東京大学

生物化学工学

世界初 「光で駆動する巨大イオンチャネルタンパク質」を藻類から発見~深部脳領域の新たな診断・治療法の開発への応用に期待~

2022-06-17 東京大学,名古屋工業大学,香川大学,科学技術振興機構 発表のポイント: 幅広い種類の藻類が光エネルギーを使ってイオンを輸送する、巨大イオンチャネルタンパク質「ベストロドプシン」を持つことを世界で初めて発見しました。 ベ...
生物工学一般

物性測定に基づいた虫の動きの高精度シミュレーション

2022-06-15 電気通信大学,東京大学 発表のポイント ◆ハエの幼虫の粘弾性および筋力を物性物理の手法を用いて測定 ◆得られた物性値に基づいて、虫の動きを定量的に再現する神経力学モデルを構築 ◆動物に着想を得るソフトロボット開発への貢...
医療・健康

長鎖シークエンスにより網膜色素変性の原因遺伝子変異を解明~新しいゲノム解析技術が遺伝性疾患の原因遺伝子変異の同定に貢献~

2022-06-16 東京大学,九州大学,理化学研究所,日本医療研究開発機構 発表者 左野 裕介(公立学校共済組合九州中央病院 眼科医員) 藤本 明洋(東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際生物医科学講座 教授) 秋山 雅人(九州大学...
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医療・健康

がんによって全身に不調が生じるのはなぜか?~がんをもつ個体の肝臓の異常に焦点をあてる~

2022-06-16 京都大学 がんは身体にさまざまな異常(体重減少や代謝異常など)をひきおこします。その根幹は、がんが離れた位置にある宿主臓器や細胞に作用できる、ということにあります。この作用は極めて複雑で、その実態やメカニズムに関する私...
生物化学工学

植物の精子形成におけるオートファジーの役割を解明

2022-06-15 基礎生物学研究所,東京大学,群馬大学 植物の受精といえば、花粉からのびた花粉管を介して精細胞が卵へと運ばれる様子をイメージされる方も多いでしょう。しかしコケ植物やシダ植物のように、泳いで卵を目指す精子を作る植物も存在し...
生物環境工学

ヒゲは水流センサー ~深海での餌採りに利用、キタゾウアザラシで初確認~

2022-06-14 国立極地研究所,東京大学 図1:立派なヒゲを持つキタゾウアザラシの子供。(撮影場所:アメリカ・カリフォルニア州Año Nuevo州立公園、NMFS#23188)(安達大輝撮影) 国立極地研究所の安達大輝特任研究員(現 ...
有機化学・薬学

生命現象を赤色光でコントロールする技術を開発~遺伝子発現とDNA組換え反応の光操作を実現~

2022-06-14 東京大学,神奈川県立産業技術総合研究所,理化学研究所,東京都立大学,科学技術振興機構 発表者 桑﨑 勇人(東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 大学院生(研究当時)) 山本 翔太(東京大学 大学院総合文化研究科...
細胞遺伝子工学

コヒーシン複合体による新たな遺伝子発現制御機構の一端を解明~希少疾患や白血病の原因解明の糸口に~

2022-06-09 東京大学 発表のポイント 遺伝子発現とクロマチンループ形成に重要な役割を果たすタンパク質複合体「コヒーシン」の新たな機能の一端を明らかにしました。 遺伝子の転写活性と負の相関を示す遺伝子内コヒーシン結合部位、decre...
生物工学一般

8 ヵ月の乳児も”悪者”を罰する前言語期乳児の道徳的行動を解明

2022-06-10 東京大学 【研究成果のポイント】 ◆ 8 ヵ月の乳児でも悪者を罰するような行動をとることを発見 ◆ これまでは計測不可能だった乳児の道徳的行動を、視線を用いた新技術により計測可能に ◆ ヒトが進化の過程でこのような道徳...
有機化学・薬学

真核生物の遺伝子発現制御を担う酵素が染色体の基盤構造に結合した様子を解明~様々な疾患の発症メカニズムの解明や創薬への応用に期待~

2022-06-10 東京大学 発表のポイント 発表者らの研究チームは、主要なアセチル化酵素の一つであるp300が、ゲノムDNAを収納しているヌクレオソームに結合した様子を世界で初めて解明しました。 p300はヌクレオソームの様々な位置に結...
医療・健康

心臓の線維芽細胞が心不全の発症を制御するしくみを発見~心不全発症におけるHtra3-TGF-β-IGFBP7経路を解明~

2022-06-09 東京大学,日本医療研究開発機構 発表者 候 聡志(東京大学大学院医学系研究科重症心不全治療開発講座/東京大学医学部附属病院循環器内科 特任助教) 野村 征太郎(東京大学大学院医学系研究科重症心不全治療開発講座/東京大学...
有機化学・薬学

新奇トリテルペン生合成経路を発見

2022-06-02 東京大学 テルペノイド化合物は、知られているだけで80,000以上の分子が単離されている天然物の一群であり、生物活性を持つ化合物が数多く含まれることから、医薬品候補化合物の探索ソースとしても非常に重要な化合物群の一つで...
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