環境DNA

生物環境工学

「採水」で海の魚の種間関係を推定~環境DNA分析の新たな展開~

2023-07-03 京都大学 近年、生物モニタリングにおいて、環境中に残存するDNA(環境DNA)を分析し、そこに存在する生物を網羅的に検出する「環境DNA分析」の利用が広がっています。しかし、これまでの環境DNA研究はほとんどの場合、あ...
生物環境工学

虫が残したフンやだ液などに含まれるDNA(環境DNA)から植物上にいる多種多様な虫を検出する方法を開発

2023-05-16 京都大学 潮雅之 白眉センター特定准教授(現:香港科技大学教授)は、米谷衣代 近畿大学講師と三木健 龍谷大学教授による研究グループで、虫のフンやだ液などに含まれるDNA(環境DNA)を用いて、植物上にいる多種多様な虫を...
生物環境工学

環境DNA分析に基づく新しい系統地理調査~バケツ一杯の水から魚の地域分化を解明~

2023-03-08 京都大学 辻冴月 理学研究科日本学術振興会特別研究員PD、渡辺勝敏 同准教授、芝田直樹 株式会社環境総合リサーチ(研究当時、現:タカラバイオ株式会社)、乾隆帝 福岡工業大学教授、中尾遼平 山口大学特命准教授、赤松良久 ...
細胞遺伝子工学

川や池の水を汲むだけで生息する水生昆虫相が判る時代に大きく前進 〜世界的に希求されてきた昆虫類のDNAバーコーディング解析における 汎用性遺伝マーカーを開発(環境DNA解析への応用も期待, 陸生昆虫にも適用可能)〜

2023-01-20 信州大学,筑波大学,基礎生物学研究所,京都大学 【研究成果のポイント】 近年,川や池の水を汲むだけで,そこに生息する生物相を網羅的に究明する環境DNAからのメタゲノム(群集)解析は,世界的にも大きな脚光を浴び,需要が高...
生物環境工学

生物多様性の決定機構に新仮説~「他種との相互作用をいくつまで持てるか」が鍵?~

環境DNAによる網羅的生物モニタリングと非線形時系列解析を駆使し、野外生物群集の相互作用と種数の関係を詳細に研究しました。生物が「他種とどのくらい相互作用できるか」すなわち「相互作用容量」が種数の決定に重要な役割を果たしていることを見出しました。今回発見した相互作用容量と種数の関係に基づいたモデルは、様々な生態系の生物種数を精度良く予測できることも発見しました。
細胞遺伝子工学

環境DNA技術により海底堆積物から過去300年にわたる魚のDNAを発見!

魚の個体数変動が堆積物中のDNA量から捉えられることを世界で初めて検証 堆積物DNAによる地球上のあらゆる大型生物の長期動態の解明に期待 2020-10-16 愛媛大学 愛媛大学 加 三千宣准教授、兵庫県立大学、神戸大学、産業技術総合研究所...
細胞遺伝子工学

環境DNA分析による個体数の推定法を実証~汲んだ水から魚を数える~

2020-07-07 京都大学 山本哲史 理学研究科助教、益田玲爾 フィールド科学教育研究センター教授、深谷肇一 国立環境研究所特別研究員、近藤倫生 東北大学教授、南憲吏 島根大学助教、笠井亮秀 北海道大学教授、宮下和士 同教授、源利文 神...
細胞遺伝子工学

全国のソメイヨシノの花びらに付着したDNAを解析し、環境中に存在するDNAの由来を調査

2018-03-19 国立遺伝学研究所 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS) 生命ネットワーク研究室・有田研究室 Collaborative environmental DNA sampling from petal su...
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