医療・健康 高致命率のマダニ媒介性感染症SFTSの感染が発生しやすい環境を解明~野生動物と人間の活動域が交わる境界では特に注意が必要~ 2025-04-08 森林総合研究所,札幌東徳洲会病院森林総合研究所は2025年4月8日、高致命率のマダニ媒介性感染症である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染リスクが高い環境を明らかにしました。研究によると、野生動物と人間の活動... 2025-04-08 医療・健康
生物環境工学 木本と草本の個体呼吸と重量のスケーリング式の違いが明らかに 2025-02-28 北海道大学,山形大学,筑波大学,森林総合研究所,北海道教育大学,長崎大学【本件のポイント】 世界各地の草本33種463個体と木本96種1243個体を材料に、芽生えから成熟段階までの個体(地上部と地下部)呼吸(※2)と個... 2025-02-28 生物環境工学
生物環境工学 線虫が昆虫を殺生する新たな手法を発見~生物防除資材の開発に期待~ 2025-02-12 森林総合研究所ポイント 線虫が寄生した昆虫に毒成分を注入して死亡させるという、これまで知られていない線虫による昆虫殺生手法を発見しました。 この線虫は、他の線虫を捕食する線虫から進化し、線虫捕食に使う毒成分を用いて特定... 2025-02-14 生物環境工学
細胞遺伝子工学 サクラ研究の新時代到来 〜オオシマザクラの完全ゲノム配列を公開〜 2025-02-05 国立遺伝学研究所日本の春を彩るサクラの中で、ひときわ存在感を放つオオシマザクラ。その完全なゲノム配列を国立遺伝学研究所(遺伝研)と森林総合研究所(森林総研)を中心とする「サクラ100ゲノムコンソーシアム」が解読に成功し... 2025-02-05 細胞遺伝子工学
生物環境工学 東日本のカシノナガキクイムシの由来を遺伝情報により解明~ナラ枯れがどのように広がったかを理解する手がかり~ 2024-11-26 森林総合研究所,北海道立総合研究機構ポイント ナラ枯れ被害発生に関わるカシノナガキクイムシのDNA分析を行いました。 東日本には複数の遺伝的に異なるグループがあり、近年の被害域拡大はそれぞれのグループの分布拡大による可... 2024-11-27 生物環境工学
細胞遺伝子工学 無花粉スギの原因遺伝子を新たに特定~花粉症対策を加速~ 2023-08-30 森林総合研究所,新潟大学,東京大学,基礎生物学研究所,新潟県ポイント 花粉症対策に光明!スギ花粉の生産に関わる遺伝子を新たに特定 この遺伝子のたった1塩基の変異で花粉ゼロ 無花粉スギの苗木生産の増大につながる成果概要国... 2023-08-30 細胞遺伝子工学
生物化学工学 小笠原とハワイのアナドリは、海の上の見えない壁が越えられない~DNA分析が示した隠された固有性~ 2023-04-11 森林総合研究所ポイント 広域分布種のアナドリのDNA分析の結果、小笠原のアナドリは他国の集団とは85万年も前に分岐した固有性の高い集団だとわかった。 ハワイのアナドリは、隣接する小笠原よりもむしろ大西洋の集団と近縁だっ... 2023-04-11 生物化学工学
生物環境工学 ニホンジカの過去10万年の個体数増減を解明~人間の捕獲による管理が増減を決める~ 2023-04-04 森林総合研究所ポイントニホンジカの歴史的な増減を推定した結果、現在のシカは過去10万年で最大あるいはそれに近い水準まで増加していることが明らかになりました。増加の要因は、気候変動や上位捕食者の絶滅よりも、人間による捕獲... 2023-04-04 生物環境工学
細胞遺伝子工学 スギ全染色体の塩基配列解読に成功~無花粉品種の効率開発や気候変動影響の高精度予測可能に~ 2023-03-01 森林総合研究所,基礎生物学研究所ポイント・スギの全染色体をカバーする参照ゲノム配列を染色体の端から端まで正確に構築・無花粉など有用な品種の開発・育成が加速・気候変動の針葉樹への影響を正確に予測可能概要国立研究開発法人森... 2023-03-02 細胞遺伝子工学
生物環境工学 スズメの子育て労働を巡る夫婦間での駆け引きの解明 ~つがい外父性と種内托卵は鳥類の複雑な繁殖戦略を読み解く鍵~ 2023-02-14 北海道大学,森林総合研究所,認定NPO法人バードリサーチポイント 集団で繁殖するスズメの巣にはオスとメス双方の親と血縁関係にないヒナが含まれることを発見。 親は巣の中に含まれる非血縁のヒナが増えると子育て労働を減少させ... 2023-02-18 生物環境工学
生物環境工学 準絶滅危惧種オオミズナギドリの頭部のない死骸はネコの捕食によるものだった~DNA分析による科学的エビデンス~ 2022-09-27 森林総合研究所ポイント 準絶滅危惧種オオミズナギドリの大規模繁殖地である御蔵島では、オオミズナギドリの頭部のない死骸が頻繁に目撃されています。 オオミズナギドリの死骸の傷口に残るDNAを調べたところ、複数の死骸からネコ... 2022-09-29 生物環境工学
生物化学工学 梅雨どきに大量発生するコバエは新種だった 2022-09-15 森林研究・整備機構 森林総合研究所ポイント 岐阜県や静岡県などで梅雨の時期に大量発生する不快害虫の正体はよくわかっていなかった。 形態的特徴と遺伝情報から、この不快害虫がクロバネキノコバエ類の新種であることを明らかにし... 2022-09-15 生物化学工学