細胞遺伝子工学 交雑は植物のトランスポゾン(動くDNA配列)を活性化する~交雑が遺伝的多様性を大きくする仕組みの一端を明らかに~ 2022-08-09 新潟大学本学自然科学系(農学部)の深井英吾准教授、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の吉川学博士、デンマーク・オーフス大学、かずさDNA研究所、国立遺伝学研究所、理化学研究所らの研究グループは、植物の交雑にとも... 2022-08-09 細胞遺伝子工学
生物化学工学 モータータンパク質「ダイニン」は、その制御因子群と細胞内で適切な順番で出会う 2022-08-05 国立遺伝学研究所細胞の中では、物質の輸送や染色体の分配など、ものを運ぶために力が必要とされる場面が多くあり、そのような細胞内での力発生の多くは、分子モーターと呼ばれるタンパク質酵素によって担われています。その分子モータ... 2022-08-05 生物化学工学
細胞遺伝子工学 染色体は相転移する(A phase transition for chromosome transmission when cells divide) 2022-08-04 国立遺伝学研究所染色体は細胞分裂の際、DNAがコンパクトに凝集した構造体で、次世代へ受け渡される遺伝情報そのものです。この染色体は微小管などから物理的な力を受けることで、母細胞から娘細胞へと分配されます。つまり、染色体... 2022-08-04 細胞遺伝子工学
細胞遺伝子工学 昆虫類の形態に雌雄差をもたらす仕組みの進化的起源を推定 2022-08-01 基礎生物学研究所,国立遺伝学研究所カブトムシのオスは「角」でメスを巡り争い、オスのスズムシは翅に備わる「発音器官」を奏してメスを誘います。このように、昆虫類の形態には、繁殖の成功に基づく淘汰の結果として、様々な雌雄差(... 2022-08-01 細胞遺伝子工学
医療・健康 動きまわる人工細胞、その鍵は摩擦にあり ~細胞が狭い空間を利用して運動する仕組みを解明~ 2022-07-21 国立遺伝学研究所私たちの体の生体組織は細胞と細胞外基質から構成され、細胞間の隙間はコラーゲン線維などの細胞外基質で埋め尽くされた狭い空間です。この生体組織内を移動するガン細胞から白血球の運動に至るまで、単一細胞の自律運... 2022-07-21 医療・健康
生物化学工学 イネ栽培化の初期過程に重要な役割を果たした3つの遺伝子 2022-06-24 国立遺伝学研究所神戸大学大学院農学研究科を中心とした、国立遺伝学研究所、英国・ユニバーシティカレッジロンドン、ウォーリック大学、ミャンマー・イエジン農科大学、カンボジア・農務省からなる国際共同研究チームは、栽培イネ(O... 2022-06-24 生物化学工学
有機化学・薬学 謎のグルコース代謝経路「ポリオール経路」の生理機能を解明 ~進化的に保存されたポリオール経路によるグルコース感知機構~ 2022-06-13 国立遺伝学研究所グルコース(ブドウ糖)は動物にとってエネルギー源でありDNAやRNAなどの生体分子の素にもなる重要な栄養素です。我々人間を含む動物は摂食で増える血中のグルコースを感知してグルコースを利用する仕組み(代謝... 2022-06-13 有機化学・薬学
細胞遺伝子工学 細胞周期の間期におけるクロマチンの定常的な動き 2022-06-06 国立遺伝学研究所私たちの体は約40兆個の細胞からできています。それぞれの細胞には全長約2メートルにも及ぶ生命の設計図、ヒトゲノムDNAがクロマチンとして収納されています。クロマチンの収納のされ方については、近年、多くの... 2022-06-06 細胞遺伝子工学
生物工学一般 生きた細胞でのクロマチンのふるまい:1分子ヌクレオソームイメージングから学ぶ 2022-06-06 国立遺伝学研究所真核細胞において、長いDNAは糸巻きとして働くヒストンに巻かれ、ヌクレオソーム(直径約11nm)を形成します。このヌクレオソームに様々なタンパク質、RNAが結合したものをクロマチンと呼びます。細胞内でク... 2022-06-06 生物工学一般
生物化学工学 ユーラシアにおけるハツカネズミの遺伝的多様性を解明 ~人類の歴史の解明や基礎医学研究への貢献に期待~ 2022-06-01 国立遺伝学研究所北海道大学大学院情報科学研究院の長田直樹准教授と同大学大学院情報科学院博士後期課程の藤原一道氏らの研究グループは、同大学大学院地球環境科学研究院、国立遺伝学研究所、理化学研究所バイオリソース研究センター... 2022-06-01 生物化学工学
細胞遺伝子工学 モデル生物「ハリサンショウウニ」の全ゲノムを解読しデータベースを公開 2022-05-24 国立遺伝学研究所ウニは古くから発生生物学や細胞生物学の教育・研究材料として世界中で利用されています。日本においては、バフンウニ(Hemientrotus pulcherrimus)が主に用いられており、本研究グループで... 2022-05-24 細胞遺伝子工学
生物化学工学 魚類ヒレの進化的起源に関する150年来の定説を覆す~新規仮説:ヒレは削り出しで作られるのではない!~ 2022-05-18 国立遺伝学研究所魚類の正中ヒレ(背ビレ・尻ビレ・尾ビレ)は、遊泳などにおいて重要な器官です。正中ヒレの発生・進化の過程については、150年前に提唱された、膜ヒレからの「削り出し」で形成されるという仮説が信じられてきまし... 2022-05-18 生物化学工学