東京大学

難しい技術を使わずに受精卵から卵子の染色体だけを取り除くことに成功〜簡便な雄性発生胚作出法〜 細胞遺伝子工学

難しい技術を使わずに受精卵から卵子の染色体だけを取り除くことに成功〜簡便な雄性発生胚作出法〜

2020-04-16 東京大学戸塚 隆弥(生物科学専攻 博士課程2年生)大杉 美穂(総合文化研究科広域科学専攻 教授)発表のポイント 精子ゲノムのみをもつ受精卵である雄性発生胚を、紡錘体の機能を軽度に阻害することにより簡単に作る方法を開発し...
霊長類のフェロモン様物質の同定に成功~ワオキツネザルのメスを惹き付けるオスの匂い~ 生物化学工学

霊長類のフェロモン様物質の同定に成功~ワオキツネザルのメスを惹き付けるオスの匂い~

特徴的な嗅覚コミュニケーションを行うワオキツネザルに注目し、ヒトを含む霊長類で初めて、異性を惹き付けるフェロモン様効果のある匂い物質の同定に成功した。
真核生物の祖先に最も近縁なアスガルド古細菌の持つ、新しい光受容タンパク質の機能を解明 有機化学・薬学

真核生物の祖先に最も近縁なアスガルド古細菌の持つ、新しい光受容タンパク質の機能を解明

2020-04-11 東京大学,名古屋工業大学,名古屋大学,生命創成探究センター,科学技術振興機発表のポイント 私たちヒトを含む、全ての真核生物の祖先に最も近縁なアスガルド古細菌が持つ、シゾロドプシンと呼ばれるタンパク質が、光のエネルギーを...
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大腸がん・乳がん・前立腺がんの遺伝学的検査の有効性を検証 医療・健康

大腸がん・乳がん・前立腺がんの遺伝学的検査の有効性を検証

前立腺がんはNCCN指定以外の遺伝学的検査の必要性も2020-04-09 理化学研究所,東京大学,日本医療研究開発機構理化学研究所(理研)生命医科学研究センター基盤技術開発研究チームの劉 暁渓基礎科学特別研究員(研究当時)、桃沢幸秀チームリ...
コヒーシン遺伝子変異による白血病発症の機序を解明~染色体の3次元構造の異常が発がんに~ 医療・健康

コヒーシン遺伝子変異による白血病発症の機序を解明~染色体の3次元構造の異常が発がんに~

2020-04-08 京都大学小川誠司 医学研究科教授、越智陽太郎 同特定助教、鈴木洋 マサチューセッツ工科大学客員研究員、白髭克彦 東京大学教授、宮野悟 同教授らの研究グループは、コヒーシン遺伝子変異による白血病発症の機序を解明しました。...
「常識覆す成果」海底地下の岩石1cm3当たりに100億細胞の微生物 生物化学工学

「常識覆す成果」海底地下の岩石1cm3当たりに100億細胞の微生物

亀裂の粘土に濃集する有機物が密集の鍵2020-04-03 東京大学鈴木 庸平(地球惑星科学専攻 准教授)発表のポイント 海洋地殻上部を構成する玄武岩(注1)を対象に、岩石内の微生物細胞数を計測する技術を開発し、玄武岩の亀裂内部を調べた結果、...
生体内に存在する脂質が医薬品受容体の活性を制御する仕組みを解明 医療・健康

生体内に存在する脂質が医薬品受容体の活性を制御する仕組みを解明

新たな作用点と薬理作用を持つ薬づくりへ2020-04-02 東京大学,次世代天然物化学技術研究組合,日本医療研究開発機構医薬品の30%以上は、G蛋白質共役型受容体(GPCR)1)と呼ばれる膜タンパク質に存在する、生理的リガンドが結合する部位...
生体において高い生理活性を示す細胞増殖因子代替化合物を開発 医療・健康

生体において高い生理活性を示す細胞増殖因子代替化合物を開発

化学合成品により再生医療の大幅なコストダウンへ2020-04-02 東京大学,川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター,科学技術振興機構ポイント 組織の再生や保護作用を示す細胞増殖因子の代替化合物を開発し、モデルマウスにおいて肝炎...
美しい義足は積層造形の技術で大量オーダーメイドの次元へ 医療・健康

美しい義足は積層造形の技術で大量オーダーメイドの次元へ

2020-03-31 東京大学インダストリアルデザイナーとして活躍してきた山中先生は、慶應義塾大学にいた2008年に「美しい義足」プロジェクトを開始しました。きっかけは、オスカー・ピストリウス選手の走る姿。パラリンピックでの活躍だけでなくオ...
無花粉スギの原因遺伝子(MALE STELARITY 1)を同定 細胞遺伝子工学

無花粉スギの原因遺伝子(MALE STELARITY 1)を同定

MALE STELARITY 1を持つスギをDNA分析で迅速・正確に識別する手法を開発2020-03-30 新潟大学,森林総合研究所,東京大学,基礎生物学研究所スギ花粉症は、我が国の大きな社会問題の一つになっています。新潟大学農学部の森口喜...
大規模ゲノムの機械学習手法により日本人集団の地域による多様性を解明 医療・健康

大規模ゲノムの機械学習手法により日本人集団の地域による多様性を解明

日本人のゲノムを知り、ゲノム個別化医療に役立てる2020-03-26 大阪大学,東京大学,日本医療研究開発機構研究成果のポイント 日本人集団17万人のゲノム配列に最新の機械学習手法を適用し、日本の中でも地域による細かなゲノムの多様性が存在す...
がん全ゲノムにおけるマイクロサテライト不安定性の解明 医療・健康

がん全ゲノムにおけるマイクロサテライト不安定性の解明

がん免疫療法の適応診断や遺伝性腫瘍診断に有効2020-03-25 理化学研究所,東京大学理化学研究所(理研)生命医科学研究センターがんゲノム研究チームの藤本明洋副チームリーダー(研究当時、現 東京大学大学院医学系研究科教授)、中川英刀チーム...
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