理化学研究所

光合成真核生物で初の光化学系Ⅰ複合体の多量体構造を解明~原核生物から真核生物への進化を解明する糸口に~ 生物化学工学

光合成真核生物で初の光化学系Ⅰ複合体の多量体構造を解明~原核生物から真核生物への進化を解明する糸口に~

2022-03-31 岡山大学,神戸大学,理化学研究所◆発表のポイント 光合成真核藻類である灰色藻由来の光化学系I(PSI)の四量体構造をクライオ電子顕微鏡により決定しました。 PSI単量体間の特殊な相互作用が四量体化の要因であることを明ら...
世界標準のカニクイザルゲノム配列~創薬に資するゲノミクスデータベースD3Gの更新~ 有機化学・薬学

世界標準のカニクイザルゲノム配列~創薬に資するゲノミクスデータベースD3Gの更新~

2022-03-31 理化学研究所,東京都医学総合研究所,京都大学,国立医薬品食品衛生研究所,滋賀医科大学,実験動物中央研究所,日本医療研究開発機構理化学研究所(理研)科技ハブ産連本部予防医療・診断技術開発プログラムの河合純副プログラムディ...
脳の意識統合機構を解明~なじみ深さと新しさに対する自信は後部頭頂葉で融合される~ 医療・健康

脳の意識統合機構を解明~なじみ深さと新しさに対する自信は後部頭頂葉で融合される~

2022-03-30 理化学研究所理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター思考・実行機能研究チームの宮本健太郎チームリーダー、脳機能動態学連携研究チームの節家理恵子研究員、高次認知機能動態研究チームの宮下保司チームリーダー(脳神経科学研究...
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ヒトiPS細胞からの視細胞直接誘導法~視細胞を迅速かつ簡便に分化誘導することが可能に~ 細胞遺伝子工学

ヒトiPS細胞からの視細胞直接誘導法~視細胞を迅速かつ簡便に分化誘導することが可能に~

2022-03-29 理化学研究所,京都大学iPS細胞研究所,京都大学大学院医学研究科理化学研究所(理研)バイオリソース研究センターiPS創薬基盤開発チーム大塚悠生研修生(京都大学大学院医学研究科眼科学講座 大学院生)、今村恵子客員研究員(...
自己免疫疾患の最大のリスク因子の機能を解明~HLA遺伝子のリスク多型は自己反応性T細胞を増やす~ 医療・健康

自己免疫疾患の最大のリスク因子の機能を解明~HLA遺伝子のリスク多型は自己反応性T細胞を増やす~

2022-03-25 理化学研究所理化学研究所(理研)生命医科学研究センターヒト免疫遺伝研究チームの石垣和慶チームリーダーらの国際共同研究チームは、自己免疫疾患の最大のリスク因子であるヒト白血球型抗原(HLA)の遺伝子の多型が自己反応性T細...
説明可能AIを用いた超音波画像診断支援~胎児心臓超音波スクリーニングへの臨床応用に期待~ 医療・健康

説明可能AIを用いた超音波画像診断支援~胎児心臓超音波スクリーニングへの臨床応用に期待~

2022-03-22 理化学研究所,昭和大学理化学研究所(理研)革新知能統合研究センター(AIP)目的指向基盤技術研究グループがん探索医療研究チームの小松正明副チームリーダー、浜本隆二チームリーダー、理研AIP-富士通連携センターの酒井彬客...
脂質代謝の遺伝子回路を公開情報から再構築~統合失調症患者由来の神経系細胞における転写制御ネットワーク~ 医療・健康

脂質代謝の遺伝子回路を公開情報から再構築~統合失調症患者由来の神経系細胞における転写制御ネットワーク~

2022-03-22 理化学研究所理化学研究所(理研)生命医科学研究センター統合細胞システム研究チームの柚木克之チームリーダーらの共同研究グループは、細胞内の遺伝子回路(転写制御ネットワーク)を公開情報に基づいて比較解析する手法を開発し、統...
植物の細胞分裂期の代謝物質を解明~1細胞解析で高精度に捉えられた細胞の中身~ 生物化学工学

植物の細胞分裂期の代謝物質を解明~1細胞解析で高精度に捉えられた細胞の中身~

2022-03-18 理化学研究所理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター合成ゲノミクス研究グループの大窪(栗原)恵美子研究員、松井南グループディレクター、生命システム研究センター一細胞質量分析研究チーム(研究当時)のアフメド・アリ研修...
自然免疫に重要なKIR遺伝子領域の構造を解明~高深度シークエンス技術と配列決定アルゴリズムを実装~ 細胞遺伝子工学

自然免疫に重要なKIR遺伝子領域の構造を解明~高深度シークエンス技術と配列決定アルゴリズムを実装~

2022-03-10 国立遺伝学研究所大阪大学大学院医学系研究科の坂上沙央里助教(研究当時、現ハーバード大学医学部博士研究員)、岡田随象教授(遺伝統計学 / 理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム チームリーダー)、金沢大...
常識を覆す糖の再排出メカニズムの発見~代謝スパイスへの応用~ 有機化学・薬学

常識を覆す糖の再排出メカニズムの発見~代謝スパイスへの応用~

大腸菌が一度取り込んだグルコースを、グルコース6リン酸にして菌体外に再放出するという新たなメカニズムを発見しました。このメカニズムを基に代謝工学と細胞表層工学を組み合わせることで、目的物質の生産量を向上させる新たな技術の開発に成功しました。
カビから見つけた抗マラリア化合物~新たな制御薬剤の開発に期待~ 有機化学・薬学

カビから見つけた抗マラリア化合物~新たな制御薬剤の開発に期待~

二次代謝を制御する化合物で処理したカビから、強力な抗マラリア活性を示す新しい天然化合物ジヒドロルシラクタエン(DHLC)を取得することに成功しました。DHLCは、マラリア原虫に対する50%生育阻害濃度(IC50)が1.5ナノモーラー(nM)であり、非常に強力な活性を示します。既知の抗マラリア薬として知られるクロロキンの耐性株に対しても同様に強力な効果を示すことから、新たな抗マラリア薬あるいはそのリード化合物となることが期待できます。
光でイオンを輸送する膜タンパク質の巧妙な仕組み~XFELが捉えた光駆動型イオンポンプロドプシンの構造変化~ 有機化学・薬学

光でイオンを輸送する膜タンパク質の巧妙な仕組み~XFELが捉えた光駆動型イオンポンプロドプシンの構造変化~

太陽光などの光を受けて塩化物イオン(Cl-)を細胞内に輸送する海洋細菌由来の「光駆動型イオンポンプロドプシン」の構造変化を、X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」を用いた高解像度の構造解析により解明しました。
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