ODA(Strengthening Infectious Disease Prevention, Control and Response in Amhara Region)
- 国名 エチオピア [協力地域地図]
- 協力期間 2008年1月~2015年1月
- 事業 技術協力
- 課題 保健医療
プロジェクトの紹介
エチオピアでは、しばしば感染症が大流行していましたが、特にアムハラ州では、マラリアや髄膜炎で、年間約14,000人が命を落としていました。同国政府は、感染症に対し早期に的確な情報を把握する体制を構築するため、「包括的疾患サーベイランスと対応(IDSR)」という戦略を導入、国や州レベルでは適切に実施される一方、郡やコミュニティレベルでは取り組みが十分に進んでいないことが指摘されていました。この協力では、アムハラ州の3県の保健施設およびコミュニティを基点とした感染症サーベイランス・システムの構築およびその運営能力の向上を支援しました。その結果、対象地域の保健局および保健事務所の7割以上において、郡から州への疾病データ収集システムが機能し、感染症の急増に対しても適切な対応が行われる状況となっています。
協力現場の様子
キャプション
- エビナット郡クラスターミーティングの様子
- アマリットヘルスセンター(HC)での顕微鏡検査の様子
- アムハラ州検査室
- エビナット郡のヘルスセンター
- メチャ郡のケベレでの月例会
- 北ゴンダール県のケベレの月例会
- データを編集する公衆衛生緊急事態チーム
- 保健普及員及びコミュニティ保健員向けサーベイランス・ガイド
事業評価情報
報告書(JICA図書館ポータルサイト)