認知症

医療・健康

手術不要の脳刺激が認知症の新たな治療法となる可能性(Surgery-free brain stimulation could provide new treatment for dementia)

2023-10-19 インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL) ◆ロンドン帝国大学の科学者は、脳を刺激する新しい方法の開発とテストを主導し、アルツハイマー病などの脳疾患に対する代替治療法を研究しています。 ◆この方法は「時間干渉法(TI)...
医療・健康

パーキンソン病や認知症の原因タンパク質が血液検査で検出可能に~α-シヌクレイノパチー病態解明への期待~

2023-05-30 順天堂大学 順天堂大学大学院医学研究科神経学の服部信孝教授 (理化学研究所脳神経科学研究センター 神経変性疾患連携研究チーム チームリーダー併任)、波田野琢先任准教授、奥住文美准教授、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科組...
医療・健康

ドラム演奏で簡単に認知症重症度をスクリーニング~認知症があっても「できること」で機能評価~

2023-05-25 東京大学先端科学技術研究センター 発表のポイント ドラムの跳ね返りとリズム反応機能を利用することで、認知症があっても認知機能に関連のある上肢運動機能を測定できる方法を開発しました。 グループでドラム演奏している時の腕の...
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有機化学・薬学

認知症に関連する脳卒中を既存の薬で治療できる可能性がある(Existing drugs could treat strokes linked to dementia)

2023-05-24 エディンバラ大学 ◆脳梗塞後の障害的な結果を改善するため、既に心臓と循環器疾患の治療に使用されているイソソルビドモノニトレートとシロスタゾールが、安全に有効であることが研究により明らかにされた。 ◆両薬は組み合わせて使...
医療・健康

認知症の犬における睡眠阻害の役割について新たな研究成果を発表(New Study Looks at Role of Sleep Disruption in Dogs With Dementia)

2023-04-28 ノースカロライナ州立大学(NCState) 米国の研究チームは、犬の認知症患者も同様に睡眠障害に悩まされていることを発見した。 研究チームは、NC州立大学の高齢犬を対象に脳波測定を行い、睡眠中の脳波と認知症の徴候との相...
医療・健康

社会的相互作用が認知症リスクを低減し、長寿をもたらす(Social interaction reduces dementia risk and increases longevity: study)

2023-04-28 ニューサウスウェールズ大学(UNSW) シドニーのUNSWの健康な脳老化センター(CHeBA)の新しいメタ分析研究によると、愛する人と過ごす時間は、高齢化に伴う健康上の利益をもたらす。 研究者は、65歳以上の人々を長期...
医療・健康

認知機能障害および認知症の予測に役立つ血液バイオマーカーを特定(Scientists from NUS and NUHS identify predictive blood biomarker for cognitive impairment and dementia)

2022-12-19 シンガポール国立大学(NUS)  シンガポール国立大学(NUS)と国立大学医療システム(NUHS)の研究者による最近の研究で、血漿中のエルゴチオネイン(ET)レベルが低いと、認知障害や認知症のリスクが高まることを予測で...
医療・健康

免疫細胞は脳の健康と認知を守るのに役立つ(Immune cells help protect brain health and cognition)

脳に存在する免疫細胞は、神経細胞の健康を支える重要かつ意外な役割を担っていることが、新しい研究で明らかにされました。 Immune cells found in the brain play a vital and surprising r...
医療・健康

一緒にダンス?認知症患者や介護者を音楽で癒す研究(Dance with me? Study uses music to soothe dementia patients and caregivers)

2022-08-02 ペンシルベニア州立大学(PennState) According to Penn State College of Medicine researchers, a person’s own memories of mu...
医療・健康

甲状腺の問題は認知症リスクの増加につながるとの研究結果(Thyroid problems linked to increased risk of dementia, study finds)

2022-07-13 ブラウン大学 ブラウン大学ウォーレン・アルパート医学部の研究者が中心となって台湾の患者を対象に行った調査では、甲状腺機能低下症と高齢者の認知症との間に関連性があることが示されました。 甲状腺機能低下症と呼ばれる高齢者は...
医療・健康

細胞の持つ掃除機能が、毒性を示すタンパク質凝集体から脳神経細胞を守ることを発見~認知症の発症や進行の抑制に重要な手がかり~

2022-06-04 量子科学技術研究開発機構 発表のポイント 認知症モデルマウス1)で、細胞内のタンパク質凝集体をオートファジー2)による分解に導くタンパク質p62を欠損させると神経細胞に対する毒性が高いタウオリゴマー3)が脳に蓄積し、脳...
生物化学工学

「友達」を記憶する、海馬の神経活動パターン~なぜ自閉症は友達を記憶しづらいのか?~

「友達についての記憶」を思い出している時に、記憶を貯蔵する海馬のニューロンがどのように活動をしているのかを、マウスを用いて明らかにしました。起きている時も寝ている時も、友達を思い出す時には、いつも決まった組み合わせのニューロンの集団が、決まった順番で活動していました。さらに友達を覚えづらい自閉症スペクトラムでは、この脳活動のパターンが乱れていることを発見しました。
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