免疫チェックポイント阻害薬

医療・健康

膀胱がんのFGFR3異常が腫瘍免疫微小環境と免疫療法の効果に与える影響を解明~大規模膀胱がんコホート解析で新規治療標的同定に期待~

2023-12-08 国立がん研究センター,大阪医科薬科大学 発表のポイント 大規模膀胱がんコホート解析により、「FGFR3遺伝子の変異をもつ症例(以下、FGFR3変異症例)」の中には「腫瘍免疫微小環境の多様性」がみられること、その一部に免...
医療・健康

EP2/4阻害薬による抗腫瘍作用の機序解明~新しいがん免疫治療薬の開発に向けて~

2022-06-08 京都大学 成宮周 医学研究科特任教授(名誉教授)、タムケオ・ディーン 同特定准教授およびパンヤワタナヌクーン・シワコン 同博士課程学生らの研究グループは、免疫チェックポイント阻害薬(抗PD-1抗体など)非感受性LLC1...
医療・健康

血液中のアミノ酸プロファイルを調べることで、がん免疫療法が有効な患者を選別できることを発見

2022-05-16 神奈川県立がんセンター,久留米大学,味の素株式会社,日本医療研究開発機構 発表のポイント 治療前の血液中のアミノ酸プロファイルを調べることで、がん免疫療法(免疫チェックポイント阻害薬)(注1)が有効な患者を選別できるこ...
医療・健康

肝転移病変における免疫チェックポイント阻害薬に対する新規耐性メカニズムの解明

がん組織に存在する制御性T細胞のPD-1タンパク質の発現によって、免疫チェックポイント阻害薬(PD-1/PD-L1阻害薬)の治療耐性が生じることが明らかとなりました。がん組織内の制御性T細胞はPD-1タンパク質を高発現することで治療耐性を引き起こし、組織内の乳酸により、このPD-1発現が誘導されることを新たに発見しました。乳酸を多く産生する肝転移病変などにおいて、免疫チェックポイント阻害薬に耐性化している機序に関与している可能性が示されました。臨床の場で抗PD-1抗体治療によって肝臓転移巣がむしろ増悪することがあることが知られていましたが、その原因の一部が明らかになったと考えられます。
有機化学・薬学

プロスタグランジンE2を介した免疫チェックポイント阻害薬の新たな耐性獲得機構の解明

新たな免疫療法への応用に期待 2020-12-22 北海道大学,東北大学,日本医療研究開発機構 牛伝染性リンパ腫ウイルス感染症に対する免疫チェックポイント阻害薬(抗PD-L1抗体)の処置で、別の免疫抑制物質の産生が誘導されることを解明。 ウ...
医療・健康

免疫チェックポイント阻害薬(PD-1/PD-L1阻害薬)の治療効果を高精度に予測するバイオマーカーを同定

2020-09-01 国立がん研究センター,名古屋大学,日本医療研究開発機構 発表のポイント 免疫チェックポイント阻害薬(PD-1*1/PD-L1阻害薬)による治療効果を高精度に予測するバイオマーカー(腫瘍浸潤エフェクターT細胞と制御性T細...
医療・健康

泌型PD-L1バリアントを介した免疫チェックポイント阻害薬耐性機序の発見

免疫チェックポイント阻害薬治療耐性の克服を目指す 2019-03-14 がん研究会,日本医療研究開発機構 1.概要 私たちの体は、体外から侵入した細菌やウィルス等の異物を排除し自己を守る免疫防御機構を持っており、体内で発生したがん細胞の排除...
生物化学工学

ヨーネ病の病態発生メカニズムを解明~家畜法定伝染病ヨーネ病に対する制御法への応用に期待~

2018-04-02 北海道大学,東北大学,日本医療研究開発機構 ポイント ウシの法定伝染病であるヨーネ病で、PGE2が免疫チェックポイント因子PD-L1の発現を誘導し、免疫が抑制されることを解明。 PGE2産生を阻害するとヨーネ菌への免疫...
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