日本初記録のスカシバを発見~カジノキヒメスカシバを松山市で発見~

ad

2023-03-15 愛媛大学

愛媛大学大学院農学研究科 吉冨博之准教授は、環境科学NT株式会社の矢田直樹氏、名城大学名誉教授の有田豊氏と共に、カジノキヒメスカシバ (チョウ目,スカシバガ科)を愛媛県で発見し、記録しました。本種は中国や台湾に分布するスカシバガの一種で、日本では未記録の種になります。幼虫の食樹はカジノキで、カジノキは西南日本に広く分布することから、他地域でも発見される可能性があります。

本研究成果は、日本蛾類学会の学会誌「TINEA」にて、2023年2月発行の26巻4号に掲載されました。

日本初記録のスカシバを発見~カジノキヒメスカシバを松山市で発見~
愛媛県で発見されたカジノキヒメスカシバ

掲載誌
TINEA, 26巻4号 (2023)

題名
Discovery of Tinthia cuprealis (Moore, 1877) (Lepidoptera, Sesiidae) in Shikoku, Japan
(和訳:四国からTinthia cuprealis (Moore, 1877)カジノキヒメスカシバ(新称)を発見)

著者
Yata, N., H. Yoshitomi & Y. Arita(矢田直樹・吉富博之・有田豊)

詳しい資料は≫

本件に関する問い合わせ先
愛媛大学大学院農学研究科(愛媛大学ミュージアム兼任)
准教授 吉冨 博之

生物化学工学
ad
ad
Follow
ad
タイトルとURLをコピーしました