無細胞系を利用したスクリーニングにより新しいジベレリン受容体アゴニストを単離 ~新しいジベレリン様活性を持つ化合物の単離に成功~

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2023-05-09 愛媛大学

このたび、愛媛大学プロテオサイエンスセンター 野澤 彰 准教授、澤崎 達也 教授らの研究グループは、植物ホルモンであるジベレリン*の受容体に対する新規アゴニスト分子「ジフェガラクチン」の単離に成功しました。コムギ無細胞系を利用した化合物スクリーニングによって単離されたジフェガラクチンはブドウ、レタス、みかんなど様々な植物に対してジベレリン様の活性を示すことが確認されました。また、ジフェガラクチンはジベレリン受容体の中でも主にB型の受容体に作用することから、植物ゲノム上に複数種類存在するジベレリン受容体の役割分担を解明する研究にも役立つことが期待されます。
この研究成果に関する論文は、令和5年5月9日(火)18時(日本時間)に Communications Biology 誌に掲載されました。

*植物の成長、発芽、花芽の形成、果実の肥大促進など多くの生理現象にかかわる植物ホルモン

日時

令和5年5月10日(水)14時00分~ (受付 13時30分~)

場所

愛媛大学学術支援センター応用タンパク質研究支援部門4F 会議室

会見者

プロテオサイエンスセンター長 澤崎 達也(さわさき たつや)
プロテオサイエンスセンター准教授 野澤 彰(のざわ あきら)

プレスリリース資料はこちら(PDF 1,963KB)

本件に関する問い合わせ先
プロテオサイエンスセンター

生物化学工学
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