習慣的にコーヒーを摂取している人ほど眼圧が低いことを発見

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ながはま0次予防コホート事業(長浜スタディ)の成果

2020-11-09 京都大学

三宅正裕 医学研究科特定助教、辻川明孝 同教授、中野絵梨 同博士課程学生らの研究グループは、長浜スタディに参加した9,850人の日本人データを解析することにより、コーヒーをよく飲んでいる人ほど眼圧が低いことを発見しました。

ただし、コーヒーを飲むことによって眼圧が下がるのかはわかっていませんので、緑内障の治療や予防の目的でコーヒーを摂取することを推奨するものではありません。

日本は世界第4位のコーヒー消費国です。近年の研究で、習慣的にコーヒーを飲む人の方が死亡率が低く、様々な疾患になりにくいことがわかってきました。今回本研究グループは、緑内障発症・進行の危険因子である「眼圧」とコーヒーの関係に着目しました。緑内障は視覚障害の原因第1位で、眼圧が高いと緑内障が進行しやすいとわかっています。今まで、コーヒー摂取頻度と眼圧との関係を大規模な日本人コホートで調べた研究はありませんでした。

本研究成果は、2020年11月6日に、国際学術誌「Ophthalmology Glaucoma」に掲載されました。

図:本研究のイメージ図

書誌情報

読売新聞(11月8日 31面)に掲載されました。

詳しい研究内容≫

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