有機化学・薬学 ミトコンドリアに薬を運ぶナノカプセルで病気を撃退 ~ミトコンドリアにコエンザイムQ10を運ぶ抗酸化療法の開発に成功~ 2023-05-10 北海道大学,科学技術振興機構ポイント コエンザイムQ10を搭載したミトコンドリア標的型ナノカプセルの開発に成功。 薬剤性肝障害モデルマウスを用いた治療効果の検証実験において、良好な肝臓保護効果を達成。 酸化ストレスの発... 2023-05-11 有機化学・薬学
医療・健康 新たな骨の幹細胞「骨内膜幹細胞」を発見 ~骨の再生に貢献する「光」、骨のがんを引き起こす「影」を併せ持つクリティカルな幹細胞~ 2023-04-27 長崎大学,科学技術振興機構ポイント 体の成長に伴って骨が伸びたり、骨折後に骨が元に戻るために、骨の中(骨髄)に存在する骨の幹細胞が大きな役割を果たしていると以前から考えられていましたが、特に小児、成長期における骨の幹細... 2023-04-27 医療・健康
生物工学一般 20種類の翻訳因子を再生産しながらDNAを複製する人工分子システムを開発~自律的に増殖する人工細胞構築に活路を開く~ 2023-04-14 東京大学,科学技術振興機構発表のポイント 細胞が増殖するためには、細胞を構成する全ての成分(DNA、RNA、タンパク質など)を再生産する必要があるが、この能力を持つ人工物はいまだ作られていない。 本研究では、タンパク質... 2023-04-14 生物工学一般
医療・健康 聴力が低下した地域在住高齢者の孤独感が 要介護状態の新規発生と関連することを明らかにしました 2023-04-10 国立長寿医療研究センター,科学技術振興機構ポイント 高齢者の孤独感と要介護状態の発生との関連性は十分に解明されていない。 聴力低下のある高齢者は、聴力低下のない高齢者と比べ、要介護状態の新規発生の割合が高いことを示した... 2023-04-10 医療・健康
有機化学・薬学 カーボンナノチューブを認識する免疫受容体の発見 ~カーボンナノチューブが炎症を引き起こす機構を解明~ 2023-04-07 立命館大学,科学技術振興機構ポイント CNTは次世代ナノ材料として大きく期待されているものの、一部のCNTはアスベスト様の毒性が懸念されており、その毒性発現分子機構は不明であった。 独自のインシリコ探索により、世界で初... 2023-04-07 有機化学・薬学
生物化学工学 α2マクログロブリンが変性たんぱく質を分解する役割を発見 ~アルツハイマー病などの新しい治療法確立に前進~ 2023-03-28 千葉大学,科学技術振興機構千葉大学 大学院理学研究院の板倉 英祐 准教授らの研究グループは、血液中に豊富に存在するたんぱく質であり、プロテアーゼインヒビター(たんぱく質分解阻害剤)として働くことが知られているα2マクロ... 2023-03-29 生物化学工学
生物化学工学 アミノ酸のホモキラリティ獲得の分子機構を解明 ~量子化学計算で生命の起源を探る~ 2023-03-28 筑波大学,科学技術振興機構地球上の生物はアミノ酸を重要な構成要素としていますが、鏡像関係にある2つの異性体(L体とD体)のうち、L体のアミノ酸のみを使用しています(ホモキラリティ)。一方、アミノ酸を人工的に化学合成した... 2023-03-29 生物化学工学
有機化学・薬学 細菌の薬剤耐性化の原因となる新たな因子とその発現メカニズムの発見 2023-03-27 筑波大学,京都産業大学,科学技術振興機構薬剤耐性菌は私たち人類にとって大きな脅威の1つであり、これを制御するためには、薬剤耐性機構の理解が必要です。ARE-ABCFは、抗菌薬に対する耐性の発現に関係するたんぱく質で、多... 2023-03-27 有機化学・薬学
生物工学一般 たんぱく質のアミノ酸残基選択的ラベル化を 可能とする光駆動型人工金属酵素の開発 ~働く環境の変化で潜在能力を引き出す~ 2023-03-17 東北大学,科学技術振興機構ポイント たんぱく質の内部空間に金属錯体を導入すること(人工酵素化)で人工金属酵素は構築されます。本研究では、金属錯体に潜在している光化学特性を人工酵素化によって引き出した光駆動型人工金属酵素... 2023-03-17 生物工学一般
細胞遺伝子工学 クリックケミストリーにより細胞内脂質を超高速で解析 ~代謝異常の原因遺伝子を同定する技術開発に成功~ 2023-03-14 科学技術振興機構,京都大学ポイント これまで、脂質の解析には時間がかかり、効率の良い脂質の分析法が求められていました。 人の全遺伝子と脂質代謝の因果関係を網羅的に調べる超高速解析技術を開発しました。 代謝異常の原因とな... 2023-03-14 細胞遺伝子工学
細胞遺伝子工学 キウイフルーツのゲノム解読が「性染色体進化の定説」を覆す 2023-03-07 岡山大学,科学技術振興機構ポイント さまざまなキウイフルーツの全ゲノム情報を解読しました。 キウイフルーツは進化の中で何度も「新しいY染色体」を生み出したことを発見しました。 「Y染色体はオスに有利な状況を作るよう進化... 2023-03-07 細胞遺伝子工学
医療・健康 RNA構造「G4」がストレス顆粒の核となる ~神経変性疾患の新しい治療標的の可能性~ 2023-02-25 熊本大学,科学技術振興機構ポイント RNA構造の1つである「グアニン四重鎖構造(G4)」が細胞のストレス顆粒の核となり、G4結合タンパク質と共にストレス顆粒の形成を制御することを明らかにしました。 ストレス顆粒の形成不... 2023-02-27 医療・健康