乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)とは、それまで元気だった赤ちゃんが、睡眠中に突然死亡する病気です。窒息などの事故とは異なり、原因が分かっていません。平成29年は0歳児の死亡原因の第4位となっています。
厚生労働省によるとSIDSの予防方法は確立していませんが、以下のポイントを守ることにより、発症率が低くなるという研究データがあります。
- 1歳になるまでは、寝かせるときはあお向けに寝かせましょう
医学上の理由でうつ伏せ寝を勧められている場合以外は、あお向けに寝かせましょう。この取組は、睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。 - できるだけ母乳で育てましょう
母乳育児が赤ちゃんにとっていろいろな点で良いことはよく知られています。できるだけ母乳育児にトライしましょう。 - たばこをやめましょう
妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。
毎年11月は、厚生労働省が主唱するSIDS対策強化月間です。詳しくは下記の厚生労働省のウェブサイトをご覧ください。
担当:消費者安全課