徳島大学

医療・健康

神経変性疾患における相分離制御破綻の機序解明~ALSなどの神経難病の病態解明に光~

筋萎縮性側索硬化症(ALS)や前頭側頭型認知症(FTD)などの神経疾患では、生物学的相分離制御の異常がおこることが報告されている。C9orf72遺伝子の非翻訳領域リピート異常伸長が原因のALSやFTDにおいて産生される毒性ペプチドが、相分離制御因子の機能を阻害する分子メカニズムを明らかにした。
医療・健康

神経細胞死を抑制する新たな分子を発見 ~脳卒中やアルツハイマー病への応用に期待~

脳の海馬で起こる神経細胞死を抑制する新たな分子を発見した。ATF6βという分子が神経細胞内でカルレティキュリンというカルシウム結合タンパク質を増加させ、細胞内のカルシウム濃度を調節することで、小胞体ストレス、興奮毒性から細胞を保護していることを発見した。
細胞遺伝子工学

不要な細胞の除去機構の発見~核内因子が直接細胞膜に作用する!~

ゲノム編集技術であるクリスパーCas9を用いたリバイバルスクリーニングというスクリーニング法を開発し、スクランブラーゼの活性化因子を同定した。この活性化因子はDNA修復に関与してることがわかった。
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細胞遺伝子工学

世界初、新規ゲノム編集「TiD」で植物の遺伝子改変の有効性を実証

日本のバイオインダストリー推進の原動力として期待 2020-11-30 新エネルギー・産業技術総合開発機構,徳島大学 NEDOと徳島大学は、植物などの生物を用いた高機能品生産技術の開発「スマートセル」プロジェクトで、海外知財に依存しない国産...
医療・健康

鶏卵アレルギーを診断する新しい検査法の応用研究を実施 ~重要なのは、抗体の”量”と”質”~

アナフィラキシーなどの負担が少ない、安全なアレルギー診断に期待 2020-06-26 国立成育医療研究センター 国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区大蔵2-10-1、理事長:五十嵐隆)アレルギーセンターの大矢幸弘センター長、免疫...
細胞遺伝子工学

タンパク質相互作用解析に利用可能な新たなツールを開発

2020.06.22 愛媛大学 概要 このたび、愛媛大学理工学研究科博士後期課程3年城戸康希さん、愛媛大学プロテオサイエンスセンター山中聡士研究員、澤崎達也教授、野澤彰講師、静岡県立大学静岡県立大学食品栄養科学部伊藤創平准教授、徳島大学先端...
医療・健康

病理診断ネットワークの運用とAI診断システムの検証を開始

2020-03-16     日本病理学会,徳島大学,日本医療研究開発機構 ポイント 徳島県内2つの医療機関と徳島大学病院が連携して遠隔病理診断ネットワークの運用を開始 同ネットワークを利用した病理診断を補助するAI診断システムの有用性の検...
医療・健康

PD-1がT細胞の質を制御するメカニズムの解明

2020-01-09  東京大学 発表者: 清水 謙次(東京大学定量生命科学研究所 分子免疫学研究分野 特任助教/徳島大学先端酵素学研究所免疫制御学分野 専門研究員) 岡崎 拓(東京大学定量生命科学研究所 分子免疫学研究分野 教授/徳島大学...
医療・健康

特発性肺線維症の原因となる遺伝子変異を解明

2019-10-10 徳島大学,日本医療研究開発機構 ポイント 特発性肺線維症(IPF)は、診断後3~5年で死に至る重篤な疾患であり指定難病の一つです。IPFの病態については数多くの研究がありますが、未だ詳細な発症機序は不明でした。 IPF...
細胞遺伝子工学

ミトコンドリア機能を司るプロヒビチン複合体構造の一端を解明

ミトコンドリア異常に伴う疾患や病態の創薬応用に期待 2019-09-06 量子科学技術研究開発機構 概 要 私たちの体(細胞)の中には、ミトコンドリアとよばれるエネルギーを創り出すために重要な働きをしている場所(細胞小器官)が存在しています...
医療・健康

抑制性免疫補助受容体PD-1が有益な免疫応答を抑制しないメカニズムを解明

2019-04-19 徳島大学,日本医療研究開発機構 ポイント 抑制性の免疫補助受容体であるPD-1は、自己組織やがん細胞を攻撃するT細胞を強力に抑制するにもかかわらず、通常の免疫応答を抑制することはありませんが、その理由は不明でした。 P...
細胞遺伝子工学

植物受精卵でのゲノム編集に成功~増収、耐病性、品質改良など、イネ科作物への応用に期待~

2019-03-28  理化学研究所,首都大学東京,徳島大学 理化学研究所(理研)科技ハブ産連本部バトンゾーン研究推進プログラム植物新育種技術研究チームの戸田絵梨香リサーチアソシエイト(研究当時、現 研修生・首都大学東京大学院 理学研究科生...
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