京都大学

医療・健康

パーキンソン病前駆期の動物モデルを作製~発症予防や進行抑制に向けた治療法開発の貢献に期待~

2019-12-10   京都大学,日本医療研究開発機構 概要 パーキンソン病(PD)はドパミン神経の変性をきたす進行性の難病の一つであり、本邦では15~20万人の患者が存在しています。PDの治療については、ドパミンを補充するなどの対症療法...
生物環境工学

生物多様性保全と温暖化対策は両立できることが判明

生物多様性の損失は気候安定化の努力で抑えられる 2019-12-04 京都大学 藤森真一郎 工学研究科准教授は、森林研究・整備機構森林総合研究所、立命館大学、国立環境研究所、東京農業大学と共同で、パリ協定が目指す長期気候目標(2℃目標)達成...
医療・健康

食品成分がmRNAのスプライシングを調節することを解明~フラボノイドによるがん予防の可能性~

2019-12-04 京都大学 増田誠司 生命科学研究科准教授、渋谷恭之 名古屋市立大学教授らの研究グループは、食品成分中にメッセンジャーRNA(mRNA)のスプライシングを制御する活性があれば、がんの予防に役に立つ可能性があるということに...
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医療・健康

リソソームが成体神経幹細胞を制御するメカニズムを解明

2019-11-29 京都大学,日本医療研究開発機構(AMED) 概要 京都大学ウイルス・再生医科学研究所 小林妙子助教と影山龍一郎同教授(兼:物質―細胞統合システム拠点=iCeMS(アイセムス)連携PI)らの研究グループは、成体脳内の神経...
有機化学・薬学

青色EL材料の性能向上につながる新しい有機ホウ素化合物を開発

次世代ディスプレイや照明装置の開発に向けた優れた青色有機ELの低コスト化に展望 2019-11-28 京都大学 時任宣博 化学研究所教授、吾郷友宏 茨城大学准教授、安田琢麿 九州大学教授らの研究グループは、酸素原子を導入した有機ホウ素化合物...
医療・健康

記憶の鍵となる受容体を働かせる仕組みを解明

4つのパーツを0.1秒毎に組み立て直して働かせるメカニズム 2019-11-26   京都大学 岡昌吾 医学研究科教授、森瀬譲二 同助教、鈴木健一 岐阜大学教授(高等研究院 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)客員教授)、楠...
医療・健康

小脳神経細胞の樹状突起で新規の学習原理を発見

小脳プルキンエ細胞の樹状突起では、樹状突起の興奮性が入力の伝搬を決める 2019-11-26 京都大学 大槻元 白眉センター特定准教授は、小脳の主要な出力細胞であるプルキンエ細胞の樹状突起では、樹状突起のそれぞれの興奮性が異なることによって...
有機化学・薬学

分岐鎖アルコールによる細胞生育阻害の新たな分子メカニズムを発見

窒素飢餓ストレス応答の制御による耐性獲得と バイオ燃料イソブタノール生産能の向上 2019-11-21 京都大学 黒田浩一 農学研究科准教授は、Gregory Stephanopoulos マサチューセッツ工科大学教授、Gerald R. ...
医療・健康

睡眠時無呼吸に対するCPAP療法の遠隔モニタリングの有用性を実証

遠隔医療の新たな臨床エビデンスを確立 2019-11-18 京都大学 陳和夫 医学研究科特定教授、村瀬公彦 同特定助教らの研究グループは、CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:持続気道陽圧)療法中...
細胞遺伝子工学

ステロールの過剰集積を防ぐ植物の技を解明 ~二段階フェイルセーフ・システム~

2019-11-15 京都大学 西村いくこ 名誉教授(甲南大学特別客員教授)、島田貴士 千葉大学助教らの研究グループは、シロイヌナズナの葉に発見したステロールエステル(Sterol Ester)を集積する細胞小器官(オルガネラ)を「SEボデ...
細胞遺伝子工学

大脳の進化的起源に関わる機構をホヤで解明 ~ホヤはなぜ大脳をつくれないのか~

2019-11-12 京都大学 刘柏岐 理学研究科博士課程学生、佐藤ゆたか 同准教授は、脊椎動物に最も近縁な無脊椎動物であり、大脳あるいは終脳に相当する脳構造を持ってないホヤの脳の前方領域に、脊椎動物の吻側神経菱と同様に、Foxg遺伝子が発...
医療・健康

腫瘍組織への血流を介した薬剤評価チップを開発 ~オンチップ血管網を利用した新規腫瘍モデル~

2019-11-12 京都大学 横川隆司 工学研究科教授、梨本裕司 東北大学助教らの研究グループは、三浦岳 九州大学教授、西山功一 熊本大学准教授らと共同で、生体内の固形癌を模したモデル内に血管を誘導し、血流を介した栄養供給が、腫瘍モデルの...
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