山口大学

生物化学工学

干ばつがパンコムギ種子に及ぼす分子的影響の解明~乾燥被害による減収、小麦粉品質の低下を食い止める~

2023-09-26 山口大学 近年の気候変動によるパンコムギ生産地を直撃する干ばつの影響は、農作物減収の主な要因となっており、世界で増え続ける人口を養うため食糧の生産と確保が懸念されています。また、パンコムギは種子成熟期にストレスがかかる...
生物環境工学

環境DNA分析に基づく新しい系統地理調査~バケツ一杯の水から魚の地域分化を解明~

2023-03-08 京都大学 辻冴月 理学研究科日本学術振興会特別研究員PD、渡辺勝敏 同准教授、芝田直樹 株式会社環境総合リサーチ(研究当時、現:タカラバイオ株式会社)、乾隆帝 福岡工業大学教授、中尾遼平 山口大学特命准教授、赤松良久 ...
生物環境工学

植物間コミュニケーションの仕組みを解明~受容した香りを防御物質に変える遺伝子発見~

2023-02-28 京都大学 昆虫に食べられた植物は香り物質を発散します。被害を受けた植物から発散された香り物質は、危険を知らせる「警戒情報」として近くの健全な植物に取り込まれます。この香り物質(警戒情報)を取り込んだ健全な植物は、前もっ...
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医療・健康

高濃度トレハロースを用いた新規培養技術により創傷治癒を促す3次元培養”真皮シート”を開発~難治性皮膚潰瘍に有効な世界初の再生医療製品として期待~

2023-02-03 愛媛大学 愛媛大学大学院医学系研究科皮膚科学講座の武藤潤講師、藤澤康弘教授、佐山浩二名誉教授、愛知学院大学歯学部生化学講座の福田信治講師および山口大学大学研究推進機構・遺伝子実験施設の水上洋一教授らの研究グループは、線...
生物化学工学

身近にいた新種の微細藻類 ~最小サイズの緑藻・メダカモを発見~

2023-01-27 東京大学,東京理科大学,日本女子大学,国立環境研究所,山口大学,科学技術振興機構 発表のポイント ◆メダカや金魚を飼育していた水槽の藻類を固形培地に線画培養を繰り返すことによって、新種の淡水性緑藻・メダカモを発見しまし...
細胞遺伝子工学

国際連携で挑むタマネギゲノム解読~経済的に重要な高等植物種の巨大なゲノムを読み解く~

シャロットとタマネギの倍加半数体間のF2分離集団等を用いて次世代シーケンサによる発現遺伝子の網羅的解析を実施した。約4,400個の発現遺伝子を8本の染色体に対応した遺伝地図上に整列化させることに成功した。
生物化学工学

葉緑体核様体をコンパクトに折りたたむ「DNAクリップ」の発見

緑藻クラミドモナスの葉緑体核様体の解析から、葉緑体DNAを折りたたむタンパク質「DNAクリップ」を発見した。
医療・健康

犬のリンパ腫に対する新規抗体医薬の開発~犬リンパ腫対象獣医師主導臨床試験開始~

2020-07-10 山口大学,東北大学,日本医療研究開発機構 発表のポイント これまで犬のB細胞性リンパ腫に対する抗体療法は確立されていませんでしたが、山口大学共同獣医学部では、東北大学および日本全薬工業株式会社とともに、抗腫瘍細胞活性が...
生物化学工学

オートファジーは活性酸素の蓄積を抑え気孔開口を可能にする!

植物の光合成を支える新しいメカニズムを発見 2019-09-03   山口大学, 基礎生物学研究所 【発表のポイント】 ○ オートファジーが植物の気孔の開口を制御し、光合成を支える役割をもつことを発見した。 ○ オートファジーが活性酸素を蓄...
細胞遺伝子工学

タマネギ機能性成分フラボノイドの生産制御因子と関連染色体を特定

近縁種シャロットがもつフラボノイド高含有性をネギに導入することで新規の機能性・ストレス耐性品種育成を目指す 2019-03-11  山口大学,理化学研究所,かずさDNA研究所,東京農業大学 山口大学大学院創成科学研究科(農学系学域)の執行正...
生物化学工学

スピロヘータは実は有⽤微⽣物だった! 〜タカサゴシロアリ腸内で⽊材の消化をアシスト!〜

2018/11/27  琉球大学,農研機構,山口大学 <本研究成果のポイント> スピロヘータはらせん状の形をした細菌(バクテリア)で、ヒトの病原細菌として 良く知られています。今から約 100 年前、日本の野口英世博士が梅毒トレポネーマ (...
生物化学工学

魚類のウロコのキラキラ光を外部磁場を変えることで制御

キラキラの元物質を疑似的なフォトニック結晶としてとらえて光干渉を解明 2018-11-19 広島大学,山口大学,科学技術振興機構 ポイント 自然界の魚が太陽光のもとで隠れる(カモフラージュする)際に利用しているグアニン結晶板を水中に浮遊させ...
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