医療・健康 体温を調節するマスター神経細胞を同定 ~体温・代謝の制御機構の全貌解明と新たな肥満治療技術の開発に可能性~ 2022-12-24 名古屋大学,順天堂大学,科学技術振興機構ポイント 視索前野のEP3ニューロン群の活動が暑熱環境で高まり、発熱メディエーターによって抑制されることを見いだしました。 視索前野のEP3ニューロン群は恒常的な抑制信号を出して... 2022-12-26 医療・健康
医療・健康 高度線維化を伴う難治がんに対する 免疫チェックポイント阻害剤の効果を高める治療標的を解明 ~ストローマル・リプログラミングによるがん治療開発に向けて~ 2022-12-22 熊本大学,科学技術振興機構ポイント がん関連線維芽細胞(CAFs)における血小板由来増殖因子(PDGF)-PDGF受容体(PDGFR)シグナル活性化による線維化腫瘍では免疫細胞の腫瘍内浸潤が少なくなり、免疫チェックポイ... 2022-12-22 医療・健康
有機化学・薬学 脂質の二重結合位置を見極める新たな構造解析手法の開発 ~質量分析と情報科学で脂質代謝メカニズムの解明に貢献~ 2022-12-19 理化学研究所,慶應義塾大学,科学技術振興機構理化学研究所(理研)生命医科学研究センター メタボローム研究チームの内野 春希 大学院生リサーチ・アソシエイト(慶應義塾大学大学院 薬学研究科 博士課程4年)、津川 裕司 客... 2022-12-20 有機化学・薬学
医療・健康 ”光濃縮”で がん細胞を狙い撃ち ~細胞内導入に必要な薬剤量を100分の1に~ 2022-12-16 大阪公立大学,科学技術振興機構ポイント 光誘導加速により、がん治療に有用な分子を濃縮し、狙った細胞内に導入。 細胞内小器官の染色試薬を従来の1000分の1の濃度で狙った細胞に導入し、染色。 細胞死を起こす薬剤を従来の1... 2022-12-16 医療・健康
医療・健康 酵素受け渡しによるがん関連糖鎖の新たな改変機構を解明 ~がん細胞は糖鎖合成酵素GnT-Vを小胞に乗せて分泌する~ 2022-12-07 岐阜大学,名古屋大学,科学技術振興機構ポイント 糖鎖合成酵素GnT-Vが作る糖鎖は、がんの進行に関わることが知られている。 がん細胞が放出する細胞外小胞にはGnT-Vが多く含まれている。この小胞を受け取った細胞にGnT... 2022-12-07 医療・健康
有機化学・薬学 ホルマリン漬けから着想した小分子可視化法 ~医薬品開発効率化につながる新たな戦略~ 2022-12-02 京都大学,科学技術振興機構京都大学 大学院工学研究科の浜地 格 教授、野中 洋 同特定准教授、美野 丈晴 同博士課程学生らの研究グループは、医薬品の多くを占める小分子が実際の動物体内でどのように移動するかを明らかにする... 2022-12-02 有機化学・薬学
生物工学一般 細胞運動能の起源と進化に迫る ~自ら動く『最小の』生命体を作り出すことに成功~ 2022-12-01 大阪公立大学,産業技術総合研究所,科学技術振興機構ポイント 最少の遺伝情報のみで生きる合成細菌に、運動装置となるたんぱく質を導入。 球状であった合成細菌が、らせん形状になり泳ぐことを確認。 いまだ明らかでない細胞運動能... 2022-12-01 生物工学一般
細胞遺伝子工学 進化情報をAIがとらえ酵素機能をデザイン可能に ~機械学習で酵素の基質選択性を設計する新技術~ 2022-11-03 大阪大学,科学技術振興機構ポイント 酵素の基質・補酵素特異性をつかさどるアミノ酸残基を人工知能により推定する手法を開発 進化過程で保存されてきたアミノ酸配列をひも解くことで機能に関わるアミノ酸残基の推定が可能に 酵素が... 2022-11-04 細胞遺伝子工学
生物工学一般 生体外で高効率に長毛を生み出す毛包オルガノイドの作製技術を開発 ~白髪や脱毛症の治療薬開発、毛髪再生医療に期待~ 2022-10-24 神奈川県立産業技術総合研究所,横浜国立大学,科学技術振興機構ポイント 生体外で高効率(~100パーセント)に毛幹を生み出せる毛包オルガノイドの作製に成功した。 毛幹の長さは3ミリメートルに達し、ピンセットで操作できる長... 2022-10-24 生物工学一般
有機化学・薬学 光の力で抗原抗体反応を加速 2京分の1グラムの微量たんぱく質を3分で検出成功 2022-10-06 大阪公立大学,科学技術振興機構ポイント 光の力により、分子認識機構の一種である抗原抗体反応を加速する新原理を発見。 レーザー光を3分照射するだけで数十アトグラムの極微量たんぱく質を検出可能。 がん、認知症、感染症などさ... 2022-10-11 有機化学・薬学
医療・健康 体を隅々まで照らす新規生体光デバイス・システムを開発 血管内治療技術を応用した光照射デバイス・システム(ET-BLIT)開発に成功 ~さまざまな光治療技術の臨床応用に道を切り開く~ 2022-10-06 名古屋大学,科学技術振興機構ポイント 光と薬剤、あるいは光のみをがんなどの治療に応用する研究開発は盛んに行われる一方、その開発の中心は光感応薬剤側が主となっており、臨床使用を考えた場合、光を確実に患部に届ける技術が求め... 2022-10-06 医療・健康
有機化学・薬学 睡眠に関わるたんぱく質リン酸化酵素の働きを解明 ~入眠の促進と目覚めの抑制を異なる状態で制御~ 2022-10-05 科学技術振興機構,東京大学,理化学研究所ポイント たんぱく質リン酸化酵素のCaMKIIβには睡眠を促進する働きがあることを明らかにしてきましたが、その睡眠制御の詳しい機構は不明でした。 CaMKIIβは、自身のリン酸化... 2022-10-05 有機化学・薬学