福井大学

医療・健康

洗剤に含まれる界面活性剤が喘息様気道炎症を誘導するメカニズムを解明 ~生活環境中の埃にも一定量の界面活性剤が存在することも明らかに〜

2023-05-16 国立成育医療研究センター 国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区大蔵、理事長:五十嵐隆)免疫アレルギー・感染研究部の森田英明室長、松本健治部長、福井大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科の齋藤杏子医師、藤枝重治教授...
医療・健康

スギ花粉症の治療法「舌下免疫療法」の効果を予測する遺伝子型を発見

2022-04-05 福井大学,筑波大学,日本医療研究開発機構 本研究成果のポイント スギ花粉舌下免疫療法(注1)を行っているスギ花粉症患者において、HLA遺伝子型(注2)のうち、HLA-DPB1*05:01遺伝子型を保有する患者は、保有し...
医療・健康

慢性痛発症の「グリアスイッチ」発見~難治性疼痛の治療法開発と脳回路の基本原理解明に期待~

2022-03-24 生理学研究所 概要 山梨大学医学部薬理学講座及び同山梨GLIAセンターの小泉修一教授及び医学部医学科5年生檀上洋右さんらのグループは、原因や治療法が不明な慢性痛である「神経障害性疼痛を引き起こす「スイッチ」を発見しまし...
医療・健康

マルトリーメント児に多く見られるオキシトシン遺伝子のDNAのメチル化は対人関係に関わる脳ネットワークに関与

マルトリートメント(不適切な養育、虐待など)を受けて育った子どもでは、オキシトシンペプチドの設計図となる遺伝子(DNA)配列の一部領域が、一般の同年代の子どもに比べて、より化学修飾(DNAメチル化)され、オキシトシンの働き方が異なっている可能性があることを解明しました。
医療・健康

塩味受容にはCl⁻が必要?~クロライドイオンが奏でる塩味の秘密~

機能未知であった膜タンパク質TMC4が塩味受容に関与する電位依存性クロライドチャネルであることを発見した。塩味の受容において、クロライドイオンの関わるメカニズムの一端を明らかにした。
医療・健康

瞳に現れるカオスの解読~瞳孔径の時間的複雑性から覚醒や注意機能を担う脳活動を推定~

瞳孔径の時間的な複雑性と左右瞳孔の非対称性の解析により、覚醒や注意機能を担う脳活動をリアルタイムに推定する新しい技術を開発した。
医療・健康

先天性無歯症に対する分子標的薬の開発~USAG-1を標的分子とした歯再生治療~

2021-02-15 京都大学,福井大学,日本医療研究開発機構 概要 これまで先天性無歯症1)には成人以降に義歯や歯科インプラントによる人工歯を用いた代替治療が施行されてきました。根治的な治療として歯の再生治療の開発が望まれていましたが、細...
医療・健康

精子形態異常を伴う不妊マウスの原因を解明~プロタミン分子の56番セリンの脱燐酸化は精子の成熟に重要

2019-03-27 京都大学 伊藤克彦 医学部附属病院准教授、近藤玄 ウイルス・再生医科学研究所教授、宮地均 同技術専門員、菅井学 福井大学教授、千葉大学らの研究グループは、精子の成熟にプロタミン分子の脱燐酸化が重要である事を見出しました...
医療・健康

ADHDの脳構造の特徴を人工知能により解明し、遺伝子多型の影響を発見

2018/12/03  福井大学,科学技術振興機構 ポイント ADHD(注意欠如・多動症)児の脳構造の解析において人工知能(機械学習)を導入し、ADHD児には特定の脳部位に特徴があることを高い精度(約80%)で明らかにした。 これらの脳部位...
医療・健康

子育て中の母親ら養育者の抑うつ気分を見える化して子育て困難の予防を図る

社会脳の活動を計測し養育ストレスが深刻化する前兆を早期発見する評価法の開発 2018-02-05 福井大学,科学技術振興機構(JST) ポイント 子育て中の養育者の抑うつ気分に関連して相手の気持ちを推測する能力に関わる脳部位の働きが低下する...
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