兵庫県立大学

生物化学工学

ヘム濃度センサータンパク質の作動機序を原子レベルで解明~病原菌が毒を回避する生存戦略~

大型放射光施設「SPring-8」を利用して、病原菌がヒトなどの動物の血液から栄養として獲得した「ヘム」の濃度を制御するために用いる「ヘム濃度センサータンパク質」の立体構造を決定し、その作動機序を原子レベルで解明した。
細胞遺伝子工学

環境DNA技術により海底堆積物から過去300年にわたる魚のDNAを発見!

魚の個体数変動が堆積物中のDNA量から捉えられることを世界で初めて検証 堆積物DNAによる地球上のあらゆる大型生物の長期動態の解明に期待 2020-10-16 愛媛大学 愛媛大学 加 三千宣准教授、兵庫県立大学、神戸大学、産業技術総合研究所...
細胞遺伝子工学

シカ糞の遺伝情報から、シカの食べる植物の季節変化を解明

森のシカは、夏は落ち葉を、冬は嫌いな植物を食べて生きぬく 2020-10-16 京都大学 古田智博 農学研究科修士課程学生(研究当時)、高柳敦 同准教授、井鷺裕司 同教授、中濵直之 兵庫県立大学自然・環境科学研究所講師(兵庫県立人と自然の博...
医療・健康

ヒト胎児心臓の心筋線維方向を追跡 ~受精後8週の心筋線維は成人と同じ配列をする~

2020-10-09 京都大学 高桑徹也 医学研究科教授、山田重人 同教授、今井宏彦 情報学研究科助教、原口亮 兵庫県立大学准教授らの研究グループは、本学医学研究科附属先天異常標本解析センターが所蔵しているヒト胚標本20体を用いて、ヒト心臓...
生物化学工学

お花畑の保全は、植物多様性の保全につながるのか

文化的サービスと生物多様性の保全を両輪で推進するための計画 2020-08-26 東京大学 発表者 内田   圭(東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 助教) 小山 明日香(国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所 ...
有機化学・薬学

進化すると色素タンパク質が増える?〜珪藻の光化学系I-集光性色素タンパク質複合体の立体構造解明

2020-05-18 岡山大学,筑波大学,理化学研究所,京都大学,兵庫県立大学,基礎生物学研究所,神戸大学 岡山大学異分野基礎科学研究所の長尾遼特任講師、加藤公児特任准教授、秋田総理准教授、沈建仁教授、筑波大学生存ダイナミクス研究センターの...
医療・健康

ウイルスが翻訳装置を乗っ取る仕組み~C型肝炎ウイルスゲノムRNAは翻訳中のリボソームを捕える

2019-05-14 理化学研究所,兵庫県立大学,大阪大学,日本医療研究開発機構 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター翻訳構造解析研究チームの伊藤拓宏チームリーダー、岩崎わかな専任研究員、タンパク質機能・構造研究チームの横山武司研究...
生物化学工学

貧血予防に新たな指針:ビタミンCが鉄分の吸収を促進するメカニズムを原子レベルで解明

2018-08-20 兵庫県立大学,理化学研究所,島根大学,メリーランド大学,ブリティッシュコロンビア大学 趣旨 兵庫県立大学大学院生命理学研究科の澤井仁美助教と理化学研究所放射光科学研究センターの杉本宏専任研究員を中心とした共同研究グルー...
有機化学・薬学

活性型ビタミン B12がラジカル酵素反応を制御する仕組みを世界で初めて発見

高品質衣料用繊維の原料生産への応用に期待 2018-05-29 兵庫県立大学, 岡山大学, 理化学研究所    兵庫県立大学大学院生命理学研究科の柴田直樹准教授(理化学研究所客員研究員(研究当時))と岡山大学の虎谷哲夫名誉教授を中心とした共...
生物化学工学

土壌中の酸素濃度を感知して植物に窒素栄養を供給するタンパク質の全体像を解明

2018-04-11 兵庫県立大学,国立研究開発法人理化学研究所,英国リバプール大学 ダイズやエンドウなどマメ科植物の根には根粒という器官ができます。この根粒を形成する根粒菌は、空気中の窒素N2を植物が利用しやすいアンモニアNH3に変換する...
医療・健康

病原菌における抗菌ガス分解酵素の新機能

キノール依存型NORは ATP合成につながる膜電位を形成する 2018-02-27 理化学研究所  兵庫県立大学 要旨 理化学研究所(理研)放射光科学総合研究センター城生体金属科学研究室のデヴィッド・ヤング国際プログラム・アソシエイト(研究...
生物化学工学

珪藻のフィジオロミクスに基づく褐色のエネルギー革命のためのパイロットプラントの完成

培養コストの大幅低減による低炭素社会実現と有用物質の生産 2018-01-25 兵庫県立大学,京都大学,科学技術振興機構(JST) ポイント 珪藻は地球上の光合成の約25%を担っていて、バイオ燃料、医薬品原料、養殖用餌料などの有用物質を生産...
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