京都産業大学

生物化学工学

謎の古生物「タリーモンスター」、 3D形態解析で脊椎動物説に反証

2023-04-17 東京大学,京都産業大学 発表のポイント ◆近年、3億年前の謎の古生物「タリーモンスター」が脊椎動物であるという説が提唱され、脊椎動物の形態的多様性について見直しが迫られていた。 ◆3DレーザースキャナーとX線マイクロC...
有機化学・薬学

細菌の薬剤耐性化の原因となる新たな因子とその発現メカニズムの発見

2023-03-27 筑波大学,京都産業大学,科学技術振興機構 薬剤耐性菌は私たち人類にとって大きな脅威の1つであり、これを制御するためには、薬剤耐性機構の理解が必要です。ARE-ABCFは、抗菌薬に対する耐性の発現に関係するたんぱく質で、...
有機化学・薬学

抗体医薬品の安定供給を実現するHspa5プロモーターを用いた新たな抗体発現系を開発~従来方法に比べて抗体発現量が約2倍向上~

2022-05-25 京都産業大学,日本医療研究開発機構 本件のポイント CHO細胞*1を用いた抗体発現において、トランスクリプトーム解析*2から発現量の高い遺伝子「hspa5< span="">*3」を特定した。</SUP<> hspa5...
細胞遺伝子工学

mRNAの安定性は遺伝暗号コドンの組み合わせによって変化する。その原因は「リボソームの減速」

DNAから転写されたメッセンジャーRNA(mRNA)からタンパク質が作られる際のリボソームの移動のスピードが、mRNA自身の寿命を決めていることを明らかにしました。mRNAの寿命が伸びるようワクチンの配列をデザインすることで、mRNAワクチンの最適化や生体内でのコントロール技術の創出が期待されます。
有機化学・薬学

立体構造モデル構築法を用い、共同でミトコンドリアのSAM複合体の高分解能立体構造をクライオ電子顕微鏡解析で決定

2021-01-15 産業技術総合研究所 京都産業大学生命科学部 遠藤斗志也教授(タンパク質動態研究所所長)の研究グループは、東京大学、フライブルグ大学、千葉大学、産業技術総合研究所と共同で、ミトコンドリアのSAM複合体の高分解能立体構造を...
医療・健康

クライオ電子顕微鏡によるヒト由来カルシウムポンプの高分解能構造の決定

細胞内カルシウム恒常性維持機構の破綻が引き起こす疾病の原因解明に光 2020-09-14 東北大学,東京大学,京都産業大学,日本医療研究開発機構 発表のポイント クライオ電子顕微鏡による構造解析により、細胞中のカルシウムの恒常性維持に重要な...
生物化学工学

「切っても切っても生えてくる」 葉の断片から再生する植物を用いて栄養繁殖の仕組みを解明

2019-11-22   京都産業大学,東京大学大学院理学系研究科,東京学芸大学,理化学研究所,東京農工大学 【本件のポイント】 植物は動物と比べると高い再生能力をもっており、一部の植物はクローンを再生することで個体数を増やす「栄養繁殖」に...
生物化学工学

ミトコンドリアへのタンパク質搬入口TOM複合体の精密構造と働く仕組みを解明

2019/10/11 産業技術総合研究所 概要 ミトコンドリア(注1)は細胞内で生命活動に必要なエネルギーを産生します。そのため、ヒトではミトコンドリアが正常に機能することが健康につながり、ミトコンドリアの機能低下は老化やさまざまな病態と関...
生物工学一般

ヒト由来カルシウムポンプの高分解能構造と活性制御機構を解明

2019-04-24  東北大学,奈良先端科学技術大学院大学,大阪大学,京都産業大学,日本医療研究開発機構 発表のポイント 細胞中のカルシウムの恒常性維持に重要な小胞体膜局在カルシウムポンプSERCA2bの結晶構造を世界で初めて明らかにした...
細胞遺伝子工学

ニホンミツバチのフルゲノムを解読

ニホンミツバチの病気に強い理由の解明に活用 2019-02-27 農研機構,東京農業大学,京都産業大学 ポイント 農研機構、東京農業大学、京都産業大学は共同で、ニホンミツバチのフルゲノム配列の解読に成功しました。ニホンミツバチは、一般に飼養...
医療・健康

もやもや病の責任遺伝子が脂肪代謝の制御因子であることを発見

2019-01-31  京都産業大学,青山学院大学,北海道大学,科学技術振興機構 ポイント 日・中・韓で多い原因不明の難治性脳血管疾患であるもやもや病の責任遺伝子としてミステリンを見いだしていたが、そのはたらきは不明であった。 今回、ミステ...
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