産業技術総合研究所

生物化学工学

日本周辺海域の宝石サンゴの成長速度が明らかに~宝石サンゴの保全に貢献~

2023-06-28 産業技術総合研究所 ポイント 日本周辺海域に分布するアカサンゴ・モモイロサンゴ・シロサンゴの成長速度を鉛210法で推定 最も成長の遅いアカサンゴが大人の小指ぐらいの太さまで成長するのに40〜70年かかることが判明 アカ...
有機化学・薬学

サブテラヘルツ波が水とタンパク質のミクロな混合を加速~水素結合の組み替えに直接的に作用し、不均一なタンパク質表面への水和を早める~

2023-05-22 産業技術総合研究所 ポイント サブテラヘルツ波を照射しながらタンパク質の水和状態の変化を解析する技術を開発 サブテラヘルツ波の照射でタンパク質の水和が促進されることを発見 サブテラヘルツ照射は水和を変える新手法として、...
生物環境工学

日本周辺海域のアカサンゴの遺伝的な集団構造の一部が明らかに~アカサンゴの保全に貢献~

2023-04-27 産業技術総合研究所 ポイント 日本周辺海域に生息するアカサンゴの一塩基多型情報を用いた集団遺伝解析および幼生分散シミュレーションを実施 遺伝的多様性が低い集団は見られず、広域で遺伝的交流が維持されていることが判明 幼生...
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有機化学・薬学

タンパク質が変性して小さくなることを発見~タンパク質の新常識、抗体医薬品の安定化技術への応用期待~

2023-04-24 産業技術総合研究所 学校法人関西文理総合学園長浜バイオ大学バイオサイエンス学部 今村比呂志 助教(元学校法人立命館立命館大学 助教、元国立研究開発法人産業技術総合研究所 博士研究員)と国立研究開発法人産業技術総合研究所...
医療・健康

オミクロン株流行下の抗原定性検査の感度と特異度が判明~Jリーグの選手とスタッフを対象にした検査から~

2023-01-30 産業技術総合研究所 お読みいただく前に 抗原定性検査は、PCR検査より安価であるため頻度高く検査することが可能ですが、オミクロン株に対して感染直後の感度が低下する可能性が指摘されていました。 一方、抗原定性検査の感度を...
医療・健康

ヒト腸内細菌の1種が持久運動パフォーマンスの向上に貢献 ~腸内フローラと運動能力の関係が明らかに~

2023-01-26 慶應義塾大学,順天堂大学,産業技術総合研究所,青山学院大学,アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社,科学技術振興機構 ポイント 日本人長距離ランナーの腸内にはBacteroides uniformisが多く、...
有機化学・薬学

ポリフェノールが持つ心房細動の予防効果を発見~イソラムネチンが発症を抑制~

2022-12-22 産業技術総合研究所 ポイント ポリフェノールの一種であるイソラムネチンの投与が発症の予防に有効 心房細動の発症に至る心房の電気的・構造的な変性を同時に改善 発症の予防に向けたアップストリーム治療法として期待 イソラムネ...
医療・健康

統合失調症の脳における「意味関係の乱れ」を発見~AI技術の応用により脳活動から思考障害のメカニズムに迫る~

2022-12-21 産業技術総合研究所 ポイント AI技術を使った脳活動の解析により、統合失調症患者の脳では、ものの意味関係が乱れていることを捉えることに成功しました。 統合失調症では、脳内意味ネットワーク構造が無秩序になっているために、...
有機化学・薬学

qNMR (定量NMR)法が国際規格(ISO)に~医薬品や試薬、食品成分などの有機化合物の定量分析の信頼性向上に貢献~

2022-12-21 産業技術総合研究所 日本電子株式会社、富士フイルム和光純薬株式会社、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)計量標準総合センター 物質計測標準研究部門、国立医薬品食品衛生研究所(以下「国立衛研」とい...
生物工学一般

細胞運動能の起源と進化に迫る ~自ら動く『最小の』生命体を作り出すことに成功~

2022-12-01 大阪公立大学,産業技術総合研究所,科学技術振興機構 ポイント 最少の遺伝情報のみで生きる合成細菌に、運動装置となるたんぱく質を導入。 球状であった合成細菌が、らせん形状になり泳ぐことを確認。 いまだ明らかでない細胞運動...
生物環境工学

同種個体のかすかな化学的痕跡はフジツボ幼生の着生を遅らせる~フジツボの生態解明から付着防除技術の開発にも期待~

2022-09-29 産業技術総合研究所 北出汐里(兵庫県立大学・環境人間学研究科)、遠藤紀之(姫路エコテック株式会社)、野方靖行(電力中央研究所)、松村清隆(北里大学・海洋生命科学部)、安元剛(北里大学・海洋生命科学部)、井口亮(産業技術...
医療・健康

熱帯夜による睡眠障害の被害は熱中症に匹敵することが判明

2022-09-27 東京大学 発表のポイント ◆毎日の睡眠の質を計測する自記式質問票を開発し、日本の夏の都市部における住民の睡眠の質を調査しました。その結果、日最低気温が25℃を上回ると睡眠は悪化し、睡眠障害の被害(健康ロス)は、熱中症の...
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