生物環境工学 高CO₂条件での植物の成長促進に関連する遺伝子を発見~同一種内の遺伝的変異の解析から~ 2022-04-19 東北大学【研究者情報】〇生命科学研究科 教授 彦坂幸毅【発表のポイント】 上昇しつつある大気CO2環境をふまえ、その環境に適応した作物の育種が必要である。 遺伝的に異なる性質をもった集団(エコタイプ)から得た個体の成長... 2022-04-19 生物環境工学
生物化学工学 始原的なシアノバクテリアの光化学系I複合体の立体構造を解明~光合成生物の進化を紐解くきっかけに~ 2022-04-14 岡山大学,理化学研究所,東北大学,神戸大学◆発表のポイント クライオ電子顕微鏡を用いた単粒子構造解析により、酸素発生型光合成を行う生物の中で最も始原的なシアノバクテリアGloeobacter violaceus(以下、... 2022-04-14 生物化学工学
医療・健康 妊娠中の運動が子の肥満を防ぐ仕組みを解明 胎盤由来SOD3タンパク質が胎子肝臓に誘導する「一挙両得」な効果2022-04-11 東北大学【研究者情報】〇学際科学フロンティア研究所 新領域創成研究部 助教 楠山譲二【発表のポイント】 母親の肥満による子の肥満リスクを妊娠中の運動が低減... 2022-04-12 医療・健康
有機化学・薬学 テロメラーゼ逆転写酵素(hTERT)が癌細胞の増殖能や悪性度、分化、および予後不良マーカーであることを発見 2022-03-23 国立がん研究センター,香川大学,金沢大学,滋賀医科大学,東京大学医科学研究所,神奈川県立がんセンター,東北大学,日本医療研究開発機構ポイント リン酸化による修飾を受けたテロメラーゼ逆転写酵素(hTERT)注1を認識する... 2022-03-23 有機化学・薬学
生物化学工学 生体内細胞の多数の転写因子の活性測定法を開発 2022-03-10 東北大学,日本医療研究開発機構発表のポイント 生体内細胞において遺伝子発現を直接制御する多数の転写因子注1の活性を測定する新規技術を開発した。 多くの転写因子の活性を「転写因子活性プロファイル」として評価でき、ゲノム情... 2022-03-10 生物化学工学
有機化学・薬学 常識を覆す糖の再排出メカニズムの発見~代謝スパイスへの応用~ 大腸菌が一度取り込んだグルコースを、グルコース6リン酸にして菌体外に再放出するという新たなメカニズムを発見しました。このメカニズムを基に代謝工学と細胞表層工学を組み合わせることで、目的物質の生産量を向上させる新たな技術の開発に成功しました。 2022-03-09 有機化学・薬学
有機化学・薬学 酵素の機能改変で自然界にないイソプレノイドを合成~新規バイオポリマー合成酵素の開発に期待~ 高分子の合成に重要なイソプレノイド重合酵素の結晶構造と重合反応の制御機構を解明。重合酵素の機能改変により、自然界にはない重合度14のポリイソプレノイドの合成に成功。 2022-03-04 有機化学・薬学
有機化学・薬学 光でイオンを輸送する膜タンパク質の巧妙な仕組み~XFELが捉えた光駆動型イオンポンプロドプシンの構造変化~ 太陽光などの光を受けて塩化物イオン(Cl-)を細胞内に輸送する海洋細菌由来の「光駆動型イオンポンプロドプシン」の構造変化を、X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」を用いた高解像度の構造解析により解明しました。 2022-02-28 有機化学・薬学
有機化学・薬学 シグナル伝達の「偏り」を生み出すリン酸化機構の解明 〜副作用を切り分けたGPCR作動薬の開発に貢献〜 薬剤の主要な作用標的であるGタンパク質共役型受容体(GPCR)の機能を調節する因子のGPCRキナーゼ(GRK)について、その活性制御機構を明らかにしました。降圧薬の標的として知られる1型アンジオテンシンII受容体(AT1受容体)に関して、薬理作用の異なる作動薬が、別々のGRK選択性とβアレスチン機能を誘導することを見出しました。GPCRに作用する薬剤について、副作用が少なく安全性の高い創薬開発戦略を提示します。 2022-02-11 有機化学・薬学
生物化学工学 改良オーキシンデグロンAID2による線虫個体における迅速なタンパク質の分解除去法の開発 線虫のタンパク質機能を解析するためには、そのタンパク質機能を欠損させて表現型を調べることが有効です。しかしながら、従来のAID法はオーキシン非添加時における弱い標的分解や、高濃度オーキシン投与による影響などの問題点がありました。去年開発した改良オーキシンデグロンAID2を線虫に応用し、線虫においてもAID2法を用いることでリガンド非特異的分解を完全に抑制し、従来の1/1300のリガンド濃度で迅速に標的タンパク質分解を誘導できることを見出しました。 2022-02-07 生物化学工学
有機化学・薬学 改良型オキシトシン経鼻スプレーに自閉スペクトラム症中核症状に対する改善効果 改良したオキシトシン経鼻スプレーの医師主導治験を実施し、自閉スペクトラム症の中核症状に対する初の治療薬として期待される改良型オキシトシン経鼻スプレーの有効性と安全性を示しました。 2022-01-25 有機化学・薬学
有機化学・薬学 スルフォラファンが炎症誘導性の受容体タンパク質を分解するメカニズムを解明 Gタンパク質共役型受容体「P2Y6R」が難病指定されている炎症性腸疾患(IBD)の発症に寄与することを明らかにしました。緑黄色野菜に多く含まれるスルフォラファンやイベリンが細胞膜表面にあるP2Y6Rと結合し、細胞内への取り込みと分解を促進することで、炎症を抑制することを明らかにしました。 2022-01-13 有機化学・薬学