判別~世界初「クモヒトデメタバーコーティング」技術を開発~

2023-02-28 京都大学中野智之 フィールド科学教育研究センター講師、岡西政典 広島修道大学助教、東京大学、神戸大学、株式会社環境総合リサーチからなる研究グループが、海中の無脊椎動物の体表の粘液や排泄物から水中に放出されたDNA(環境...
原発性アルドステロン症の発症に関わる遺伝子を同定 医療・健康

原発性アルドステロン症の発症に関わる遺伝子を同定

高血圧の遺伝的素因への大きな寄与を明らかに2023-02-21 大阪大学 ResOU研究成果のポイント 難治性高血圧の主要な原因疾患である原発性アルドステロン症のゲノムワイド関連解析を実施し、その発症に関わる複数の遺伝子領域を同定した。 原...
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海洋微生物も”密”ならウイルスに感染する~頻度依存的なウイルス感染を大阪湾で実証~ 生物環境工学

海洋微生物も”密”ならウイルスに感染する~頻度依存的なウイルス感染を大阪湾で実証~

2023-02-24 京都大学ウイルス感染は地球上のあらゆる生物に起きると考えられます。しかし、目に見えない海洋微生物の場合、その大半は分離することが難しく、優占種であっても実際にウイルス感染の有無を観察するのは困難です。富永賢人 農学研究...
アオコ感染性広域・狭域宿主ウイルスの動態~アオコとウイルスはいかに共存するか~ 生物環境工学

アオコ感染性広域・狭域宿主ウイルスの動態~アオコとウイルスはいかに共存するか~

2023-02-24 京都大学ミクロキスティスは光合成を行う細菌、シアノバクテリア(ラン藻とも呼ばれている)の一種です。肝臓毒生産能を有し、世界中の湖沼で異常増殖してアオコを形成するため、極めて重要な生物種と見なされています。シアノバクテリ...
難治性がんの新しい治療標的の解明~T細胞サイトカインに癌細胞を感受性化する~ 医療・健康

難治性がんの新しい治療標的の解明~T細胞サイトカインに癌細胞を感受性化する~

2023-02-24 京都大学伊藤能永 医生物学研究所教授と、Kai Wucherpfennig Harvard Medical School教授らの研究グループは共同で、T細胞からのサイトカインに対する感受性を高めることが難治性がんに対す...
慢性炎症「肉芽腫」における好中球の新しい炎症制御系の解明~M2マクロファージの新たな誘導メカニズム解明~ 医療・健康

慢性炎症「肉芽腫」における好中球の新しい炎症制御系の解明~M2マクロファージの新たな誘導メカニズム解明~

2023-02-17 京都大学結核などの慢性感染病態では、病原体と宿主免疫系の攻防の結果、マクロファージが同心円状に密に配置された球状の細胞集塊(肉芽腫)が形成されます。肉芽腫の内部には、炎症を抑える細胞が形成する特殊な環境が存在し、そのせ...
「万引き」依存症のメカニズムを解明~窃盗症が不適応な学習である証拠の発見~ 医療・健康

「万引き」依存症のメカニズムを解明~窃盗症が不適応な学習である証拠の発見~

2023-02-16 京都大学窃盗症(クレプトマニア・Kleptomania)は、物を盗みたいという衝動や欲求を制御できず、繰り返し窃盗をしてやめることのできない精神障害です。万引きなどの犯罪で逮捕される人のなかには、窃盗症による場合が少な...
オミックスデータから非線形な加齢変化の全体像を取得する解析手法を開発 医療・健康

オミックスデータから非線形な加齢変化の全体像を取得する解析手法を開発

2023-02-13 京都大学岡田大瑚 医学研究科助教らは、生体分子発現量の非線形な加齢変化のパターンをデータ駆動的に同定し、加齢変化パターンに応じてマーカーを分類する新規のデータ解析手法を開発しました。「体の老化度」を測定する老化バイオマ...
ATM遺伝子変異による乳癌発症機構を解明~HBOC症候群の乳腺特異的発癌機構の解明に貢献~ 細胞遺伝子工学

ATM遺伝子変異による乳癌発症機構を解明~HBOC症候群の乳腺特異的発癌機構の解明に貢献~

2023-02-09 京都大学乳癌の5-10%は遺伝性(HBOC症候群)で、変異している遺伝子の代表はBRCA1、BRCA2です。次に頻度の高いのはATM遺伝子です。これらの遺伝子の変異が、なぜ特定臓器(乳腺)の発癌を上昇させるのか、その分...
ダイズ根圏へのイソフラボン供給量を増やす酵素を発見~植物が機能性成分を根から土壌へ分泌するメカニズムの理解に貢献~ 生物化学工学

ダイズ根圏へのイソフラボン供給量を増やす酵素を発見~植物が機能性成分を根から土壌へ分泌するメカニズムの理解に貢献~

2023-02-10 京都大学イソフラボン類は、豆腐や味噌などのダイズ食品に含まれている、私たちにとって身近な植物が生産する代謝物です。ダイズの植物体にとってのイソフラボン類は、窒素栄養の少ない土壌で窒素固定をする根粒菌と共生したり、病原菌...
がんに起因して起こる宿主の肝臓の急性期応答と炎症~血清アミロイドαは乳がんモデルにおける肝臓の炎症の原因ではない~ 医療・健康

がんに起因して起こる宿主の肝臓の急性期応答と炎症~血清アミロイドαは乳がんモデルにおける肝臓の炎症の原因ではない~

2023-02-06 京都大学がんをもつ個体では肝臓で急性期応答と炎症が起こることが知られています。急性期応答とは、感染やがんなどによって肝臓で急性期応答タンパク質が作られ、これらのタンパク質濃度が血中で著しく増えることをいいます。血清アミ...
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