弾性圧迫グローブ・ストッキングを用いた圧迫療法による化学療法誘発性末梢神経障害発症軽減の臨床研究を開始します

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2021-07-15 京都大学

戸井雅和 医学研究科教授、川口展子 医学部附属病院特定病院助教、露木茂 大阪赤十字病院乳腺外科主任部長らの研究グループは、タキサン系抗がん剤投与後の副作用で患者の生活にダメージを与えている化学療法誘発性末梢神経障害(Chemotherapy-Induced Peripheral Neuropathy: CIPN)の予防・軽減を目的とした乳がん患者に対する臨床研究を開始します。

CIPNは、有効性の高いタキサン系や白金製剤などの抗がん剤投与後、半数以上の患者においてみられる手や足のしびれと表現される副作用です。歩けない、箸が持てない、びりびり痛むなど、日常生活に影響する中等度以上の強いしびれ(末梢神経障害)を生じる患者も一部おり、治療を中断せざるを得ない場合や、がんは治っても一生涯しびれが残る場合があることが大きな問題となっています。

露木主任部長らは、2016年に、抗がん剤投与の前後に手術用手袋で手を圧迫することでCIPNが大幅に軽減されることを見出しており、今回、手足のサイズに対応した反復使用可能な弾性圧迫グローブ・ストッキングを開発しました。その有効性と安全性を確認すべく、全国12施設が参加のうえ、多施設共同観察研究を開始することになりました。

弾性圧迫グローブ・ストッキングを用いた圧迫療法による化学療法誘発性末梢神経障害発症軽減の臨床研究を開始します

弾性圧迫グローブ(左)弾性圧迫ストッキング(右)

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