京都大学iPS細胞研究所(CiRA)

医療・健康

試験管内で培養されるヒト多能性幹細胞由来の胚様構造体を用いた研究の倫理的課題について

2020-08-05 京都大学iPS細胞研究所 澤井努特定助教(京都大学高等研究院 ヒト生物学高等研究拠点、京都大学CiRA上廣倫理研究部門・特定助教兼務)、皆川朋皓研究員(京都大学CiRA増殖分化機構研究部門)らは、試験管内で培養されるヒ...
医療・健康

腎臓オルガノイド技術を用いた遺伝性腎疾患の新たな病態モデルの開発

2020-08-05 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ゲノム編集技術注1)により常染色体優性多発性嚢胞腎 (ADPKD) 注2)の原因遺伝子であるPKD1遺伝子に変異を持つヒトiPS細胞株を作製した。 ゲノム編集によるPKD1変異ヒトi...
医療・健康

ヒトiPS細胞由来間葉系幹細胞で作製した神経導管による末梢神経の再生に成功

2020-08-04 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ヒトiPS細胞から動物由来成分注1)を含まない培養条件下で誘導した間葉系幹細胞(Mesenchymal stem cell, MSC)注2)を細胞材料として、バイオ3Dプリンター注3...
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医療・健康

腎集合管のもとになる組織を大量に作製することに成功

2020-08-03 京都大学 前伸一 iPS細胞研究所特定拠点助教、兩坂誠 同研究員、長船健二 同教授らの研究グループは、複数の分岐構造を形成する能力をもつ尿管芽組織(オルガノイド)をヒトiPS細胞から作製する方法を見出し、さらにその尿管...
医療・健康

腎集合管のもとになる組織を大量に作製することに成功

2020-07-29 京都大学iPS細胞研究所,日本医療研究開発機構 ポイント 尿管芽注1)は将来腎臓内の集合管から膀胱の一部にまでなる重要な胎生期の組織で、生体内では多数の枝分かれを繰り返して成熟していく。 ヒトiPS細胞から分岐構造を繰...
細胞遺伝子工学

大脳オルガノイドからの皮質脊髄路に沿った軸索伸展

2020-07-17 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ヒトES細胞由来の大脳オルガノイド注1)をマウス大脳皮質に移植し、皮質脊髄路注2)に沿った軸索注3)伸展がみられることを明らかにした。 分化の前期段階の大脳オルガノイドでは後期段階の...
医療・健康

臨床用iPS細胞を用いたパーキンソン病治療の非臨床研究

2020-07-06 京都大学iPS細胞研究所 ポイント 臨床用のiPS細胞ストックから作製したドパミン神経前駆細胞注1)を使用して、パーキンソン病に対する細胞移植治療の医師主導治験のための非臨床安全性・有効性試験を行いました。 臨床で使用...
医療・健康

DNAメチル化酵素DNMT3AおよびDNMT3Bの特異的機能の発見

哺乳類の発生過程やがん発症のメカニズム解明に貢献 2020-06-24 東京大学,京都大学,日本医療研究開発機構 発表者 山田 泰広(東京大学医科学研究所 システム疾患モデル研究センター 先進病態モデル研究分野 教授) 山本 拓也(京都大学...
医療・健康

細胞周期を止めて、より正確なゲノム編集を行う

2020-06-09 京都大学iPS細胞研究所 CRISPR/Cas9などのゲノム編集技術1)は、遺伝子変異を人工的に作り出すことが可能です。しかし、その技術はDNAの長さを変えることはできず、よってDNAの長さの違いによって生まれる病気の...
医療・健康

肝硬変に対する細胞療法の確立のための非ヒト霊長類肝線維症モデルの開発

2020-04-10 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ヒトの肝硬変注1)の病態を再現した非ヒト霊長類の肝線維症注2)モデルを作製した。 ヒトiPS細胞より作製した肝細胞が免疫抑制剤投与下で非ヒト霊長類肝線維症モデルの肝臓に生着できること...
医療・健康

ヒトiPS細胞から別個に分化させた複数の腎前駆細胞から腎組織を再生する

2020-04-08 京都大学iPS細胞研究所 ポイント ヒトiPS細胞から血管や軟骨、そして腎臓の元になる複数種の中胚葉注1)を作り分けることに成功した。 培養皿上で後腎ネフロン前駆細胞(NP)と尿管芽(UB)を共培養させ、ネフロン注2)...
医療・健康

iPS細胞を用いてヒト分節時計のメカニズムを再現~生体の胚発生を模倣した実験系の確立と解析~

2020-04-02 京都大学 Cantas Alev 高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi)特定拠点准教授らの研究グループは、iPS細胞研究所、理化学研究所、名城病院と共同で、ヒト人工多能性幹細胞(iPS)細胞を段階的に誘導する手...
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