細胞遺伝子工学 36.6万人規模の大規模ゲノムコホートを構築~個別化医療・個別化予防の早期実現に向けて国内6研究機関が連携~ 国内6研究機関は各コホート研究で収集した情報を相互利用するための包括的な共同研究の枠組み(国内ゲノムコホート連携)を構築した。 2021-05-27 細胞遺伝子工学
生物化学工学 微小な骨を持つゴカイの新種「スナツブオフェリア」 余市町の砂浜で発見!骨片の獲得と進化の謎に迫る 北海道余市町の砂浜から、体内に骨片を持つ新種のゴカイを発見した。 2021-05-17 生物化学工学
細胞遺伝子工学 染色体の誤った結合を”ふるい落とす” 染色体数を正確に保つための新たなしくみの発見 染色体オシレーションとして知られている染色体の紡錘体上での反復運動が、染色体と微小管との誤った結合を解消することで、染色体が不均等に分配されるのを防いでいることを明らかにした。 2021-05-17 細胞遺伝子工学
医療・健康 肥満度と大腸がんリスクとの関連:アジア人初のゲノム疫学研究からの成果 メンデルのランダム化解析という、ゲノム情報を用いる研究手法により、肥満度の指標であるBMIと大腸がんリスクとの関連を調べた。遺伝的に予測されるBMIが増加するにつれて、大腸がんリスクが増加するという関連を、アジア人で初めて明らかにした。 2021-05-11 医療・健康
細胞遺伝子工学 タンパク質の抗体ラベリング技術を改良し、構造解析をアシスト タンパク質に外来の抗原配列を移植して抗体を結合させる技術を開発した。これまで直接結合する抗体がなかったタンパク質に抗体を結合させることが可能になり、X線結晶解析や電子顕微鏡単粒子解析で立体構造情報が明らかになる可能性がある。 2021-04-20 細胞遺伝子工学
生物環境工学 スギの”香り”が語ること 〜生物起源揮発性有機化合物放出の地理変異を解明〜 遺伝的に異なる全国12集団の天然スギから放出される生物起源揮発性有機化合物(BVOC)の放出パタンを同一環境下で定量し、テルペン類の組成と量が集団によって大きく異なることを明らかにした。BVOC放出は集団が分布する地域の気候だけでなく、病原菌組成とも密接な関係にあることを見出した。 2021-04-16 生物環境工学
生物化学工学 妊娠中の運動が胎盤を通じて子の肥満を防ぐ~胎盤・運動・栄養を活用した次世代の健康増進~ 胎盤から産生されるスーパーオキサイドジスムターゼ3(SOD3)が親の運動効果を子に伝達するタンパク質であることを初めて実証した。 2021-04-06 生物化学工学
細胞遺伝子工学 20年以上謎だった生物の正体が判明~光合成生物進化解明のカギに~ DNAや電子顕微鏡を用いた多角的な解析により、ラピ藻(Rappephyceae)と名付けられたこの生物は、これまでに知られていない光合成生物であり、世界中に広く分布していることを突き止めた。 2021-03-29 細胞遺伝子工学
生物工学一般 生きた細胞膜での膜透過性ペプチドの取り込みをナノスケールで可視化 細胞にダメージを与えないで細胞表面のナノ形状を計測可能な走査型イオンコンダクタンス顕微鏡と、焦点面での標識分子動態を可視化できるスピニングディスク式の共焦点レーザー走査顕微鏡を融合した装置を開発、膜透過性ペプチドの流入領域で生じる形状変化を直接観察し、その詳細を明らかにした。 2021-03-29 生物工学一般
医療・健康 新型コロナウイルス感染症流行下で居住地域がメンタルヘルスに与える影響を明らかに:日本全国大規模インターネット調査より 新型コロナウイルス感染症流行下において居住地域が心理的苦痛・自殺念慮に与える影響を示した初めての研究。結果は、メンタルヘルスの悪化が、新型コロナウイルス感染症患者発生の有無に関わらず全国的な問題であり、特に人口密度が高い地域、貧困の度合いが高い地域であるほど、深刻であることを示している。 2021-03-26 医療・健康
有機化学・薬学 胎児のNUDT15遺伝子型によって、母親が服薬するチオプリンが胎生死を引き起こす可能性をマウスモデルで解明 母親が服用するチオプリンが、胎児のNUDT15遺伝子型によっては胎生致死を引き起こす可能性があることを、マウスモデルを用いて解明した。 2021-03-24 有機化学・薬学細胞遺伝子工学
生物化学工学 1つの細胞が異なるエクソソームを分泌する分子機構の発見 ~新たながん治療薬開発への応用に期待~ 単一の細胞から性質の異なるエクソソームが相反する方向へ分泌されることを発見し、それらを生み出す2つの分子機構を解明した。 2021-03-17 生物化学工学