医療・健康 血中CRP(C反応性蛋白)濃度とがん罹患リスクとの関連について~多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果報告~ 2022-04-01 国立がん研究センター私たちは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防と健康寿命の延伸に役立てるための研究を行っています。平成2年(1990年)と平成5年(19... 2022-04-01 医療・健康
有機化学・薬学 急性白血病治療薬として創製された新薬候補化合物のフェーズ1/2試験を開始 2022-03-31 国立がん研究センター,庄内地域産業振興センター,大日本住友製薬株式会社発表のポイント 急性白血病に関する基礎研究成果をもとに開発された新規薬剤候補の臨床試験(フェーズ1/2)において患者さんへの投与が開始されました。 ... 2022-03-31 有機化学・薬学
有機化学・薬学 SCRUM-Japanの研究結果に基づく成果~アンメットメディカルニーズのHER2陽性大腸がんに対して、世界初の有効な治療法が国内で承認~ 2022-03-28 国立がん研究センター,日本医療研究開発機構発表のポイント 国内で実施した医師主導治験の結果をもとに、世界で初めてとなる、HER2陽性大腸がん患者さんに対するペルツズマブとトラスツズマブの併用療法が日本で承認されました。... 2022-03-29 有機化学・薬学
有機化学・薬学 分子標的治療によってがん組織で変化するリン酸化シグナルを患者毎に捉えることに成功 次世代「がん精密医療」への応用に期待2022-03-28 医薬基盤・健康・栄養研究所,国立がん研究センター,日本医療研究開発機構本研究成果のポイント 独自に開発した微量組織サンプルの網羅的リン酸化部位測定技術を用いて、分子標的薬治療前、治療... 2022-03-28 有機化学・薬学
医療・健康 がん患者の人生の最終段階の療養生活の実態調査結果 5万人の遺族から見た全体像を公表 遺族の視点では、医療者はがん患者の苦痛症状によく対応していたが苦痛症状の緩和は、改善の余地があることが明らかになりました2022-03-25 国立がん研究センター国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜斉 東京都中央区)は、厚生労... 2022-03-26 医療・健康
有機化学・薬学 テロメラーゼ逆転写酵素(hTERT)が癌細胞の増殖能や悪性度、分化、および予後不良マーカーであることを発見 2022-03-23 国立がん研究センター,香川大学,金沢大学,滋賀医科大学,東京大学医科学研究所,神奈川県立がんセンター,東北大学,日本医療研究開発機構ポイント リン酸化による修飾を受けたテロメラーゼ逆転写酵素(hTERT)注1を認識する... 2022-03-23 有機化学・薬学
有機化学・薬学 子宮平滑筋肉腫の特徴として、細胞周期関連酵素の異常な活性化の同定 新規治療薬としてPLK1およびCHEK1阻害剤の効果が期待2022-03-18 国立がん研究センター,名古屋大学ポイント 不治の病である子宮平滑筋肉腫に効果が期待される新規治療薬候補が同定された。 網羅的な遺伝子発現の解析により、子宮平滑筋... 2022-03-22 有機化学・薬学
有機化学・薬学 RAS遺伝子変異による発がんに関わる新たなメカニズムとその弱点を発見し核酸医薬による新規治療を提唱 多くのがんの発がんに関連している代表的ながん遺伝子でありながら、いまだ有効な治療薬が一部の変異のみに限られているRAS遺伝子変異について、発がんに関わる新たなメカニズムとその弱点を発見しました。また、このメカニズムに作用しがん細胞のみを攻撃する核酸医薬を新たにデザインし、治療応用が期待されることを実験で確認しました。 2022-03-03 有機化学・薬学
医療・健康 頭頸部がんの術後補助療法の新たな標準治療を確立~標準治療の普及と予後の改善を期待~ 術後再発リスクの高い頭頸部がん患者さんを対象に、従来の標準治療(シスプラチン3週毎+放射線治療)に対して、シスプラチン毎週投与+放射線治療の非劣性を世界で初めて検証しました。全生存期間の非劣性が証明され、副作用がより軽いことがわかりました。 2022-03-02 医療・健康
医療・健康 卵巣がんの新しい治療標的を同定~がん研究に医療ビッグデータとコンピュータ科学を活用~ 医療ビッグデータとコンピュータ科学を活用し、卵巣がんの新しい治療標的として、「LKB1-MARK3経路」を同定しました。卵巣がんのうち最も死亡者数の多い「高異型度漿液性卵巣がん」の新しい治療法の開発につながると期待できます。 2022-02-07 医療・健康
医療・健康 肝転移病変における免疫チェックポイント阻害薬に対する新規耐性メカニズムの解明 がん組織に存在する制御性T細胞のPD-1タンパク質の発現によって、免疫チェックポイント阻害薬(PD-1/PD-L1阻害薬)の治療耐性が生じることが明らかとなりました。がん組織内の制御性T細胞はPD-1タンパク質を高発現することで治療耐性を引き起こし、組織内の乳酸により、このPD-1発現が誘導されることを新たに発見しました。乳酸を多く産生する肝転移病変などにおいて、免疫チェックポイント阻害薬に耐性化している機序に関与している可能性が示されました。臨床の場で抗PD-1抗体治療によって肝臓転移巣がむしろ増悪することがあることが知られていましたが、その原因の一部が明らかになったと考えられます。 2022-01-28 医療・健康
医療・健康 腎がんの「ゲノム医療」に貢献~日本人での原因遺伝子・発症リスク・臨床的特徴の大規模解析~ 腎がん患者と非がん患者対照群を用いた症例対照研究で世界最大規模となる7,000人以上のゲノムDNA解析を行い、日本人の遺伝性腎がんの原因遺伝子・発症リスク・臨床的特徴を明らかにしました。日本人の腎がん患者それぞれに適した治療を行う「ゲノム医療」に貢献すると期待できます。 2022-01-06 医療・健康