生物環境工学 雨後のキノコの電気的な会話を測定~菌糸のネットワークによるシグナル伝達の可能性を野外で初確認~ 2023-03-27 京都大学菌根菌は土壌中に菌糸のネットワークを張り巡らせ、植物の根と共生関係を築くことで森林生態系の維持に重要な役割を果たしています。菌根菌の菌糸を介した植物間のシグナル伝達は世間の注目を集めていますが、科学的なデータは... 2023-03-27 生物環境工学
生物化学工学 視覚に関わるタンパク質の超高速分子動画~薄暗いところで光を感じる仕組み~ 2023-03-23 理化学研究所,京都大学,東北大学,高輝度光科学研究センター理化学研究所(理研)放射光科学研究センター 利用技術開拓研究部門 SACLA利用技術開拓グループの岩田 想 グループディレクター(京都大学大学院 医学研究科 教... 2023-03-23 生物化学工学
生物工学一般 たんぱく質のアミノ酸残基選択的ラベル化を 可能とする光駆動型人工金属酵素の開発 ~働く環境の変化で潜在能力を引き出す~ 2023-03-17 東北大学,科学技術振興機構ポイント たんぱく質の内部空間に金属錯体を導入すること(人工酵素化)で人工金属酵素は構築されます。本研究では、金属錯体に潜在している光化学特性を人工酵素化によって引き出した光駆動型人工金属酵素... 2023-03-17 生物工学一般
医療・健康 STING炎症シグナルの終結分子機構 〜新規細胞内分解システムの発見〜 2023-03-14 東北大学【本学研究者情報】〇生命科学研究科 教授 田口友彦【発表のポイント】 DNAウイルスに感染すると、自然免疫応答経路の1つであるSTING注1経路が活性化し、炎症が誘導されますが、炎症がどのように終結するかはわか... 2023-03-14 医療・健康
生物化学工学 南極の藻類が赤外線で光合成する仕組みを解明 地球外生命の新たな鍵? 2023-02-16 アストロバイオロジーセンター,高エネルギー加速研究機構,東北大学,基礎生物学研究所,兵庫県立大学,国立極地研究所,中央大学発表のポイント 植物や藻類は一般的に、太陽光にふくまれる光の中でも可視光しか光合成に利用すること... 2023-02-16 生物化学工学
生物化学工学 生物は硫化水素を有効利用して生きている~硫化水素・超硫黄分子代謝とその主制御機構を解明~ 2023-02-14 東京大学,東北大学,東京工業大学発表者清水 隆之(東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 助教)増田 建(東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 教授)赤池 孝章(東北大学 大学院医学系研究科 教授)増田 ... 2023-02-15 生物化学工学
生物化学工学 ダイズ根圏へのイソフラボン供給量を増やす酵素を発見~植物が機能性成分を根から土壌へ分泌するメカニズムの理解に貢献~ 2023-02-10 京都大学イソフラボン類は、豆腐や味噌などのダイズ食品に含まれている、私たちにとって身近な植物が生産する代謝物です。ダイズの植物体にとってのイソフラボン類は、窒素栄養の少ない土壌で窒素固定をする根粒菌と共生したり、病原菌... 2023-02-10 生物化学工学
有機化学・薬学 プローブの凝集・解離機構を利用し、標的エクソソームを高感度に検出 ~強い結合力と高い蛍光応答機能を発現~ 2023-01-25 東北大学,科学技術振興機構ポイント 長い炭素鎖(炭素数12個)を導入したシアニン色素(TRC12)をエクソソーム脂質膜結合性ペプチド(ApoC)に連結した、高感度エクソソーム検出蛍光プローブ(ApoC-TRC12)を開... 2023-01-26 有機化学・薬学
生物化学工学 体づくりの左右非対称性を決める「力」の発見~「左側を決めるシグナル」を活性化する細胞の「アンテナ」~ 2023-01-12 理化学研究所,東北大学,学習院大学理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 個体パターニング研究チームの濱田 博司 チームリーダー、加藤 孝信 基礎科学特別研究員、細胞極性統御研究チームの岡田 康志 チームリーダー... 2023-01-12 生物化学工学
医療・健康 細胞の血行性転移の新たな仕組みを発見~世界初、新たながん転移抑止戦略の開発にも期待~ 2022-12-13 京都大学がんが人類最大の死因である原因は、がん細胞は血管を移動路として使用して活動の場を全身に広げる、いわゆる「血行性転移(以降、転移)」を行う性質によるものです。血液中を循環するがん細胞の多くは毛細血管から血管の外へ... 2022-12-14 医療・健康
生物化学工学 膜ポンプによる膜輸送機構の普遍的概念の提唱 ~クライオ電子顕微鏡によるヒト由来カルシウムポンプの新たな反応中間状態の同定と構造決定~ 2022-12-07 東北大学【本学研究者情報】〇多元物質科学研究所 稲葉謙次 教授【発表のポイント】 クライオ電子顕微鏡構造解析により、細胞中のカルシウムの恒常性維持に重要な小胞体膜局在カルシウムポンプSERCA2b注1の新たな三つの反応... 2022-12-07 生物化学工学
医療・健康 皮膚細菌叢への抵抗力の低下が自己免疫疾患発症と関連することを発見~自己免疫疾患発症予防・治療法開発への期待~ 2022-11-14 東北大学,東北大学病院,国立がん研究センター発表のポイント 自己免疫疾患の発症原因はいまだに分かっていない。 皮膚細菌叢注1に対する抵抗力の低下が自己免疫疾患の全身性エリテマトーデス注2の発症に関わることを発見した。 ... 2022-11-14 医療・健康