東京大学医科学研究所

成熟膵島細胞を増やすことに成功 ~糖尿病の根治に向け、新たな再生治療法の可能性を発表~ 医療・健康

成熟膵島細胞を増やすことに成功 ~糖尿病の根治に向け、新たな再生治療法の可能性を発表~

成熟した膵島細胞は自己複製能を持たず、その機能低下が糖尿病の原因となっています。出生前後に増殖する膵島細胞でMYCL遺伝子が発現し、MYCLを働かせると成熟した膵島β細胞に活発な自己増殖が誘発できることを 見出しました。体内でMYCLを発現誘導する、あるいはMYCLにより試験管内で増幅させた膵島細胞を移植することで、モデルマウスの糖尿病を治療できることを示しました。
新型コロナウイルス変異株・オミクロン株に対する治療薬の効果を検証 有機化学・薬学

新型コロナウイルス変異株・オミクロン株に対する治療薬の効果を検証

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬が、オミクロン株の培養細胞における感染や増殖を阻害するかどうかを解析した。抗体薬のチキサゲビマブ・シルガビマブとソトロビマブは、オミクロン株の感染を阻害することが示された。抗ウイルス薬のレムデシビル、モルヌピラビルは、オミクロン株の増殖を抑制することが示された。
動物モデルを用いた新型コロナウイルス・オミクロン変異株の性状解明 医療・健康

動物モデルを用いた新型コロナウイルス・オミクロン変異株の性状解明

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の動物モデル(マウス、ハムスター)を用いて、オミクロン株の増殖能と病原性を調べた。オミクロン株は、動物モデルでの肺における増殖能が従来株よりも低いことが示唆された。オミクロン株を感染させた動物では、体重減少と呼吸器症状の悪化がみられないなど、その病原性は従来株よりも低いことが示唆された。
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新型コロナウイルス感染による重症肺炎に対するACE2様酵素B38-CAPの治療効果を解明 有機化学・薬学

新型コロナウイルス感染による重症肺炎に対するACE2様酵素B38-CAPの治療効果を解明

白神山地の土壌から分離した微生物の産生するアンジオテンシン変換酵2 (ACE2)様酵素B38-CAPが新型コロナウイルス感染による重症肺炎に対して治療効果を発揮することを明らかにしました。ACE2は新型コロナウイルス感染の受容体である一方で、ACE2の酵素活性は生理活性ペプチドを分解することにより心不全やSARS肺炎の重症化を阻止することが知られていました。
表皮幹細胞による皮膚再生と加齢変化の仕組みを解明~高齢者の皮膚潰瘍の治療法開発に期待~ 生物化学工学

表皮幹細胞による皮膚再生と加齢変化の仕組みを解明~高齢者の皮膚潰瘍の治療法開発に期待~

加齢による皮膚再生能力低下の原因が、XVII型コラーゲンの分解による表皮幹細胞の運動能低下であることをつきとめました。
化学放射線療法の効果が低い食道がんにおけるゲノム進化の過程を解明 医療・健康

化学放射線療法の効果が低い食道がんにおけるゲノム進化の過程を解明

化学放射線療法の効果が低く再発しやすい難治性食道がんのゲノム異常の特徴や、再発に至るがんゲノムの進化の過程を明らかにした。
世界最大の新型コロナウイルス感染症のゲノムワイド関連解析にアジア最大のグループとして貢献 医療・健康

世界最大の新型コロナウイルス感染症のゲノムワイド関連解析にアジア最大のグループとして貢献

コロナ制圧タスクフォースの活動は、国際共同研究グループと共に研究を進めています。世界で最大の新型コロナウイルス感染のホストゲノム研究であるCOVID-19 Host Genetics Initiative に、アジアで最大の研究グループとして参加し、COVID-19の重症化に関わる13箇所の遺伝子多型(バリアント)の発見に貢献した。
コメで作った飲むワクチン「ムコライス」の実現に向けて大きな一歩 有機化学・薬学

コメで作った飲むワクチン「ムコライス」の実現に向けて大きな一歩

コレラ毒素(CT)のBサブユニット(CTB)をワクチン抗原として、イネ種子に発現させたコメ型経口ワクチン「ムコライス」(MucoRice-CTB)の健康成人を対象とした医師主導第I相試験において有効性(免疫原性)と安全性、忍容性を確認した。
「高脂肪食などによる肥満が薄毛・脱毛を促進するメカニズムの解明」 医療・健康

「高脂肪食などによる肥満が薄毛・脱毛を促進するメカニズムの解明」

高脂肪食の過剰摂取や遺伝性の肥満がマウスの脱毛症の発症を促進することを示し、毛包幹細胞の中で酸化ストレス、脂肪滴、炎症性シグナルが段階的に発生し、幹細胞と毛を再生させるソニックヘッジホッグ(Shh)経路を抑制することを明らかにした。
臍帯血移植で認められる移植片対宿主病による生存率の改善効果 医療・健康

臍帯血移植で認められる移植片対宿主病による生存率の改善効果

急性白血病に対する同種造血細胞移植では、移植片対宿主病(GVHD)による生存率の改善効果がドナーの種類により異なることを明らかにした。急性白血病では移植片対宿主病による生存率の改善効果が、臍帯血移植でのみ顕著に認められることを明らかにした。
画像診断よりも優れた腫瘍マーカーの発見に成功! 医療・健康

画像診断よりも優れた腫瘍マーカーの発見に成功!

肝がん発症の危険、転移の危険に関わる血液成分(血液マーカー)の同定に成功した。
新型コロナウイルス感染症流行下では 10歳未満の小児のライノウイルス感染リスクが上昇した 医療・健康

新型コロナウイルス感染症流行下では 10歳未満の小児のライノウイルス感染リスクが上昇した

2021-03-15 東京大学医科学研究所発表のポイント 新型コロナウイルス感染症の流行前後における呼吸器感染症ウイルス検出状況を比較しました。 新型コロナウイルス感染症流行下では、インフルエンザをはじめとする代表的な呼吸器感染症ウイルスの...
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